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イチゴの種類【アイベリー】について

イチゴの種類【アイベリー】について

アイベリーは大粒イチゴの先駆けといわれる存在です。特徴は果実が普通の苺の2から3倍以上あり、大きいものは80gを超えます。果肉はガクの近くに白さが残っていますが、その他は明るい赤色につやつやと輝き、実の芯周辺まで赤く色づいています。甘みと酸味のバランスがよい濃厚な味わいで、ジューシーで柔らかく食べごたえがあります。アイベリーの魅力は食通の間でも話題になっていて、贈答用の高級イチゴとしても大変人気があります。家庭菜園で育てるイチゴとしても人気があり、ホームセンターや通信販売で苗を購入して育てる愛好家もいます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

イチゴはバラ科の多年草でオランダイチゴ属に属しています。食用としているのは花床が発達して果実になった部分で甘いため、果物と位置づけられることが多いです。野菜としても扱われ、農林水産省では果物分類ではなく、果実的野菜に分類しています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

アイベリーの原産国は日本で、1983年に愛知県の愛三種苗株式会社で開発され、誕生しました。名前は愛知県の愛をとって愛ベリーとも表されます。親の品種や来歴は公表されていません。アイベリー研究会に加盟しなければ栽培できないことになっており、栽培も難しいことから全国でも生産者が少ないのですが、このイチゴを親にして多くの品種が誕生しています。アイベリーの子供には、香りがよくて甘い人気の品種で作付面積もトップクラスのさちのかや、徳島県が商標登録しているブランドで甘みがある果汁がたっぷりのももいちごなどがあります。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期に関しては、種から育てると長い期間がかかり病気などの管理が大変なので、苗を購入する方法が一般的です。植付は春と秋の2回ありますが、早く収穫したい場合は9月中旬から10月かけて購入した苗を植付けます。苗は浅く植付けクラウンが埋まらないようにします。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は5月中旬からから6月にかけてです。開花から約30日ほどで収穫できますが、熟しすぎないうちに、ヘタの近くを鋏で切るなどして収穫をします。また、実が赤くなると鳥などに狙われますので、ネットを被せて防ぎます。

病害虫の特徴

日当たりが悪かったり、排水が悪く湿気が多い場所に植付けると病害虫が発生しやすくなります。アブラムシやダニ類などの害虫や、水分や肥料が多くて発生するうどんこ病、根腐れ病、果肉が腐る灰色カビ病などがあります。

栄養分に関しての特徴

栄養分は豊富に含まれています。特に活性酸素に有効なビタミンCはレモン果汁より多く含まれています。ポリフェノールの一種であるアントシアニンやキシリトール、カルシウム、ペクチンと呼ばれる食物繊維、赤血球の合成に必要な葉酸も含まれています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

必要なアイテムは、植付ける時に泥はねを防ぐため畝に敷く黒マルチです。プランターやイチゴ用のポットで栽培するときれいな実を収穫できます。培養土はイチゴ専用のものを用意すると手間がかかりません。害獣対策にネットがあると便利です。

果物の歴史

イチゴは18世紀中ごろのオランダで、北アメリカ原産と、南アメリカ原産が交配されて生まれたのがルーツとされています。日本には、江戸時代の終わりに伝来されてきたが、現在に至るまでには明治時代に導入された品種に改良を重ねてきました。

おすすめの食べ方料理方法

アイベリーの甘さとジューシーさを存分に活かす食べ方はフレッシュな生が一番です。栄養的にも最大限に活かせます。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので、冷蔵庫で1時間ほど冷やし、水っぽくならないよう軽く洗って食べます。大粒で甘みと酸味のバランスがよくジューシーなので、生クリームやヨーグルトとの相性が抜群です。ケーキやパフェやヨーグルトシャーベットの飾りつけに使っても大変おいしいです。チョコレートでコーティングしたり、つぶしてカクテルにしたりといった商品も出ており、さわやかな甘酸っぱさと香りが活きています。

果物育て方の注意点まとめ

育てる際の注意点は、ややアルカリ性の土壌を好むので、植付ける前に石灰と肥料を施しておきましょう。日当たりや水はけのよい場所で育て、乾燥を嫌うため適度の水遣りは必要ですが、やり過ぎると病気の発生につながるため注意しましょう。また、花が咲いたら人工授粉を施してしっかりとした実を育てましょう。結実後は1つの花房に3から4個を残し摘果します。また、苗選びが大切で、しっかりした良い苗を選ぶ事が収穫へつながります。プランターやイチゴポットでも育てることができますが、日当たりの良い場所で、こまめに水遣りをする必要があります。

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