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カンキツ類の種類【晩白柚】について育て方や情報

カンキツ類の種類【晩白柚】について育て方や情報

晩白柚とはばんぺいゆと読み、カンキツ類の中でもザボンの一種でもあります。特徴的なのはその果実で、晩生なこと、果肉が白っぽいこと、果実が巨大なことなどが特徴です。香りがよく、甘酸っぱい香りは入浴剤やアロマオイルなどにも利用されています。保存性が高いため、一ヶ月ほど持ち時期を見て果物を食べることもできます。甘さと酸味が程よくなるまで待つのもいいでしょう。生産は主に熊本県で行われており、熊本県の名産品になっているのです。熊本では入浴時にゆずではなく晩白柚を入れることもあり、生活に密着した果物とも言えるでしょう。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

晩白柚の果物分類としてはカンキツ類です。カンキツ類はみかんやオレンジ、レモンなども含まれ、甘さと酸味の両方があるものもあれば、甘さのみ・酸味のみの品種もあります。厚い皮をむくと中に果肉が入っているのが特徴的で、それぞれ小分けの袋に入っています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

原産国はベトナムで、台湾から1920年頃に伝わったとされる果物です。ただ、この時はまだ白柚で、そこから品種改良を加えて果物として徐々に晩白柚に近づいていったとされます。ベトナムはフルーツの宝庫と呼ばれ、南国フルーツの知名度が高くなっています。種類としてはドラゴンフルーツやジャックフルーツ、マンゴスチンやランブータンなどがあります。晩白柚と種類として近いのはザボンで、水分もあまり多くはありませんが甘くなっている果物です。和え物などにも用いられており、そのままでもいろいろな食べ方もできるようですね。

種まき時期に関しての注意特徴

晩白柚については果実の中に種があるのですが、これをそのまま種まきしても雑種となり、八代文旦などができることが多いでしょう。種子はいちど種を洗い、厚い外の皮を剥がす必要があります。薄皮になっても、その後に台所消毒液につけて外を少し溶かす必要があります。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は露地物は1月頃となっています。もちろんこの時期に収穫してもいいのですし、またその後にしばらく置いてから食べても構いません。ただ、ハウス用ならば年末の贈答用に12月下旬頃から収穫されているものもあります。

病害虫の特徴

カンキツ類なので、病害虫として気をつけるならば黒点病やかいよう病に注意する必要があります。適切な防除法を取り入れることで収まることもあります。また、抵抗性の弱い植物を取り入れないことも大事なことになるでしょう。病気が見つかったら適切な薬剤を使用します。

栄養分に関しての特徴

栄養分に関しては、多くを水分が含んでおり、またカリウムで体のむくみを防止したり改善する、ペクチンで血液をさらさらにするなどの効果があります。冬場の水分補給やクエン酸による疲労回復に向いているでしょう。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

結実するためには他の果物である文旦などの果樹が必要です。このため、受粉のために他の農園などから分担の花粉をもらってくることもあるようです。近くにそのような植物がないと結実しませんので、必要なアイテムとなるでしょう。

果物の歴史

1930年に台湾からペイユの苗がやってきて、その後に品種改良がなされて今の形になりました。果物の実の大きさも徐々に大きくなっていったと言われます。ほとんど熊本の八代で育成されていたため、今でも八代の名産品として使われています。

おすすめの食べ方料理方法

おすすめの食べ方としてはそのままいただき、まずはその酸味や甘味を味わうのが一番でしょう。果皮が厚く比較的日持ちすることや果物としても大きいので、ぜひそのような食べ方をしたいところです。ただし、それ以外にも加工する方法としてはジャムや飴、ゼリーなどに加工され、おみやげ品としても用いられています。果実だけではなく通年楽しむのなら、加工品としてのほうが多いでしょう。皮はシロップでグラッセにしたり、ピールチョコレートなどにしても美味しいでしょう。ただし渋み抜きの工程はとても大事なので、その点を忘れないようにします。

果物育て方の注意点まとめ

カンキツ類の中でもとても大きな果実になるので、ネットなどで途中で育てる必要があるでしょう。また、他の果樹の花粉がないと結実しないため、育てるのにコツが必要な植物でもあります。ただ、育てることでとても大きな果物になり、またとてもインパクトのある味わいや見た目となります。このため、育てるのにも味わいにもとても嬉しいところが多い植物となるでしょう。気をつけたいのは各種病気です。果実が大きく色が鮮やかなぶん、病気になるとかなり目立ちます。綺麗な果実なのですから、病気に気をつけて綺麗な色と形で育ててあげる必要があるでしょう。

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