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カンキツ類の種類【清見】について育て方や情報

カンキツ類の種類【清見】について育て方や情報

カンキツ類の清見は、1979年に温州みかんの宮川早生とトロビタオレンジを掛け合わせて登録された品種として知られています。この果実の重さは200~250gほどで、果肉が柔らかく、果汁も多く、みかんの甘さとともに、オレンジの爽やかな香りが特徴的なカンキツ類です。そして、果皮は、通常の温州みかんと比較すると少し厚めですが、じょうのう膜は薄いため、袋ごと食することができます。このような清見は、種子の中の胚の数が単一で、交雑種子を得ることが容易という単胚性のため、カンキツ類の新種を開発する際の親としても活躍している優良品種で、デコポンやはるみ、せとか、などの多くの育種に関っています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

通常、カンキツ類であるミカン類とオレンジ類を掛け合わせた果物は、ミカン類の英名、タンジェリンとオレンジの頭文字を合わせてタンゴールと呼ばれることから、この果実は清見オレンジとも言われますが、果物分類では、清見タンゴールとなります。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

カンキツ類のなかでも、清見のルーツでもあるオレンジの原産国であるポルトガルは、一年中、果物が豊富な国です。そのため、季節ごとの溢れんばかりの果物を売っている屋台が、連日、人々で大盛況となっている光景がよくみかけられます。なかでも、春がやってくると、野菜や果物市場の広場に陳列される大盛りのイチゴの屋台は、押しかける人であふれ、また、夏には、スイカやメロンをたっぷりと積んだトラックの列が連なります。そんな新鮮な果物が豊富なポルトガルのレストランなどで、注文すると出てくるブランドバナナのマデイラ・バナナは、他の産地のバナナより高値ですが、甘くて人気があるスイーツのひとつです。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期に関しての注意として、植え付けに適した時期は、3月下旬から4月中旬ですが、その後の鉢植えの植え替えは、根詰まりを防いで通気を良くするために行いますが、かんきつ類の場合、細い根が多く、二年に一度の植え替えは必要となります。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は、2月頃から5月頃まで続きますが、出荷のピークとしては4月頃が盛りといえます。なお、収穫時期の注意として、果実の色ムラが強かったり、ヘタが萎びているものや重みがない果実は選ばず、果皮がキレイなオレンジ色でツヤとハリがあり、ずっしりとした重さがあるものを選ぶようにします。

病害虫の特徴

カンキツ類の重要な病害虫として、果実や葉などに、かさぶた状の病斑を生じるかいよう病や、また、かいよう状の病斑を生じるそうか病などがありますが、オレンジに近い品種では、特にかいよう病になり易いことから、この病害虫に注意が必要となります。

栄養分に関しての特徴

カンキツ類は、ビタミンCなどの栄養分が豊富で、100mg摂取で一日の必要量の半分を摂ることができ、さらに、疲労回復に役立つクエン酸や血圧をコントロールするカリウムも含有しています。また、オレンジにはヘスぺリジンが含まれていますが、この物質は毛細血管を強くして動脈硬化を予防します。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てるのに必要なアイテムとして、一般的な市販の用土を用いる場合には、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土が向いています。また、寒さに弱く、鳥よけとしてもおススメなアイテムとして、新聞紙などを利用して袋をかけるようにしましょう。

果物の歴史

15~16世紀の初頭、インドで誕生し、中国からポルトガルに渡り、地中海沿岸の国々に伝わったといわれるオレンジは、、19世紀にアメリカに渡ると、日本にも明治の時代には渡ってくるようになりました。そして、現在では、世界NO1のオレンジのシェアはアメリカとなっています。

おすすめの食べ方料理方法

冷蔵庫の野菜室で清見の保存をする場合、乾燥を防ぐため、ポリ袋に入れるようにし、また、果肉は、袋ごと食せますが、剥きにくい場合には、オレンジカットをします。清美は、本来、マーマレードやゼリー、ケーキやタルトに乗せ、食べられることが多い柑橘類ですが、香りが爽やかなので、ドレッシングもおすすめの食べ方といえます。作り方は、まず、オレンジ1個を房取りし、切り取った後の薄皮をボールに軽く絞って果汁を作り、果肉を半分程度入れてつぶし、オリーブオイル、ワインビネガー、塩、こしょう、砂糖を振って混ぜ合わせると完成ですが、このドレッシングは、魚介類や茹でた野菜などにもおススメです。

果物育て方の注意点まとめ

基本的に、カンキツ類は、収穫後の3月上旬から4月下旬にかけて、剪定を行いますが、樹の形は、樹の内部にまで日差しが届くような形を作ることが大切で、果実の収穫後に残る果柄枝と春枝が交じり合う樹にすることで、毎年、果実が結実するようになります。なお、前年に結実しなかった樹は、10月頃までに、夏秋枝の一部を春枝まで切り戻し、予備の枝を作ります。また、果実が多くなりすぎた場合には、摘果をして、小さな果実や極端に遅い果実を間引くようにすると良いでしょう。さらに、カンキツ類は、水はけ、水もちが良いことが必須ですが、これらが揃うことで、土にはあまりこだわる必要はありません。

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