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サラサドウダンの育て方・栽培

サラサドウダンの…

出典:育て方ラボ

サラサドウダンを育てるための環境としては、その生息地が、近畿地方以東から北海道西南部にかけての山地であり、山奥の涼しいところで自生していることから、基本的にはそれと同等の環境であることが望ましいです。

ベニサラサドウダンの育てる環境について

テキスト引用
自生している環境が亜高山帯の低木林の中や、湿原周辺が多いことから、ある程度湿り気が多い場所を好む傾向にあります。鉢植えや庭植え等で育てる場合には、ある程度風通しがあって、日当たりの良い場所が望ましいのですが、

庭植えはもちろん、鉢植えにおいても楽しむことは十分に可能ではあるのですが、基本的には低地における栽培は難しい品種であるということを理解しておいた方が良いでしょう。しかし、近年では低地の環境においても十分に適応することができる改良種が市場においても沢山出回るようになってきていますので、庭木として植える場合には、改良された品種を使うようにした方が良いでしょう。

基本的には耐寒性には強く、耐暑性においては非常に弱い植物です。育てる場所としては、通り陽の当たり過ぎない、涼しい所が適しています。そのため庭木として植え込んだ場合には、大抵の場合、夏場になって弱ってくることになります。一見すると元気そうに見える場合でも、実際にはサラサドウダンが耐えているということが多く、少しでも過度な乾燥や急激な温度の上昇等によって、簡単に調子を崩してしまう繊細な木であることを知っておくことが大切です。

あまり陽が当たらず暗すぎる場所も良くありませんが、できれば午前中の間だけ日があたるような場所があれば理想的です。鉢植えの場合には、夏場の間は半日陰になる場所に置き、西日が当たらないように気を付けてあげるようにすると良いでしょう。

ベニサラサドウダンの種付けや水やり、肥料について

テキスト引用
種から育てることもできるのですが、一般的に育て方として苗木から育てます。土壌としては、保湿性のある有機質に富んだ土が適しています。庭等に植え付ける場合には、そこにあらかじめ腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおくようにしましょう

サラサドウダンを栽培する場合、一般的に種付けはせずに苗木から育てることになります。基本的には庭植えにしろ、鉢植えにしろ時期としては、12月頃かあるいは2月、3月の時期が適期となっています。土は保湿性のある有機質をたっぷりと含んだ土が適しています。庭に植え込む場合には、根鉢部分の大きさの約2、3倍の植穴を掘るようにします。植え込む前に、掘り出した庭土に対して30%程度の堆肥を入れてよく混ぜ合わせた上で、植えつけるようにすると良いでしょう。

鉢植えの場合は、鹿沼土と腐葉土を約7対3の割合で混ぜ込んだものを使うようにします。育て方としては、まず水やりについては、多くの植物と同じように土の表面が乾いたことを確認してから、たっぷりと水をあげるようにします。特に夏場の水切れは、翌年の花付きを極端に悪くしてしまうことになるため、十分に注意してください。もし地植えをしていて、夏場の土の乾きがきつ過ぎるというような時には、根元部分に対して腐葉土やワラを厚めに敷き詰めて乾燥を防ぎます。

鉢植えの場合は、半日陰の場所に置くようにするということを忘れないようにしましょう。肥料については、あまり頻繁に与える必要はありません。チッソ分が多すぎると葉だけが茂るようになってしまいますので、春先と秋頃に油粕と骨粉を4対6程度の配分で混ぜ込んだ肥料を与える程度で十分です。また秋頃に与える肥料の量は、春先の半分程度に抑えるようにすると良いでしょう。

ベニサラサドウダンの増やし方や害虫について

テキスト引用
増やし方としては、挿し木で増やして栽培することが可能です。適期としては、新しい枝が十分に充実した5月から6月頃にかけてが良いでしょう。今年伸びた新しい枝を付け根からハサミを使わないで、直接手でもぎ取ります。その

サラサドウダンの増やし方としては挿し木が可能となっています。挿し木を行う時期としては適期である6月頃が良いでしょう。その際には、ハサミを使わずに、その年に伸びてきた新しい枝を付け根部分からもぎ取るようにします。もぎ取ったら、下の方にある葉は取り除いて、鹿沼土を敷き詰めた鉢に挿しておきます。鉢は直射日光が当たらない、風通しの良い場所に置いて管理するようにします。その際、乾燥には十分ご注意ください。およそ2か月くらいで小さな根が生えてくることが確認できます。

