• ツルウメモドキの育て方・栽培

ツルウメモドキの育て方・栽培

ツルウメモドキの…

出典:育て方ラボ

ツルウメモドキはおもに盆栽などの観賞用や生け花やフラワーアレンジメントの花材として栽培されています。実が枝から落ちにくいので、長い期間楽しむことができるため人気があります。耐寒性も強く、よく育つので扱いやすい植物と言えます。

ツルウメモドキの育てる環境について

テキスト引用
元々日本の広い範囲に生息している植物なので、育てる環境に関しては特に難しいことや特別なことはありません。野生でも生息しているので、野生の生息地を想像してみると良いでしょう。日本は東西に長い地形をしている国で、

ツルウメモドキは雌雄異株なので、苗木を購入するときは、秋に赤い実がついているものを選びましょう。市場に出回っているのはほとんど雌株ですが、一応よく確認してから購入するようにしましょう。

メスの木の開花期にオスの木を近くに置いておくと実が付きやすくなります。育て方のポイントは、日当たりや風通しが良い場所と、水はけの良い肥沃な土壌が適しているので、あらかじめ堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおくと良いでしょう。適度に湿った土壌を好むので、花が咲きはじめる5月頃から実が生る夏ごろまでは、乾燥しないようにたっぷりと水を与えます。

日当たりを好む植物ですが、西日や直射日光が強く当たる場所は、すぐに乾燥してしまいます。一日のうちに数時間だけ日が当たる場所や、木漏れ日が当たる半日陰で育てると良いでしょう。ツルウメモドキは棚や支柱などを立て、枝を誘引すると生育が良くなります。

つるが伸びすぎると枝同士が絡み合い、風通しが悪くなるので、間引く程度に剪定を行いましょう。鉢植えでも育てることができます。ベランダに置く場合は、コンクリートの上に直接置くと照り返しが強いので、ウッドデッキや、すのこを敷いておきます。

ツルウメモドキの種付けや水やり、肥料について

テキスト引用
ツルウメモドキは上記でも述べたように挿し木による育て方と種から育てる方法があります。挿し木は雌株から作りましょう。葉がある部分の枝を斜めに切って、すぐに水に浸しましょう。葉はたくさんあると無駄に水を吸収してしまうので

ツルウメモドキは山野に自生する植物なので、土質は特に選びません。種付けは2月~3月頃に日当たりや水はけのよい場所に植えつけます。種や苗は園芸店やネットショップなどで購入することができます。

水はけの悪い土壌ならば、あらかじめ堆肥や腐葉土をすき込んでおきましょう。種付け後は発芽をよくするために、芽が出てくるまでは毎日水やりします。苗を植えつけた直後も、根付きをよくするために水やりはしっかり行ってください。季節によって水やり時間や回数を変える必要があります。夏はすぐに乾いてしまうので、一日2~3回を目安に水やりをします。

朝はまだ涼しい時間帯に行い、午前9時頃まで、夕方は5時以降に行います。日中はあげた水が熱くなってしまい、植物にダメージを与えてしまいます。夏場の日中の水やりは控えるようにしましょう。逆に冬場は気温が高くなる日中に行います。

朝晩冷え込む時間帯に水やりすると、水が凍ってしまい、根を傷める原因になります。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。夏は一日2~3回、冬は2~3日に一回、春と秋は一日1~2回のペースで水やりを行ってください。

露地植えの場合、しっかりと根付いているならば放任でも育つ植物なので、水やりは頻繁にする必要はありません。肥料は成長期である春と秋頃に油かすなどの固形肥料を置き肥します。窒素分の多い肥料は実の付きが悪くなるので肥料のやりすぎには注意が必要です。

ツルウメモドキの増やし方や害虫について

テキスト引用
自然界で生きている植物は、厳しい気候環境に耐えているだけでなく、害虫から身を守っているという意味でも強いです。しかし、人工で育てると野生ほどの強さが無い場合もあります。また、水の与え過ぎなど栽培者の育て方に問

ツルウメモドキは実から種を取り出し、育てることが可能です。秋に熟した実を採取し、種を取り出します。種には発芽抑制物質が付いているため、よく水洗いしておきましょう。種は乾かさないように保存しておき、2月~3月頃に肥料分を含まない水はけが良い土壌にまきます。

