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リンゴ(林檎)の種類【王林】について育て方や情報

リンゴ(林檎)の種類【王林】について育て方や情報

数あるリンゴ(林檎)の中でも特に有名で味もしっかりしているのが王林です。この品種は福島県伊達郡で生まれたゴールデン・デリシャスと印度の交配品種です。1952年に命名されましたが品種登録はなく、今ではふじ、つがるに続き多く作られる品種で、青りんごの代表格として認知されるに至りました。果実は250グラムから300グラムのものが主です。果皮はきれいな黄緑色で、緑色の斑点が付いています。果肉は硬めですがみずみずしく、強い甘さと酸味の少なさが特徴です。外見上サビができやすい品種ですが、一般市場にはきれいなものが出回ります。サビのあるものは地元などで安く消費されます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類で言うとリンゴ(林檎)はバラ科リンゴ属に分類されます。年間を通して市場に出回りますが、特によく出るのは10月から1月の時期です。長期保存の技術向上により一年中美味しくいただけます。食べられる硬い果皮と独特な食感が特徴です。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

王林の原産国は日本です。日本では、実にたくさんの種類のリンゴ(林檎)を栽培、出荷しています。ふじ、つがるを始め、ジョナゴールド、北斗、陸奥、紅玉など色や大きさ、味にそれぞれ特徴があり、違いを楽しめます。また日本では四季を生かして、リンゴ(林檎)以外にも様々な果物があります。南の方へ行くとみかんの栽培も盛んです。小粒なものから大きなもの、甘いもの、少し酸味の利いたものなど多種多様です。イチゴの栽培も多く、ハウス栽培技術で比較的寒い地方でも出荷されています。秋の実りとして柿や栗も美味しいです。栗は加工技術の向上で年中甘いものが食べられます。

種まき時期に関しての注意特徴

リンゴ(林檎)は自宅の栽培も可能です。種まきをするなら4月が適当ですが、ただ植えてもなかなか芽が出ないので、水に漬け込んで発芽させてから植えると良いです。芽が大きくなったらそれぞれ別の鉢に植え直すか、スペースを十分にとってあげてください。水をやり過ぎると根腐れの心配があるので注意です。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫そのものは10月から可能ですが、10月中に穫れたものは甘みがまだ少ないので避けたほうが良いでしょう。11月になってから収穫するのが望ましいです。最も美味しくいただけるのは11月後半以降です。この収穫時期を目指して育てると良いです。

病害虫の特徴

リンゴ(林檎)栽培は病害虫との戦いです。うまく農薬を使いながら、斑点落葉病、黒星病などの病気や、アブラムシ、キンモンホソガ、ギンモンハモグリガなどに注意が必要です。果実に必要な養分を取られ、最悪の場合枯れてしまいます。

栄養分に関しての特徴

王林は、クエン酸やリンゴ酸といった有機酸の栄養分を多く含み、消化を助けます。また殺菌作用もあります。ビタミン類も多く含みます。近年注目を集めるポリフェノールの含有も豊富で、コレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑えてくれる効果があります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

王林をある程度育てると、立ってのみの作業が難しくなります。脚立は必須アイテムです。また、枝の剪定も適時行わないといけません。剪定ハサミも必要です。高いところの枝を切れる柄の長いハサミがあるとなお良いです。

果物の歴史

リンゴ(林檎)は、カザフスタン南部で生まれたと言われています。ヨーロッパ、アジア経由で日本に入ってきました。その後日本でたくさんの品種改良が加えられます。王林が生まれたのは福島県ですが、現在の生産量では青森が日本のシェアの約4分の3を占め、圧倒的です。

おすすめの食べ方料理方法

リンゴ(林檎)は様々な食べ方を楽しむことができます。リンゴジャムにしても美味しいですし、焼きリンゴや、キャラメルと一緒に煮込んでパイのフィリングにもできます。擦りおろしてカレーの隠し味にするのも良いです。カレーを引き立てる脇役になってくれます。しかし、なんといってもお勧めは、リンゴそのままの味を楽しむことです。豪快に一個丸かじりでも、切って食べても最高です。どうしても嫌いという人以外は、皮ごと食べた方が良いです。果皮やその近くには、ポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれています。捨ててしまうのは勿体無いです。

果物育て方の注意点まとめ

王林はリンゴ(林檎)の中でも作りやすい品種ですが、病気や害虫には注意が必要です。特に若木のうちは水をやり過ぎたら根腐れを起こしてしまうし、もちろん枯渇させてもいけません。病害虫を駆除するための最低限の農薬や袋かけなど気をつけて丁寧に育てます。木が疲れないように摘果をし、適切な量だけ実るようにしてあげれば、コロコロとかわいい果実がたくさん収穫できます。強い甘さがあるのにも関わらず酸味の少ない独特の味は、この品種ができてから今まで、多くの人に愛されてきました。秋以降の収穫を楽しみにしながら愛情を持って育ててください。

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