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カンキツ類の種類【黄金柑】について育て方や情報

カンキツ類の種類【黄金柑】について育て方や情報

カンキツ類の一種である黄金柑はゴールデンオレンジや黄ミカンなどとも呼ばれ、明るい黄色の表皮が特徴です。形や色は日向夏と似ていますが、大きさは約5cmで重さも約80gほどしかなく、小ぶりな外見をしています。その割に表皮は厚みがあり、若干硬さを感じますが手で剥くこともできます。香りはカンキツ類独特の爽やかさを持っており、果実はしっかりした甘みを感じることができます。ジョウノウと呼ばれる白い膜部分が厚いため、人によってはこの部分を削り取って食べることもあります。種無しの品種ですが、稀に数粒出来ていることもあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

黄金柑の果物分類は、カンキツ類ミカン科ミカン属の中の雑柑類に区分けされています。雑柑類としては、この品種の他にカクテルフルーツや日向夏、スウィーティーやはっさくなど皮が厚く酸味があるものが挙げられます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

この品種は、もともと鹿児島県で自生しているのが発見され、栽培が進められるようになりました。地元では古い昔から黄みかんとして愛されていましたが、特に研究開発されていたわけではありません。原産国としては日本の鹿児島という事になりますが、現在では神奈川や静岡など関東地方で盛んに生産されています。鹿児島は日本でも最南端の一つであり、非常に暖かい気候が特徴です。この暖かさを活かして、バナナやパッションフルーツ、ライチやパイナップルなど熱帯地方の果物を多く生産しており、その出荷量は国内でもトップクラスを誇っています。

種まき時期に関しての注意特徴

暖かく発芽に適した気候であれば種まきは可能ですが、植え付けを3月から4月頃に行う必要があるので、それまでにある程度成長させておく必要があります。苗を植え付ける際は、根を傷めないよう注意しておきましょう。

収穫時期に関しての注意特徴

黄金柑の収穫時期は、だいたい2月から4月頃となります。自家結実性であるため1本だけでも実をつけることができますが、他品種を近くに植えていると実りも良くなり、甘さも増していきます。収穫前の12月頃には、忘れずに肥料を与えるようにしましょう。

病害虫の特徴

カンキツ類は病害虫には強いですが、4月になって新芽が出てくるとアブラムシによる葉の食害が出るケースもあります。他にもハダニやカイガラムシ、蝶の幼虫などが付くこともあるので、特に葉の部分を丁寧にチェックしておくようにしましょう。

栄養分に関しての特徴

黄金柑を含む多くのカンキツ類には、豊富なビタミンCが主な栄養分として挙げられます。シミやそばかすを防いだり肌の新陳代謝を高めるほか、免疫力を高める働きなどもあるため、積極的に摂取したい果物だと言えます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

冬の寒さには比較的弱いので、風や霜などの被害が出ないよう防御してあげる必要があります。苗や樹の周りに風よけを作ったり、根元の周りに藁や防寒専用のチップ材などのアイテムを撒いて温度を保てるよう工夫してあげましょう。

果物の歴史

この品種は、明治時代に鹿児島県のとある町で発見され、次第に栽培されるようになりました。自生していたものが自然交配して生まれたものが発祥とされていますが、具体的にどの品種が交配していたのかは現在でも不明です。

おすすめの食べ方料理方法

おすすめの食べ方としては、やはり生食が挙げられます。旬は3月下旬から4月頃なので、その時期に見かけたら一度は生で食べてみましょう。皮は固めですが手で剥くことができ、果実も種が無いので丸かじりもできます。ただ、表皮と果実の間にある白い膜にも厚みがあるので、ここはナイフなどで削っておいたほうが美味しく食べられます。そのまま絞ってフレッシュジュースなども作れますが、ごく稀に種が入っていることもあるので、一度裏ごししたりミキサーにかけたりする方が良いでしょう。甘みと酸味のバランスが良いので、ジャムやスイーツなど様々なものに利用できます。

果物育て方の注意点まとめ

カンキツ類は、実ができるまでに早くて3年ほどはかかります。この間、苗や幼木の段階でもしっかり肥料を与えておかないと美味しい実ができません。花がいくつか出来始めたら本格的に与えるようにし、3月と7月になったら速効性のある肥料を追加で与えます。また、12月には寒さに耐える体力を与えるために有機肥料などを十分に与えましょう。肥料というと牛糞などをたっぷり与えてしまう人もいますが、カンキツ類に牛糞を与えると成分の影響で酸っぱい実が出来てしまいます。甘い実を作りたい場合は牛糞が入っているものは避け、鶏糞などがメインになっているものを使いましょう。

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