• 香酸柑橘の種類【だいだい】について育て方や情報
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香酸柑橘の種類【だいだい】について育て方や情報

香酸柑橘の種類【だいだい】について育て方や情報

だいだいは別名をビターオレンジとも呼ばれており、その見た目の良さが特徴的です。果実というより飾り付け、特に正月の鏡餅のてっぺんに置くみかんのような飾りというと、想像しやすいのではないでしょうか。おめでたい席にふさわしい綺麗な色をしており、色鉛筆やクレヨンのだいだい色もここから来ているのです。果物としてはあまり食用では用いられないものの、マーマレードにしたり調味料、ポン酢の材料などに使われることが多いものです。酸味が非常に強い香酸柑橘というジャンルに含まれており、あまり生食には向かないのが特徴でしょう。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類としてはかんきつ類、特に香酸柑橘と呼ばれ、香りがよく爽やかな風味があり、酸味がとても強いため焼き魚などに果汁を降りかける、アルコールの添え物として利用することなどが多いでしょう。食さず調味料としても使われます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

だいだいは日本を原産国とせず、インドのヒマラヤ地方から伝わったと言われています。その後中国を経由して日本に伝わったとされます。インドのヒマラヤ地方は他にも柑橘類など様々な果物の原産地として知られています。同じような果物だと文旦やレモンなどが当てはまるでしょう。インドは亜熱帯地域になりますので、主にマンゴーやマンゴスチンなどのトロピカルな雰囲気のスイーツが果物となっています。ライチやランブータン、ざくろなども当てはまり、かなりたくさんの果物の原産地となっています。ちなみに今では日本国内で栽培されており、静岡県や和歌山県で収穫されます。

種まき時期に関しての注意特徴

柑橘類の場合は種まきではなく苗木から育てることが多いのですが、種からとなるとあまり事例がありません。このため、植木として育てることが多いでしょう。春先に植えてから数年間という長い目で見る必要があります。

収穫時期に関しての注意特徴

旬は10月から12月頃となっており、果実がオレンジ色になってきたら収穫時期です。じつはだいだいは実が落ちることなく、一度結実すれば3年ほどは果樹についています。そのままでも構いませんが、なるだけ早く収穫したほうが色も綺麗でしょう。

病害虫の特徴

病害虫としてはやはり葉を食べるアブラムシなどがつくことが多いようです。また、かいよう病に悩むことも多いでしょう。他の柑橘類などと同じように、防虫や病気対策も行わなくてはなりません。適切な管理が必要になるでしょう。

栄養分に関しての特徴

栄養分に関しては皮にリモネン、フラボノイドなどが含まれており、免疫力を高める効果があります。また、香酸柑橘類はビタミン類も含まれており、健康促進にもかなり効果があるでしょう。強い酸味はクエン酸から来るので疲労回復に適しています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

成長するごとに剪定や摘果の必要があります。このため、アイテムとしてはハサミやのこぎりがあるといいでしょう。また、放置することで勝手に実がなりますので、収穫しやすいのも大きなポイントとなります。害虫対策に歯ブラシがあるといいという意見もあります。

果物の歴史

中国を経由して日本に伝わったのはずっと昔で、平安時代にはアベタチバナという名前で記載されていますが、これが今のだいだいを表しているとは限りません。この時代の書物では柑橘類のかき分けもあまり正確ではないため、他の果実である可能性もあるのです。

おすすめの食べ方料理方法

食べ方としては、まずはそのまま食べるのには向かない香酸柑橘です。香りもいいため、そのままの果物ではなく、ポン酢として加工して使うことが多いようです。果汁を絞って醤油などとブレンドすることで味わいが良くなります。また、漢方としても使われます。これは皮を乾燥させることによって漢方となります。植物としては胃をすっきりさせたり、香りづけをしてより飲みやすい形にするなどの方法があるでしょう。食品ではありませんが、香り用の精油としても使われます。これを香料とした食品は多く、いろいろな香りづけとしても使われているのです。

果物育て方の注意点まとめ

植物の育て方としては、排水がよく育てやすい、あまり風のないところで育てましょう。病害虫も発生しますから、適切に対応することが必要です。比較的かざりつけのために使われることが多い果実ですので、果実としては色の鮮やかな晩秋から冬に収穫する方がいいでしょう。特に年末年始のほうが需要が大きく、縁起も良い植物として様々なところで愛されています。香酸柑橘なのでそのまま食事として使うのには酸味も強く向いていません。食事については特に香りの良さから香料などに使われ、食欲増進やリフレッシュなどにも向いているでしょう。

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