• ネクタリンの育て方・栽培

ネクタリンの育て方・栽培

ネクタリンの育て…

出典:育て方ラボ

ネクタリンの原産地は中央アジアのトルキスタンだとも中国だとも言われていますが、どちらも乾燥した地域です。ネクタリンも乾燥した土地を好む植物で、湿気の多い日本では育てる事が難しい部類の植物です。しかし、長野、山梨などの桃の産地ではネクタリンも同時に栽培している農家も多いので、少し難しいですが、日本での栽培が無理なわけでありません。

ネクタリンの育てる環境について

テキスト引用
ネクタリンは日本の気候に適応している果樹ではありませんので、そのままの状態で育てる場合には果実が上手に育たない可能性が高くなります。寒さにも暑さにも強いため日本の気候にも適応しそうなものですが、ネクタリンの特

また果樹ではありますが、自家結実性の植物であり、1本の樹で受粉、結実が可能なので、複数の苗を植えず1本だけでも育てる事ができます。地植えで成長すると樹高は2m近くになるので、庭などで栽培する場合には成長しても屋根に掛からないか、塀を越えて隣戸の日差しを遮ったり、冬場には隣戸などに落葉しないよう気を付けるなど、植える場所については注意が必要ですし、桃と同様、雨による水濡れには弱い植物ですので、実が付いたら撥水性のある袋を一つ一つの実にかけるなどの手間が必要です。

しかし、暑さと寒さには強いので一般家庭での庭植えも十分可能です。また庭での地植えが無理な場合は鉢植えでの栽培も可能です。鉢の大きさは成長に合わせて、2年程度で植え替えをしていけば良いので、始めから大きな鉢を用意する事はありません。

日光を好む植物なので日当たりには十分注意し、たっぷり太陽を浴びせましょう。日本での栽培のおよそ80%は長野県で栽培されているので、朝と昼の寒暖差や高原性気候での栽培に向いているのかもしれません。

ネクタリンの種付けや水やり、肥料について

テキスト引用
ネクタリンの植え付けや植え替えの適切なタイミングとしては11月から3月にかけての時期となります。鉢植えの場合には根詰まりを防ぐことを目的として、通気の改善のためにも2年に一回は実施したいところです。生育具合

家庭でネクタリンを栽培する場合、お勧めの品種としては「白鳳」や「あかつき」が向いていると言われていますので、この2種から選ぶと栽培しやすいでしょう。植え付け時期としては11月から3月と寒い時期が向いています。鉢植えで育てていて鉢が小さくなった場合も同様にこの時期に大きな鉢への植え替えをすると良いでしょう。水やりに関しては、ネクタリンは乾燥した地域が原産の植物であり、水のやり過ぎは禁物の植物の為、表面の土が白っぽく乾燥するくらいになってから、たっぷり水を与える程度で良いでしょう。

庭植えで雨にあたっている場合には水やりは真夏以外は不要です。水はけに注意し、保水力の高い土を選んで植えてあげましょう。肥料は庭植えの場合は2月と10月の年に2回、鉢植えの場合は2月、5月、10月と年に3回与えます。肥料は冬に有機質肥料を与え、実を収穫した後の10月には速効性化成肥料が良いでしょう。

鉢植えの場合、樹高さが鉢の2~3倍になったら植え替えをするのが目安と言われていますが、鉢植えであまり大きくなるのは世話も大変です。実を3個程度付ける程に成長したら、芽を摘むなどしてあまり大きくなり過ぎないように注意する事も必要です。鉢植えの場合、鉢に入れる土は園芸店やホームセンターなどで販売されている赤玉土小粒と腐葉土を用意します。鉢に対して赤玉土小粒を7~8割り、腐葉土3~2割りとなるように配合すると良いでしょう。

ネクタリンの増やし方や害虫について

テキスト引用
ネクタリンを増やそうとする場合にはつぎ木が有効です。2月の中旬から4月の上旬にかけて休眠枝つぎ、8月下旬から9月上旬にかけて芽つぎを行うとよいでしょう。定着すればそこから新しい成長が始まります。環境さえ整えば暑さや

ネクタリンは栽培する上でもっとも注意したいのは水のやり過ぎです。日本の気候はただでさえ多湿なのでネクタリンには向いていないと言われています。水が多すぎるとせっかくの実が割れてしまったり、灰星病や、せん孔細菌病などの病気にかかりやすくなると言われています。水やりには十分注意してください。育て方としては冬の時期に種付けと植え付けし剪定します。剪定のポイントは内側に向かって伸びている枝、同じ枝から複数の枝が伸びている枝などを切り落とし、風通しが良くなるようにします。

