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ブドウ(葡萄)の種類【甲州】について育て方や情報

ブドウ(葡萄)の種類【甲州】について育て方や情報

甲州は山梨県固有の白ブドウ(葡萄)品種であり、生食としてはもちろんワインの醸造用としても栽培される兼用品種でもあり、甲州ブドウ(葡萄)とも呼ばれる果物になります。中くらいの大きさの果実をつけ房はやや長めであり、灰色ブドウと呼ばれる色合いの藤色や明るいえび茶色をしていることが特徴になります。酸味や果実味には特に個性はありませんが、果皮がピンク色であるため果皮から匂いの成分を多く抽出する場合には特有のえぐみが溶け出てきます。果肉はやわらかであり果汁が多く甘さもあり、種の周りには酸味があるため甘酸っぱい味わいがあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

ブドウ(葡萄)は果物分類では、落葉性果樹のその他に分類されます。同じくその他に分類されるものには、カキやキウイフルーツにブルーベリーなどが挙げられます。落葉性果樹には仁果類や核果類、殻果類に分類されるものもあります。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

甲州種はシルクロードを通り中国を経て日本に入ってきた、東アジア系のヨーロッパブドウ(葡萄)品種になりワイン用ブドウ(葡萄)であるヴィティス・ヴィニフェラが起源となっています。ヨーロッパブドウは中近東が原産国であり、乾燥帯や亜熱帯に温帯などその地域により様々な気候帯があります。また日本に比べて気温が高く暑い四十度を超える国もあれば、気温が低く夏でも涼しくすごしやすい国などもあるのが特徴になります。中近東が原産国の果物にはウリ科の一年生草本植物であるメロン、ミネラルやビタミンが豊富なザクロなどが挙げられます。

種まき時期に関しての注意特徴

ブドウ(葡萄)の種まきの時期は春ごろになりますが、種子が硬い殻に覆われているのでペンチなどで殻にヒビを入れてからまくようにしましょう。種まきする土はパーライトや鹿沼土を使用し、芽が伸びてきたら肥料を薄く溶かして与えます。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は9月ごろとなりますが、おいしいブドウ(葡萄)を収穫するには適切な処置を行なう必要があります。花房の整形を行なうために開花の数日前に副梢を切り、果粒ができたら70から80個ほどになるように摘粒することが大切になります。

病害虫の特徴

病害虫はブドウトラカミキリやブドウスカシバなどが発生します。ブドウトラカミキリは剪定後の枝を枯らし収穫量に大きな影響をもたらしたり、ブドウスカシバはつるに幼虫が入り込み糞をするのでどちらも見つけ次第駆除するようにしましょう。

栄養分に関しての特徴

ブドウ(葡萄)の栄養分にはビタミンAやB1、B2にCなどを含みカリウムやカルシウムなどのミネラルが含まれます。疲労回復や栄養補給にちょうどいいものであり、主成分のブドウ糖は体内ですぐにエネルギー源になります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

ブドウ(葡萄)は成長していくともにとても大きく、広範囲につるを伸ばしていく樹木になります。そのため大きく成長させ収穫量を増やしたい場合にはブドウ棚というアイテムがあると便利であり、車庫の天井に這わせたりする方法もあります。

果物の歴史

甲州ブドウは山梨県で発見され、800年以上の歴史がある果物になります。ワインが造られるようになったのは明治時代と最近のことであり、甲州ワインは山梨県の特産品の1つに数えられており、国際ブドウ・ワイン機構に初の国内品種として登録されています。

おすすめの食べ方料理方法

甲州ブドウ(葡萄)の食べ方としては、皮離れがいいため果肉を押すことにより、簡単に果肉が出てきて食べることができます。果肉を食べる際には種の周りに強い酸味をもっているため、酸っぱいのものが苦手な人はかまずに飲み込む方がお勧めになります。冷蔵庫で冷やすことによりよりおいしく食べることができ、冷凍庫で凍らせることでシャーベットとして食べることもできます。また風味が良いため果汁に溶かしたゼラチンを加えてブドウ(葡萄)ゼリーにしたり、果汁を絞ってジュースにして飲むこともできます。お酒が好きな人はワインもおいしく飲むことができます。

果物育て方の注意点まとめ

ブドウ(葡萄)は日光を好む植物であるため、庭などに植えつける時や鉢植えにする際には日当たりのよい場所を選ぶようにしましょう。鉢植えの場合には土の表面が白く乾いてきたらたっぷりの水を与え、庭などに植えている場合には夏場に日照りが続くようなときに水を与える必要があります。木を増やすには3月にさし木にするか、1月か6月につぎ木をしてふやすことが一般的になります。剪定は1月から2月に行い、前年枝の葉のつけ根に混合花芽が分化しその芽から新梢が伸びて葉のつけ根に実をならせるため、すべての枝の基部を1から2節残して選定するようにしましょう。

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