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ネモフィラの育て方・栽培・家庭菜園

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ネモフィラの育て方・栽培・家庭菜園

北アメリカで10数種類以上分布し、花が咲いた後に枯れる一年草です。草丈はあまり高くなることはないのですが、細かく枝分かれしてゆく特性があり、横方向に良く茂ります。小さな可憐な花は青空のようなピュアなブルー、白、黒に近い濃い紫色などがあり、満開になると株を覆い尽くすくらいの花をびっしりとつけます。

ネモフィラの育て方・栽培・家庭菜園のマメ知識ネモフィラの育て方・栽培・家庭菜園のマメ知識

ネモフィラの育て方

ネモフィラは秋に種をまくと春に花を咲かせることができます。草丈はあまり高くはなりませんが、細かく枝分かれして横の方向に向けて良く茂り、複数の株を植えると、満開になるととても見事に花壇を覆い尽くします。乾燥気味で肥料も少なめにした方が丈夫な株に育ちます。

育てる時にあまり手はかからないのですが、枯れた花や葉などはこまめに取り除いて、いつもきれいな状態にしておくようにします。また、葉っぱが茂りすぎて込み合うようなら、茎をところどころ間引いてやることで風通しを良くするようにします。風通しが悪くなって湿気で株が蒸れてしまうと病気にかかりやすくなります。

日当たりの良い場所で育てることが大切で、耐寒性は比較的あるので、霜や凍結などに気を付けて管理してやれば庭で越冬させることもできます。気温が暖かくなると茎が一斉に伸びるので、冬でも室内には取り込まないほうが良いと言えます。暑さには弱いのですが、一年草で、春に花を咲かせた後には枯れてしまうためあまり関係ありません。


ネモフィラは乾燥気味の土壌を好むため、土の表面が乾いて白くなってから水を与えるようにします。水をやり過ぎると葉や茎が徒長したり、歯が蒸れて腐ったりします。土が乾いた時だけ水を与えればよいのですが、その時花に水がかかると傷んでしまうので注意するようにします。

開花中に雨の降る日はできれば軒下や屋根のあるベランダなどに取り込むようにします。肥料に関しては、春と秋に月に1から2回程度液体肥料を与えるようにします。窒素分の多い肥料を与えるのは控えめにして、追肥を中心にして育てるようにします。本葉が出たら、500倍から1000倍に希釈した液体肥料を施します。


水や肥料を与えすぎると茎や葉が茂りすぎて、姿が大幅に乱れてしまうので、やや厳しくシビアに育てたほうが大きさもある程度コンパクトにまとまるようになります。水はけの良い用土が適しているので、鉢植えにして楽しむなら小粒の赤玉土が6に対し、腐葉土を4の割合で混ぜた土などが適しています。

ネモフィラは花後に枯れてしまう一年草のため、植え替えの必要はありません。苗を購入した場合は、冬の寒さで霜が降りるまでには植え付けを行うようにして、十分に根を張らせておくと、春からの生育と花つきがよくなります。

ネモフィラの殖やし方

増やすときには、基本的には種付けで育てます。ネモフィラの苗はやや異色がしづらいので、庭やプランターに直接まいて、間引きしながら育てるようにします。間引きするときには、間隔が広めだと感じるくらいでちょうどいいと言えます。

冬にはあまり成長しないのですが、春になって暖かくなると一気に成長をはじめ、大きく横に広がるように育ってゆきます。もしも家庭で花壇やプランターがほかの植物で詰まっている場合には、ビニールポットに仮植して、その後ある程度大きくなった株を、春になってから植え付けるという栽培方法もあります。

植えつける際には、なるだけ根を切らないように慎重に、そして丁寧に植え付けるように気を付けます。本葉が5枚前後で、根がまだ回りきらない時期に植え付けするのがおすすめです。植え付けが遅れてしまったことで根詰まりを起こした苗は、植え付けた後の生育が極端に悪くなってしまうので、育て方のポイントとしては植え付けの適期を見逃さないようにすることが大切です。