そのまま翌年の植えつけ時期がくるまで鉢に挿したままの状態で育てます。植えつけは、落葉期が最も適してはいるのですが、その際でも厳寒期は避けるようにします。またサラサドウダンは、比較的浅い位置で細かい根が広く張っていくので、あまり深植えにならないように注意します。サラサドウダンは基本的には病害虫には強いのですが、それでもカイガラムシやハダニ、アブラムシといった害虫が付くことがあります。カイガラムシは薬剤が効きにくいため、見つけ次第こすり落として駆除するようにします。

また葉の裏にハダニが付くと生育が阻害されるため、葉が綺麗に紅葉しなくなってしまいます。発生を防ぐためには、乾燥や高温の環境を避けるように注意してください。もし発生してしまった場合には、薬剤を用いて駆除するようにします。アブラムシは春頃になると発生し、茎や葉につくため、これも薬剤を使って駆除します。いずれの病害虫に対しても、基本的な対策としては、定期的に薬剤を散布することによって、発生を防ぐようにすることです。

ベニサラサドウダンの歴史

テキスト引用
ベニサラサドウダンは、サラサドウダンの変種です。漢字では紅更紗満点星や紅更紗満天星と書きます。ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、花冠は長さ5ミリ程度の深紅色で、本州においては東北地方、関東地方、中部地方の高

サラサドウダンはフウリンツツジとも呼ばれる、日本原産のツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。学名はEnkianthuscampanulatus、これはギリシャ語の「妊娠」を意味する言葉と「釣鐘型の花」という言葉を合わせてつけられました。可愛らしく膨らんだ小さな花の形を見れば、その由来に合点が行くことでしょう。日本名では更紗灯台と書きます。これは「更紗模様」に似た花の色彩と、花の形が灯台躑躅に似ているところからつけられました。ちなみに更紗模様というのは、濃いピンク色の縦縞模様が入ったものを言います。

枝分かれする小さな花が集まった華やかな外観から、「更紗満天星」と呼ばれることもあります。古くから親しまれてき日本固有の種であり、俳句にける「春」の季語ともなっています。明治の時代に、サラサドウダンが日本からイギリスへと持ち込まれており、その頃に描かれたサラサドウダンの絵が今でも残されています。日本における生息分布は、主に本州の近畿地方から東、中国地方、北海道西南部等に自生しています。高山性のツツジの仲間であり、主に深い山の岩地のところに自生している場合が多いです。

綺麗な花を咲かせる上、よく枝分かれすることから、その自然の美しさを活かして、盆栽や庭木に利用されることが多いようです。また花だけではなく、紅葉においても非常に華やかな彩りを見せてくれます。木々によっても色合いや更紗模様に微妙な違いが出てくることから、庭木として植え込むことによって、非常に多彩な表情を演出することができるでしょう。

ベニサラサドウダンの特徴

テキスト引用
ベニサラサドウダの大きさは、2メートルから大きいもので5メートル程度にまで生長します。若い枝は無毛で、その葉の長さは、おおよそ3ミリから10ミリ程度となっています。葉柄をもって枝先に集まって互生するのですが、

サラサドウダンの一番の特徴は、やはりそのユニークな花にあると言って良いでしょう。花の季節は5月から6月にかけての時期になります。枝先部分に2から3センチ程度の総状花序と呼ばれる花序をつけています。これは下から上または周辺部から中心に向かって花が咲いていく無限花序の一つで、サラサドウダンでは柄のある1から2センチサイズの小花が、花柄の先端に下垂しながらついていきます。

花冠部分は約10ミリ程度の釣鐘型となっています。その色は、先端部分が淡い紅色をしており、下部分が黄白色で濃いピンク色の縦縞が入ります。花と違って果実は蒴果であり、方向は上向きについていきます。これは熟すと裂開し、中から種を放出します。その後、枝の先には蒴果の柄が残ります。冬芽はタマゴ型になっていて先端部分が鋭くなっています。サラサドウダンの樹高は大体に2から5メートル前後にまで成長します。

葉は約3から10ミリメートル程度の大きさで、これらが枝先に集まる形で互生しています。若い枝部分は無毛となっていますが、葉の表面部分には短い毛が散生しており、葉の裏面を見るとその側脈基部にも小さく縮れている薄茶色の毛が集まっていることを確認することができます。

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最終的なまとめ

葉の縁部分は微小な鋸歯状となっており、その先端部分は長い毛のような状態になっています。葉は秋になると紅葉し、仲間のドウダンツヅジと同様に美しい紅葉を見せてくれます。葉も実も枝ぶりも季節に応じて多様な彩りを見せてくれる魅力的な植物であると言えるでしょう。

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