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ベニサラサドウダンの育て方・栽培・家庭菜園

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ベニサラサドウダンの育て方・栽培・家庭菜園

ベニサラサドウダの大きさは、2メートルから大きいもので5メートル程度にまで生長します。若い枝は無毛で、その葉の長さは、おおよそ3ミリから10ミリ程度となっています。葉柄をもって枝先に集まって互生するのですが、まるで花の上で手を広げているかのような外観をしています。

ベニサラサドウダンの育て方・栽培・家庭菜園のマメ知識ベニサラサドウダンの育て方・栽培・家庭菜園のマメ知識

ベニサラサドウダンの育てる環境について

自生している環境が亜高山帯の低木林の中や、湿原周辺が多いことから、ある程度湿り気が多い場所を好む傾向にあります。鉢植えや庭植え等で育てる場合には、ある程度風通しがあって、日当たりの良い場所が望ましいのですが、夏の日差しには十分注意してください。あまり強い日が当たり過ぎてしまうと、葉焼けを起こしてしまうことがあるためです。

ベニサラサドウダンと言えば、その房のように密集して咲き誇る紅色の花の美しさに、ついつい気を取られてしまいがちになるのですが、実のところ、観葉植物としても人気があります。花が咲いていない時期であっても、美しい緑の沢山の葉が、上に向かって手を広げるようになっている様子は、それだけでも観賞用に素晴らしいものであるということを知っておきましょう。

寒さには強い方ではあるのですが、冬場の強い寒風は避ける方が望ましいです。花が咲くのは、他のツツジと同じく5から6月にかけての時期となります。花が終わったら、すぐに剪定に入るようにすると良いでしょう。夏になるころには、来年の春に開花する花芽が作られ始めてしまいますので、のんびりしていると、

枝を切るつもりが、花芽ごと切り落とすことになってしまいます。そうなってしまうと、当然、翌年の花が見られなくなりますので注意してください。花が終わった直後であれば、多少大きく刈りこんでしまったとしても、翌年の開花にあまり影響はありません。その点だけ注意していれば、また美しい花を見ることができるようになります。

ベニサラサドウダンの種付けや水やり、肥料について

種から育てることもできるのですが、一般的に育て方として苗木から育てます。土壌としては、保湿性のある有機質に富んだ土が適しています。庭等に植え付ける場合には、そこにあらかじめ腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおくようにしましょう。腐葉土は店頭で購入することができますが、自分で作ることも可能です。

秋の落ち葉や、剪定の時に出たくず等を原料にすることによって、一年を通して作ることが可能です。多少の時間と手間はかかりますが、落ち葉などをゴミとして出すこともなく、庭先の狭い場所を使って作ることができるので、ちょっとしたエコロジーにもなります。作り方も特に難しいものではなく、大き目のプラスチックバケツ等に、

落ち葉等を入れ、足で踏み固めながら、詰め込めるだけ詰め込んで、上から重石を乗せておくだけです。そのまま雨が当たらない場所で半年程度放置しておけば、オリジナルの腐葉土を作ることができます。ベニサラサドウダンを鉢植えにする場合には、赤玉土(小粒)か鹿沼土6と腐葉土4の割合で混ぜた土を使用すると良いでしょう。

水は1日1回を目安に与えるようにしますが、過湿になってしまうのは禁物です。特に鉢植えの場合には、土の表面が乾くのを確認するまで水を与えない様にしてください。ただし夏場の暑い時期は、すぐに土が乾いてしまうので、土の状況を確認しながら朝夕2回与えるようにしてあげてください。肥料は、春と秋に遅効性肥料の置き肥を行い、薄い液肥を適宜与えるようにしましょう。

ベニサラサドウダンの増やし方や害虫について

増やし方としては、挿し木で増やして栽培することが可能です。適期としては、新しい枝が十分に充実した5月から6月頃にかけてが良いでしょう。今年伸びた新しい枝を付け根からハサミを使わないで、直接手でもぎ取ります。その後、下の方の葉を取り除いて、赤玉土や鹿沼土を入れた鉢に挿しておけば完了です。

直射日光の当たらない場所で、乾かさないように注意しながら管理します。風通しも良くなるように注意しておきましょう。順調に管理を続けていけばおおよそ2ヶ月程度で根が生えてきます。そのまま翌年の春に植え付ける時期になるまで育てます。植え付けについては、落葉期が最もお勧めです。厳寒期は避けるようにしてください。