発芽するまではしっかりと水やりをして、水を切らさないよう注意してください。ツルウメモドキの増やし方は挿し木が適していると言われています。ツルウメモドキは雌雄異株なので、オスの木とメスの木があり、メスの木にしか実はなりません。増やすためにはメスの木が必要になってきます。挿し木には前年にできた枝を使います。

前年の枝は茶色く変色しているので見分けやすいでしょう。挿し木の枝はメスの木の中央部分を5センチほど切り取ります。必ず葉が付いている部分を使い、葉がいくつか付いているときは、一枚だけ残して他の葉は取り除いておきましょう。挿し床は水はけの良い用土で赤玉土などが適しています。大きめの鉢か発泡スチロールに赤玉土を敷き詰め、あらかじめ穴を開けておいた場所に切り取った枝を挿していきます。

ツルウメモドキの挿し木はビニール袋などで覆う密閉挿しが向いているそうです。夏場などは蒸れやすくなるので、日陰に置いておきましょう。日当たりが良く、風通しの良い場所で育てている場合は、病害虫の心配はありません。虫を見つけてもあわてずに、冷静に対処しましょう。余分な枝を剪定し、風通しを良くするだけで害虫予防になります。

ツルウメモドキの歴史

テキスト引用
学生の時に、美術の授業で色のことについて学んだ記憶がある人も多いはずです。植物の葉や茎は緑色が基本ですが、花は様々な色があります。特に赤は、緑の対照色や補色として知られており、お互いを引き立たせるためには一

ツルウメモドキは日本、東アジア原産のつる性の落葉低木です。日本での生息地は北海道から沖縄までと広範囲に分布する植物です。山野や日当たりの良い林に自生しているので、日本人には馴染みのある植物と言えるでしょう。街中の植え込みなどでも見かけることがあります。

「ツルモドキ」と呼ばれることもあり、漢字では「蔓梅擬」と書きます。ツルモドキによく似た「ウメモドキ」という植物があります。ウメモドキはモチノキ科の植物で、葉や枝の形が梅の木に似ていることからこの名前が付けられたそうです。ツルウメモドキも同様に、梅の木の葉や枝に似ていることが名前の由来です。英名を「orientalbittersweet」(オリエンタル・ビタースイート)と言い、ツルウメモドキの実は甘く、おいしいようで野鳥によく食べられています。

秋になると赤く色づいた実が秋空に映え、そのコントラストの美しさから庭木として愛されています。最近では、真っ赤な実がアクセントになるので、ドライフラワーやリース作りなどにも利用されています。近年、ツルウメモドキの人気が高まり、山野にあるものは採集されすぎてしまい、現在ではあまり見かけることがないそうです。

ツルウメモドキの樹皮の繊維は強く丈夫なのが特徴で、昔、薪を縛るのに使われていました。また、漢方では「南蛇藤」という名前で、筋肉痛や風邪薬などに使われています。花言葉は「大器晩成」であり、秋が深まるにつれて美しく色づく実を付けるツルウメモドキをイメージしたものでしょう。

ツルウメモドキの特徴

テキスト引用
人間や動物には性別があります。見た目ではよく見分けすることができない魚や虫にもあります。植物にまであると知り、意外だと驚く人がいるかもしれません。しかし、よく目にする植物もやはり雌蕊や雄蕊が存在しますし、繁殖

ツルウメモドキはニシキギ科のツルウメモドキ属の落葉つる性植物です。日当たりの良い山林などに自生しており、他の木に絡みつきながら上に伸びていきます。地中からまっすぐ茎を伸ばして成長しますが、そばに植物がない時はしばらく自立しています。

長さは数メートルまで達し、上に伸びていくにうちに、徐々にしなやかなつるで巻きつき始めます。つるは直径20センチの太さになるものもあります。花は雌雄異株で、雄花にはおしべが5本と退化しためしべが一本あり、雌花にはめしべ1本と退化したおしべが5本あります。

ツルウメモドキの開花時期は5月~6月で、葉のわきから集散花序を作りだし、1~10個ほどの花を付けます。集散花序とは花のつき方の一種で、主軸の先端に花がつき、その後、下部にある側枝から花を付けることを繰り返す状態を言います。花は小さく淡い緑色で星のような形に開きます。

