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カンキツ類の種類【スイートスプリング】について育て方や情報

カンキツ類の種類【スイートスプリング】について育て方や情報

スイートスプリングは、昭和22年に静岡県の農場で2種のカンキツ類を交配させて生まれた品種で、その名の通り甘さと春のような心地よい香りが特徴です。酸味が弱く、甘さをさらに引きたてるスパイスとなっているため非常に美味しく食べることができます。果実の外見は比較的ごつごつしており、皮も厚くて固いため素手で剥くのは難しくなっています。食感はハッサクに似て粒が立っており、果汁も多くジューシーな味わいを楽しむことができます。栽培が難しいため生産されたものは地元で消費されることが多く、あまり流通していない希少な品種となります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

スイートスプリングは、カンキツ類ミカン科ミカン属タンゼロ類という果物分類に属しています。タンゼロ類には、他にアグリフルーツやサマーフレッシュ、セミノールなど聞きなれないカンキツ類の品種が揃っています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

スイートスプリングはもともと、静岡県にある果樹試験場で誕生しました。原産国としては静岡県となり、温暖な気候を活かして他にも様々な果物が栽培されています。中でも、スイートスプリングのようなカンキツ類の生産が非常に盛んで、最も知名度のある温州ミカンやはっさく、伊予柑やネーブルオレンジなど広く親しまれているものも、日本でトップクラスの生産量を誇っています。また、イチゴやメロン、キウイフルーツなど暖かい地方で栽培される果物を広く取り扱っており、いずれの果物も生産量は国内トップ10以内をキープしています。

種まき時期に関しての注意特徴

一般的にカンキツ類は個体差が大きいため種まきから栽培するのは非常に難しく、苗木を手に入れて育てるのが便利です。この場合、ある程度大きくなったら3月から4月の暖かい時期に、庭など広い場所に植え付けてあげるようにします。

収穫時期に関しての注意特徴

順調に実がなれば、12月下旬から翌年6月までが収穫時期となります。この品種は果肉先行型なので、皮がまだ緑でも中身は完熟していることも多くあります。このため、緑が濃くなった時点で収穫しても十分に美味しく食べられます。

病害虫の特徴

カンキツ類は強いので、ある程度大きくなれば特に問題になる病害虫はいません。ただし抵抗力の少ない幼木の場合は、エカキムシやカイガラムシなどが付くと成長が遅れてしまうため、早めに駆除しておくようにしましょう。

栄養分に関しての特徴

この品種を始めとして、カンキツ類には豊富なビタミンCが含まれています。2つ食べれば大人が1日に必要なビタミンCを補給できるほどで、他にもミネラルやクエン酸、ポリフェノールなど身体に良い栄養分がバランスよく含まれています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

スイートスプリングを育てる場合、苗木をプランターで一定期間育てることになります。水はけが良くないと枯れてしまうので、それに適したプランターを選ぶようにしましょう。実が甘くなるよう養分を配合された土など、市販のアイテムも利用すると便利です。

果物の歴史

この品種は、昭和22年に静岡県で誰もがよく知る温州みかんとはっさくを交配して生み出されました。その後試行錯誤を重ねて昭和39年にやっと実がなり、美味しさなどが認められて昭和56年にようやく名前が付けられ、品種登録に至りました。

おすすめの食べ方料理方法

この品種は皮が非常に硬く厚いため、手で剥くのはお勧めしません。ナイフや包丁などを使い、櫛形にカットする食べ方が良いでしょう。果実に付いている白い幕は実が実があるため、剥いだほうが良いでしょう。栽培が難しいため、現在では生産量が全国合わせてもわずか700トンほどしかありません。旬は11月から2月ごろまでありますが、この時期にはほとんど生産地で消費されるため、他の地域で手に入れるのは至難の業です。希少な品種であり、甘みが強くジューシーで非常に美味しいので、もし入手できたら加工せずにカットしてそのまま食べるのがおすすめです。

果物育て方の注意点まとめ

カンキツ類は、実がなるまで数年から10年ほどかかるのが特徴です。このため苗の植え付けから収穫できるようになるまで、毎年根気よく決められた世話を続けられるかがポイントです。まず、成長には日光が欠かせないため、植え付ける際には日当たりの良い場所を選ぶのが大前提となります。乾燥に強くジメジメした土には弱いため、水やりはほどほどで構いません。夏であっても、晴天が数日続くような場合でなければ特に水は必要ないのです。植え付け後は、年に3回ほど肥料をしっかり与えましょう。肥料さえあげておけば、土の種類や配合などはあまり注意しなくても大丈夫です。

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