種付けに適しているのは9月下旬から10月ごろです。ネモフィラを種付けによる育て方をする場合には、発芽温度の20度前後が平均気温になる時期を選ぶのが適当なので、彼岸花の咲く9月下旬ごろが適していると言えます。

夏の季節でも気候の涼しい寒冷地では、春に種付けをして夏に花を楽しむという栽培方法もできます。横に広がって伸びてゆく性質を利用して、ハンギングバスケットなどに用いる場合でも、できれば単植した方がよりネモフィラの魅力を引きだすことができます。

春から初夏にかけてのさわやかな季節に花を咲かせるので、チューリップやクリサンセマムなどと一緒に組み合わせる育て方をしてやると、とても春らしい雰囲気を楽しむことができます。そして一つ一つの花が小ぶりで可憐な姿で咲くタイプなので、花が終わって花がら摘みをするときには、できれば一輪ずつ刃先の細いはさみで切り取るのが理想です。

ネモフィラの栽培時にかかりやすい病害虫

ウドンコ病は、葉や茎の表面の部分が白い粉のようなカビでおおわれる病気です。病気を見つけたら早めに殺菌剤をまいて、病気が広がるのを抑えるようにします。灰色カビ病は湿気の多い状態になると発生しやすい病気です。菌によって起こる病気で、葉や茎などが溶けるようにして腐ってしまう病気です。

そのため葉や茎が込み合ってきたら適宜間引きをしてやるようにして、傷んだ花や葉などはこまめに取り除くように心がけます。また、害虫の被害はあまり多い方ではないのですが、栽培中にアブラムシが発生することがあるので薬剤で防除するようにします。

ネモフィラの歴史

北アメリカで10数種類以上分布し、花が咲いた後に枯れる一年草です。草丈はあまり高くなることはないのですが、細かく枝分かれしてゆく特性があり、横方向に良く茂ります。小さな可憐な花は青空のようなピュアなブルー、白、黒に近い濃い紫色などがあり、満開になると株を覆い尽くすくらいの花をびっしりとつけます。

属名のネモフィラという名前は、ギリシャ語の森を意味するネモスと愛するという意味のフィレオの2語からなり、森林の周辺に自生する花であることにちなんで名づけられたと言われています。ネモフィラは英名をbaby blue eyeといい、原産地アメリカの赤ちゃんの瞳のように青く澄んだ花という意味があるようです。日本では大正時代の初めに渡来したという歴史があり、和名は瑠璃唐草と呼ばれていました。

ネモフィラの特徴

ネモフィラは森の妖精とも例えられるような澄んだブルーの花が可憐に咲きます。春の花壇やコンテナを使った寄せ植えなどにも多く利用されており、細かく切れ込んだ葉がびっしりと茂り、自然に分岐して、大きくこんもりと成長してゆきます。株張りは20センチメートル以上にもなり、鉢やコンテナの縁の部分からあふれるようにたっぷりと咲かせると見事な花です。

ネモフィラ属には18種類がありますが、栽培されているのは、美しい水色のN・メンジェンシーと、その変種の2種類、そしてファイブスポットと呼ばれるマクラタ種です。原産地は北アメリカの西部で、開花は4月から5月、ポット苗は2月から3月ごろに流通します。花が咲いた後には枯れてしまう一年草名で、耐寒性にはやや弱く、耐暑性にも弱いという特徴があります。

グラウンドカバーにできる特性があり、茨城県にある国立の広大な海浜公園の群植は、山の斜面すべてを青い可憐な花が覆い尽くす圧巻の景色を楽しむことができます。主な原種は、花の中心部分がくっきりと白く、花壇のアクセントとしても人気の高いネモフィラメンジェシー、メンジェシーの変種ディスコイダリスの品種です。

また、やや小輪の黒に白い色の縁取りが特徴的なペニーブラック、メンジェンシーの変種アトマリアの品種で、白い花に細かい斑点が散らばるように入るのが特徴のスノーストーム、ファイブスポットと呼ばれるように、カリフォルニアの森林周縁が生息地で、草丈は30センチほどになり、花は白で花弁の先端に青色の丸い斑点が5つある姿からファイブスポットという英名をもつネモフィラマクラータなどがあげられます。

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