残った枝も1/3ほどの枝は切り返しを行うと良いでしょう。3月に入りつぼみが付いたら上を向いて付いているつぼみは切り落とし、下向きのつぼみを残しましょう。4月には摘果を行います。風通し良く、日当たりがよくなるように混み合った箇所にある実はもったいないですが切り取ってしまいます。ただ、この時多くの実を落としすぎないように注意してください。5月になれば生育状況を見て2回目の摘果を行います。

実と実の間隔は20~30センチとし、枝の長さと実の数のバランスが取れるように残します。2回目の摘果が終わったらすぐに袋掛けします。ネクタリンは雨にあたると裂果しやすいので、梅雨の前には必ず袋掛けを終わらせましょう。また5~7月はアブラムシの発生しやすい時期です。農薬や殺虫剤を使用したくない場合は実に水があたらないように注意しながら虫を流してしまうと良いでしょう。

ネクタリンの歴史

テキスト引用
ネクタリンの語源はギリシャ神話に出てくる神々の酒であるネクターに由来していると言われています。芳しい香りと柔らかくてみずみずしい果肉、そしてその酸味と濃厚な甘みがその様な由来につながっているのです。ネクタリン

ネクタリンはバラ科モモ属の果実樹木です。和名ではズバイモモ、アブラモモ、ツバキモモ、ヒカリモモなどの呼び名があります。モモよりも一回り小さな果実で毛はありません。毛のある物が桃、毛の無い物がネクタリンと分類されます。皮は桃よりも赤みの強い色をしています。味は甘みが強く、酸味もあり大変美味です。果物店やスーパーで果実を購入できる他、庭などで育てる楽しみもあります。

原産地は中央アジアトルキスタン付近と言われていて、6世紀から7世紀には存在していたようです。(中国が原産でヨーロッパに広まったという説もあります)日本にも中国を経由して古くから無毛桃と言う桃があったとされていますが、無毛桃が現在のネクタリンと同種かどうかはわかりません。現在のネクタリンが日本に伝わったのは明治時代ごろと言われているので、日本における果物の中では比較的古い歴史のある果物です。日本では自生している生息地はありませんが、桃と一緒に栽培されている事が多く、長野や山梨や福島などが主な産地となっています。

ネクタリンという名前は「ネクター」が語源と言われています。「ネクター」と言えば日本では桃などを使用した果汁飲料の商品名として有名ですが、本来は「ネクター」とはギリシャ神話に出てくるお酒の名前です。ギリシャの神々が飲む特別な酒がネクターだと言われています。つまりネクタリンはネクターほどの美味しさの果実という事なのでしょう。「神々の果実」といった呼ばれ方もしているようです。

ネクタリンの特徴

テキスト引用
ネクタリンはバラ科モモ族の果樹であり、ももの変種として知られています。原産地はヨーロッパの頭部からアジアの西部であり、日本の桃と異なりつるんとした表皮が特徴になっています。原産地の夏に雨の少ない地域に適応

美味しい桃の見分け方としては皮表面の毛がしっかり生えているかどうかが目安と言われていますが、ネクタリンの皮の特長は毛がなく、つるつるとしています。美味しいネクタリンかどうか判別するには皮の色を見ます。赤みが非常に強くはっきりとした色をしていると美味しい可能性が高いです。

中の果肉は種の周囲は赤みが強く、皮に近づくとオレンジ色になります。ネクタリンにも品種があり、日本で品種改良されて生まれた秀峰、アメリカで生まれたファンタジア、フレーバートプなどがあります。実の重さはだいたい250gから300g程度となっています。香りも強く、香りが周囲に広がるようになれば食べごろです。

ネクタリンの栄養素はカリウムやカロテンが高く緑黄色野菜と同様、抗酸化力が高い果実です。カロテン等、抗酸化力を高める食べ物を接種すると体内ではビタミンAに変化し、皮膚や粘膜が強くなり、免疫機能向上に効果があると言われています。その為、ネクタリンは味もさる事ながら、健康食としても非常に効果のある果物です。ビタミンCも豊富ですし、特に肌を気にする女性には嬉しい栄養素が沢山入った果物です。またネクタリンはアルカリ性食品に分類されています。

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最終的なまとめ

最近ではアルカリ性食品は肝臓など内臓の負担を減らす役割があると言われていて、その効果を利用してダイエットや不眠症や頭痛の改善などを目指すアルカリ食品ダイエットなどの方法も話題になっているそうですので、アルカリ食品を積極的に接種したい人にもお勧めです。

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