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コンギクについて育て方や情報

コンギクについて育て方や情報

コンギクはノコンギクの自生品種の中から選ばれた、古来より観賞用に栽培されてきた歴史ある園芸品種のひとつに数えられます。秋に、濃青紫色と黄色い筒状の小さな花を沢山咲かせる多年草です。耐寒性・耐暑性がともに高く、非常に丈夫であるため育てやすく、好んで庭や庭園に栽培されることが多いです。葉は緑色をしており、形は披針形です。園芸品種の元となるノコンギクより青色が濃く、咲かせる数も多いです。ヨメナにも似ているものの、枝分かれが少ないヨメナに対して、コンギク・ノコンギクは枝分かれが多いのが特徴となっています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

植物分類の特徴

コンギクの植物分類上の特徴としては、キク科シオン(アスター)属の多年草です。耐寒性・耐暑性ともにすぐれており、草丈は40~100cmまで伸びて、花の色は青紫色であり、径は2〜3cmほどとなっています。

原産国の特徴・同様の原産国の植物紹介

コンギクの原産国は、キク・ノコンギク同様、日本となります。全国的に見られ、本州・四国・九州に広く分布しています。同じ日本原産の植物としては、北海道から九州まで広く分布して7〜10月に咲かせて胃腸にきく薬としても用いられるフウロソウ科のゲンノショウコ、同じく日本全国で見られて晩夏から秋にかけて咲かせるザクロソウ科のザクロソウ、5月に咲かせるピンクが鮮やかなツツジ科の植物であるサツキやツツジ、秋に赤く彩る風物詩としても広く知られているカエデ科のモミジなど、さまざまな植物が日本原産として挙げられます。

同時期に開花する花の種類や特徴

コンギクの開花時期は10~12月です。同じ時期に咲く植物としては、秋の軒先・町中に心地よい香りを漂わせるキンモクセイがあります。モクセイ科モクセイ属に属しており、9月下旬から10月にかけて咲かせますが、雨が降るとすぐに散ってしまいます。他にも、10月には野原・草原を黄色に彩るセイタカアワダチソウ、ツバキの仲間であり庭木によく用いられるサザンカ、サクラソウ科に属しており鮮やかなピンク・赤の姿が美しいシクラメン、オレンジ色の果物の実をつけることでもおなじみのバラ科の植物であるビワなど、さまざまな種類の植物が挙げられます。

花言葉を使う時のサンプル

コンギクの花言葉は「秘めた恋」です。美しく可憐に咲き、さほど草丈は大きくもなく目立たない場所に咲かせ、色も赤やピンクといった派手な色でなく青紫色にしっとり咲かせるさまが、日本人の奥ゆかしいイメージを誘うのでしょう。

花・植物についてのコメント

人気のある園芸品種でありながらも、野原のあちこちでも見かけることのできる、野菊の代表的存在とも言えます。園芸店やフラワーショップなどの店頭で良くみかける他の園芸品種としては、濃い紫色を有している「ユウバエ(夕映え)」、桃色・ピンク色が映える「モモヤマ(桃山)」などさまざまな園芸品種が作り出されつつ、山野草として出回っています。本来は多年草であるため、普通の野山では植え替えをしなくても毎年同じように株が育ち咲きますが、庭で栽培する場合は日当たりなど条件をきちんと揃わないと株が痩せていくため注意が必要です。

簡単な育て方・栽培方法

簡単な育て方のポイントとして、植え付けは秋・株分けと植え替え期は春となっています。庭に地植えする際は、深さ30cmほどの穴を掘って、腐葉土を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植え付けましょう。日当りの良い場所を好み、育ってくれば肥料も必要ありません。耐久性が高く、環境さえ整えてやればあまり手をかけなくても良く育ちます。

この植物に関してのまとめ

キクの仲間であり、野菊の園芸品種としても知られるコンギクのまとめとして、暑さ・寒さに強い多年草であり、日当りさえ気をつけてやれば手をかけなくてもよく育つため、庭の彩りとして人気のある植物です。増やし方としては、挿し木で増やす方法の他、枯れた花や果実を軽くすりつぶして種として土にまくことで種まきとなります。水やりは、発芽までの間は絶えず湿っている状態を維持しなければなりませんが、ある程度成長すれば、土が乾燥すれば水をたっぷりやる、という循環で大丈夫になります。9月終わり頃から10月頭にかけてつぼみを付け始め、やがて華やかに咲かせてくれるでしょう。

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