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カンキツ類の種類【河内晩柑】について育て方や情報

カンキツ類の種類【河内晩柑】について育て方や情報

カンキツ類の中でも丸っこく鮮やかな黄色が特徴的なのが河内晩柑です。特徴的なのはその黄色みとデコボコとした表面で、グレープフルーツなどによく似ていることから和製グレープフルーツと呼ばれていることもあります。味わいは実は収穫期によってもかなり変わり、春先は濃い酸味がありジュース量が多く、初夏は糖度と酸味のバランスが取れて味わいが一層良くなり、梅雨から本格的に夏になると実が引き締まりあっさりとした味わいになります。このため、同じ果物でも時期によって全く味わいが違うというのが面白い特徴でしょう。味も徐々に爽やかになってきます。

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植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類としてはかんきつ類となっており、果実としてもかなり大きめの種類になります。また、比較的皮が厚く剥いて食べる必要があるザボンなどの仲間です。全国的に生産量が少ないため、東北などではあまり見かけない果物です。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

原産国は日本ですが、寒さに弱いため東北より北の地域では全く育てることができません。実は3月までは成長させる必要がありますから、愛媛や熊本などで作られていることが多いものです。ちなみに、日本を原産とするとしても、実際にはかんきつ類は様々な品種改良をなされています。このため、日本ではなくそのルーツを辿れば台湾や中国からやってきた果物であることが多くなっています。近類となる果物の中にはベトナムからやってきたフルーツもありますから、こちらも南国にルーツを持つかも知れません。ただ、原産国は日本で構わないとしているところもあります。

種まき時期に関しての注意特徴

河内晩柑の場合は、あまり種から育てるということは少ないでしょう。ただし種から育てたい場合はまずは気候を調べましょう。霜や冬場の寒さなどから、一部の地域でしか育てることができません。育てる際には種まきではなく、苗木からのことが多いでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は3月から8月までとかなり長い期間楽しめます。ただ、収穫時期が違えば味わいは違いますから、その味わいの違いを楽しみながら収穫すると楽しめます。果実は集まって結実しますから、時期をずらすのなら他の果実は傷つけないように注意しましょう。

病害虫の特徴

病害虫に関しては、アブラムシやカイガラムシなどの虫からの病気が多いので、まずは感染させないように虫対策を行う必要があります。特に木を弱らせるアゲハチョウの幼虫やハモグリバエなどにも気をつけるといいでしょう。

栄養分に関しての特徴

栄養分はそのほとんどが果汁で水分を多く含みます。また、糖質やビタミンCが含まれるため、冬場の風邪予防にも効果的でしょう。カリウムも豊富に含まれるので体調を整えてくれる効果もあります。食物繊維は腸の調子を整えてくれるでしょう。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

アイテムとしては、鉢植えにするのなら大きめのものを準備しましょう。河内晩柑は比較的大きめの鉢植えが必要になります。小さな鉢では育成不良を起こすこともありますから、大きく深い鉢を準備しなくてはなりません。

果物の歴史

河内晩柑は大正時代に熊本県河内町で文旦の枝変わりとして発見され、河内という地名と遅く収穫される万感ということで河内晩柑という名前になりました。それが広まり、更に細かく品種分けされ、今のような河内晩柑になっています。

おすすめの食べ方料理方法

食べ方としては、他の文旦類やカンキツ類と同じように、大きな果実を皮を向いてそのまま食べるのが一番でしょう。夏の暑い時期にも収穫されますが、もしその時期ならば冷蔵庫などで冷やして食べるととても美味しくなります。皮が厚くてむけないのなら、包丁で2つに割って食べる方法もあります。スプーンを使うと食べやすいでしょう。また、果汁の爽やかさからカンキツ類はドリンクやゼリーなどにも適しています。このため、例えば果汁を絞ってジュースとしたり、ドリンクの風味付けなどに使われることもあります。皮はピールにしてチョコレートなどにもいいでしょう。

果物育て方の注意点まとめ

カンキツ類の中でも大きく、ある程度まとまって結実します。他のカンキツ類とは違い、結実して収穫できる期間が長いため、ある程度は果樹の様子や育成具合なども考えておく必要があるでしょう。また、冬場にうまく越冬できないと結実しなかったり、結実しても成長しないなどの元です。また、植えつけた初めての冬と次の冬くらいは防寒の必要があります。ただ、果実は表面が少しでこぼこしており、あまり綺麗な丸ではありません。この点は気にする必要は余りありませんが、病害虫によっては表面が黒ずんだり荒れることがありますので、それを防ぐ必要があります。

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