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グレープフルーツの種類【スウィーティー】について育て方や情報

グレープフルーツの種類【スウィーティー】について育て方や情報

【スウィーティー】とは柑橘類の一種で、グレープルーツとブンタン(和名:ザボン)を交配させてできた果物です。正式な品種名は「オロブランコ」と言います。一般的には、イスラエル産のものをスウィーティーと呼び、アメリカ産のものをオロブランコと呼んでいます。グレープフルーツと呼ばれる理由は、柑橘系の果物であるにもかかわらず、ブドウの房のように実を付けることからこのような名前になりました。スウィーティーは果皮が比較的厚く緑色をしており、果肉は薄い黄色です。見た目よりも糖度が高く、酸味が少ないのが大きな特徴です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

グレープフルーツの果物分類は、ムクロジ目・ミカン科・ミカン属に分類される常緑樹で、その木から実る果実を指します。この品種も同分類で、酸味が少なくまろやかな甘みと爽やかな香りがあります。アメリカ産の「オロブランコ」とは、産地と名前が異なるだけで同種類です。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

グレープフルーツの原産国は、亜熱帯地方にある西インド諸島・バルバドスとされており、そこからアメリカのフロリダに伝わったとされています。この果物全体の生産地域としては、第1位がアジア、第2位がアメリカ(北アメリカ)、第3位がアフリカとなっています。この品種の原産は、アメリカのカリフォルニア大学の柑橘研究所で、交配によって生まれました。その後、カリフォルニア州で本格的に栽培が始まり、オーストラリアでも栽培されるようになりました。現在では、主にイスラエルで栽培されるようになっています。日本では静岡県、東京都、熊本県などでも、ごくわずかですが栽培されています。

種まき時期に関しての注意特徴

グレープフルーツの種まき時期に関しては、食した後にまくことができます。ただし、種をまいてから収穫できるまでは10年以上かかる場合があります。種のヌメリをきれいに洗い流して、5号ほどの植木鉢や実にプランターにまきます。確実に発芽するとは限らないため、複数の種をまくと良いでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期に関しては、生産地が熱帯であるため、スーパーなどでは年間を通して流通しています。その中でも多く出回る時期は5月頃です。日本産では、静岡産が5月~6月ごろ、東京都産が2月ごろ、熊本産が5月~7月ごろに流通しています。

病害虫の特徴

グレープフルーツの病害虫としては、柑橘類に多い病害虫に注意が必要です。病気では枝・葉・果実に発症する黒点病・そうか病・かいよう病、根に発症する紋羽病などがあります。また害虫では、カイガラムシ類・ミカンハモグリガ・ハダニ類・ごマダラカミキリなど約30種類にも及びます。

栄養分に関しての特徴

この果物の栄養分は、ビタミンCが豊富で1個食べれば、1日の必要量を摂取できるとされています。ビタミンCには美肌効果の他に風邪の予防にも効果的です。また酸味の元であるクエン酸には、疲労回復の作用もあります。苦み成分であるポリフェノールの一種ナリンギンには、脂肪の分解を促進する作用があります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てるのに必要なアイテムには、植木鉢・水はけの良い肥えた土(腐葉土・赤玉土など)を準備します。肥料は花が咲き始めてから主に必要となります。準備する際には、即効性の化成肥料が良いでしょう。1年目から剪定を行うため、剪定バサミも用意しましょう。

果物の歴史

グレープフルーツの歴史は300年ほどで、18世紀の西インド諸島で誕生したと言われています。その後1823年にアメリカに伝わり栽培されるようになりました。スウィーティーは1958年にカリフォルニアで誕生し、1972年から栽培が始まりました。イスラエルでは1984年から栽培されています。

おすすめの食べ方料理方法

スウィーティーのおすすめの食べ方としては、他の品種と比べて酸味が少なく甘みが強いので、そのままでも十分美味しく頂けます。また、果肉をくり抜いて果皮を型の代わりにしてゼリーを作るのもおすすめです。料理ではアボカドサラダに加えたり、ホタテなどの魚介類のサラダとも相性が良いです。ドレッシングに絞り汁を少量加えると、爽やかな香りのさっぱりとしたドレッシングに仕上がります。白ワインにスウィーティーやオレンジ、キウイフルーツなどカットして加えると、安いお酒でも簡単にフレーバーワインの「サングリア」に早変わりします。

果物育て方の注意点まとめ

グレープフルーツの育て方としては、柑橘類の中では育てやすい種類ではありますが、耐寒性が弱いので温暖地域以外では、鉢植えで育てるようにします。関東でも温暖な場所であれば、庭植えも可能です。植え付けは3月~4月ごろですが、6月中旬ごろでも可能です。日当たりと水はけの良い、肥えた土を好みます。剪定は1年目は主幹を地面の際から40cm程度の場所で切り戻します。2年目には、1年目に伸びた主枝を10cm程度剪定します。剪定する時期は3月くらいがおすすめです。花芽が付いてきたら、先端に葉芽を2つくらい残して切り戻すことで、来年にはそこから花芽が付く枝が伸びます。

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