細い根が広く張っていくので、植え穴を掘る際には、大きめにして堆肥や腐葉土を混ぜ込んだ後に、深植えにならないよう注意します。葉やけしてしまう程、日が当たるのは良くありませんが、基本的には、日当たりの良い場所を好みます。半日陰の場所でも良いでしょう。あまり暗いと、秋の紅葉を楽しむことができなくなってしまいます。

冬期は落葉しますが、耐寒性もあるので特に防寒対策等を行う必要はありません。病害虫については、カイガラムシやハダニアブラムシ、カイガラムシに注意を払うようにしましょう。風通しを良くした方が良いというのは、こうした害虫や病原菌が定着してしまうのを避けるためにも重要なポイントです。

発見次第、手で取り除くか薬剤などを散布して対応するようにしましょう。カイガラムシに対しては、薬剤が効きにくいので、なるべく被害が小さい早期に発見して、枝葉を傷めないようにブラシや布等でこすり落として駆除するようにします。ハダニは葉裏に付いて吸汁するのですが、これは生育を阻害し、やがて葉の色がかすり状に抜けたようになってしまいます。アブラムシは茎葉について吸汁します。いずれの場合も定期的に薬剤を散布して予防しましょう。

ベニサラサドウダンの歴史

ベニサラサドウダンは、サラサドウダンの変種です。漢字では紅更紗満点星や紅更紗満天星と書きます。ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、花冠は長さ5ミリ程度の深紅色で、本州においては東北地方、関東地方、中部地方の高地を生息地としています。日本原産の種で、その漢字が意味する通り、まさに満天の空に星々がまたたく様なイメージの花を咲かせます。

その美しい花は、古くから日本の人々によって愛されて、晩春の季語として多くの俳人等によって詠われています。その花言葉は、「喜びあふれ」「恋と出会う」というものや「追想」など、そのイメージにぴったりなロマンチックなものとなっています。サラサドウダンのことを「灯台躑躅」と表記することもあるのですが、

これも見た目そのままを言葉にしたもので、その枝分かれしていく形がまるで燈明台のように見えることから、そのように呼ばれていることがわかります。サラサドウダンの特徴的な膨らんだ花の形は非常に可愛いものですが、それが紅更紗満点星となると、そこに色ずく紅の色が、

なんとも艶やかで魅惑的な雰囲気を醸し出してくるようになります。あまりにも綺麗な外見のために園芸種と思われることが多いのですが、れっきとした日本固有の自生種であり、山等の自然環境の中を尋ねてみれば、多くの場所でその美しい花姿を見掛けることができます。ツツジと同じく、5月頃が見ごろとなっており、日本各地で見ることができます。

ベニサラサドウダンの特徴

ベニサラサドウダの大きさは、2メートルから大きいもので5メートル程度にまで生長します。若い枝は無毛で、その葉の長さは、おおよそ3ミリから10ミリ程度となっています。葉柄をもって枝先に集まって互生するのですが、まるで花の上で手を広げているかのような外観をしています。葉身部分は倒卵形となっており、長さが2センチから、

大きいもので5センチ程度となっています。葉の幅は2センチ程度。葉の表面上をよく観察してみると、短い毛があることがわかります。葉の裏面にある側脈にも、よく見てみると褐色の縮れた毛が沢山生えていることがわかるでしょう。葉の縁の形は、先端が長い毛状になっている微小鋸歯があります。花は紅色で淡いものから濃いものまで、様々です。

花は直径1センチほどで下向きに咲きます。遠くから見てみると、まるで沢山の赤い実がなっているようにも見えるでしょう。沢山の赤い花が枝先にぶら下がり、その上に傘を広げるようにして緑の葉が広がる様子は、その色のコントラストも鮮やかで、非常に美しいです。園芸品種としても人気があることは、その姿を見れば誰もが納得するところでしょう。

サラサドウダンとベニサラサドウダンの違いは、生息している環境等の微妙な違いがあることはあるのですが、実際の区別としては、花の色の赤みが強いかどうか、色の違いによって区別されることが殆どです。一般的にはサラサドウダンよりも、標高の高い場所に生えると言われています。

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