地味な色合いなので山林ではあまり目立ちません。葉の形は楕円形で、葉のふちには鋸歯というギザギザの切れこみがあります。葉が交互に付く互生という葉のつき方をしており、葉の先端は細く尖っています。

このまとめの続きを見る

最終的なまとめ

ツルウメモドキの葉は実と同様に秋になると黄色に紅葉し、山林の中ではきれいでよく目立ちます。果実は約8ミリほどの球形で、夏ごろには淡い緑色ですが、秋になると淡い黄色に熟します。秋が終わるころには実が3つに割れて、赤橙色の種子が顔を出します。赤い実が美しく、存在感があるので、生け花の材料として使われています。

ツルウメモドキの育て方・栽培に関連する無料素材

  • ツルウメモドキ

    ツルウメモドキ

    ツルウメモドキは、林などで自生することもあるつる性の植物です。つるは伸びるにつれ木化して大きくな…

    1

    905

    320.25

「ツルウメモドキ」に一致する育て方

「ツルウメモドキ」に一致する植物図鑑

「ツルウメモドキ」に一致するマメ知識

このまとめの投稿者:育て方ラボ 公式ページ

育て方ラボでは多くの植物や野菜・果物の育て方の説明や豆知識・まとめ等をご投稿頂きポイントが獲得出来るサイトとなります。無料の写真素材の場合は多くの方に高画質、高品質の植物や野菜の写真・イラストなどを無料にて配布する機能などもございます。制作が可能な方は是非ご登録頂きご投稿頂ければと思います。

サイトのご登録から利用は全てが無料となりますのでお気軽にご投稿、ダウンロード利用を行って頂ければと思います。利用には規約などをお読みの上、ご利用くださいませ。

この投稿者の他のまとめ

ウェストリンギア…
ウェストリンギアの育て方・栽培
ウェストリンギアを栽培する上での環境として湿気を与えないことが挙げられます。暑いところが原産の植物なので日本の暑さでもそれほど問題なく成長してくれます。ただオー…

育て方ラボ 公式ページさん

11,774view
オオアラセイトウ…
オオアラセイトウの育て方・栽培
オオアラセイトウは、水はけがよく養分の多い土を好みます。もしオオアラセイトウを栽培するのであれば、できるだけ生息地に近い環境に近づけてあげましょう。育ち方は種を…

育て方ラボ 公式ページさん

2,782view
チョロギの育て方…
チョロギの育て方・栽培
比較的育てやすく、収穫しやすい植物です。土地は水はけの良い場所を選びます。また、出来るだけ肥沃な土壌が良いと言われていますが、それほど気にしなくても育てる事が可…

育て方ラボ 公式ページさん

7,208view
ワトソニアの育て…
ワトソニアの育て方・栽培
ワトソニアを栽培するにあたっての環境は秋に植え付けをして管理をしていくことになります。10月から11月ぐらいになるので一般的には日当たりの良い場所を用意すると良…

育て方ラボ 公式ページさん

2,669view
エンレイソウの育…
エンレイソウの育て方・栽培
エンレイソウを栽培するときの環境として日当たりが良いとされています。春に芽が出てきてその後に花が咲きます。この時には日当たりを選んでおくようにします。花が咲いた…

育て方ラボ 公式ページさん

2,414view
ヤナギランの育て…
ヤナギランの育て方・栽培
このヤナギランは分布としては、ヨーロッパやアジアなどの北半球を中心に咲いている植物です。温帯地域に咲いている植物ですが、それだけではなく寒冷地などでも見る事が出…

育て方ラボ 公式ページさん

3,747view
クレオメの育て方…
クレオメの育て方・栽培
クレオメを栽培するときの環境では日当たりに置くのが良いとされています。東向きだと1日中日向に当てられない半日陰になることもあります。でもその状態でも育てることが…

育て方ラボ 公式ページさん

4,228view
シャガの育て方・…
シャガの育て方・栽培
栽培をするときの環境としては、開花の時期は4月から5月になります。花は決まった時期にしか咲きませんが、葉っぱ自体は1年間蓄えられた状態になります。日本では北海道…

育て方ラボ 公式ページさん

3,937view