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ベリー類の種類【クランベリー】について育て方や情報

ベリー類の種類【クランベリー】について育て方や情報

クランベリーはベリー類の一種で、高さ10cmほどの低木に実をつけます。クランは鶴を意味する単語で、直訳すると鶴のベリーという意味になります。その由来は鶴の好物だからという説と、開花前の茎と萼と花弁が鶴の姿に似ているからとする説があります。果実は直径1cmほどで楕円形をしており中は空洞になっていて、熟すと果皮が濃い赤色になります。果肉は硬くやや歯ごたえがあり、甘酸っぱい味ですが甘味よりも酸味の方がかなり強いという特徴があります。そのためそのまま食されることはほとんどなく、加工用の果実として用いられることがほとんどです。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

ベリー類は全般的に果実が小さく、収穫後はあまり日持ちしないため冷蔵保存してすぐに食するか、加工して保存する必要があります。また、果物分類においてベリー類に分類される果実にはバラ科のものとそれ以外の科のものがあります。クランベリーは後者で、分類上はツツジ科スノキ属ツルコケモモ亜属に属します。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

クランベリーの原産国は北アメリカです。北アメリカにはベリー類を始めとした果樹の栽培に適した気候条件を有している地域があり、クランベリーも古くから栽培され食されてきました。北アメリカ原産の果物はこの他にもあり、アメリカンチェリーやアメリカブドウ、ラズベリーなどの日本でもメジャーな品種から、ポーポーやキワノといった日本では耳慣れないトロピカルフルーツ類まであります。また、今日広く食されているイチゴも、北アメリカ産バージニア種のイチゴと南アメリカ産チリ種のイチゴが18世紀にオランダで交配されたものです。

種まき時期に関しての注意特徴

種では出回っていないので、種まきではなく苗木を購入して植えることになります。植え付け先は庭や鉢植え、プランターでも育てることができます。時期は初冬となる11月か2月から3月にかけての晩冬から春先が適しています。ベリー類ながら1本でも実を結ぶので、たくさん植える必要はありません。

収穫時期に関しての注意特徴

日本国内で栽培した場合、収穫時期は8月から10月頃にかけてになります。冬に寒さに晒すことでたくさん実をつける植物なので、冬場は霜に注意しながら外に出しておくことが大切です。また、たくさんの水を要求する植物でもあるので、普段から十分に水分を与えることも重要です。

病害虫の特徴

病害虫に強いので、特に気を付けるべき病害虫はありません。ただし、環境によってはカイガラムシやアブラムシなどが発生することがあるので、そういった虫が発生している植物が他にある場合は遠ざけ、もし付着していた場合は速やかに対処します。

栄養分に関しての特徴

栄養分の中ではビタミンCが豊富で、さらにポリフェノールの一種であるアントシアニンという成分を含んでいます。アントシアニンは目の健康維持促進に効果がある成分です。ただし、尿路結石の原因となるシュウ酸を多く含んでいるため、尿路結石を患っている人の過剰摂取は禁物です。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

暑さに弱く、しかし多湿を好み寒さには強い品種です。そのため、庭に直植えするよりは植木鉢やプランターなどを用意して植えた方が温度管理や湿度管理がしやすいのでおすすめです。また、水はけの良い酸性の土を好むので酸性の用土が必須アイテムです。

果物の歴史

北アメリカにもともと自生していた品種で、19世紀にアメリカに移民したイギリス系人が現地で名付けたとされています。北アメリカでは加工品の材料として長く親しまれており、積極的に品種改良に取り組み広く栽培されています。特にクランベリーソースは七面鳥のローストに欠かせない品です。

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