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リンゴの原産国や簡単な育て方について

リンゴの原産国や簡単な育て方について

世界中で古くから知られているリンゴは、いつの時代も、食することで霊力や治癒力にあずかることができると信じられ、大切に栽培され受け継がれてきました。「林檎」と書く時の「ご」は元は「きん(禽=鳥のこと)」であり、甘い果実のなる林に鳥が集まる様子から名づけられ、「りんきん」「りんごん」「りんご」、と転音してきたとされています。楽園を描くシーンに赤い果実はつきもので、その姿は生命力を表しました。秋に実りますが冬まで新鮮なままで保存もきき、料理や菓子の素材としても万能という特徴があります。精神的にも実際にも人々の暮らしを支えてきました。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

リンゴの果物・植物分類の特徴

リンゴは植物分類上、バラ科リンゴ属に属します。典型的な落葉高木樹です。亜寒帯から温帯まで幅広く分布し、品種は7000種以上を数えます。春に5弁花をつける前後に摘花したり幼果を間引くなど管理を施すことで計画的な栽培が可能です。

リンゴの原産国の特徴・同様の原産国の果物・植物紹介

原産国は詳しく特定はできないとされていますが、古くは紀元前数千年から、ロシア南部のコーカサス地方~トルコ周辺にわたって自生していたという発掘調査が出ています。同じ地域からはプルーンやブドウも発生しています。湿度のあまり高くない、水はけのよい土壌がそれらの生育に合っていたのでしょう。長い歴史を通じてそれらはそこからヨーロッパへ伝わり、多くの国で大変ポピュラーな果樹となりました。逆ルートでアジア方面へも広がっていきました。現在は世界の広範囲の国々で、歴史や文学にもとても関わりの深い、大変身近な植物となっています。

リンゴの同時期に開花する花の種類や特徴

開花期は一般的には4月~5月とされています。果樹栽培としては受粉作業がありますから、もし他の種類の果樹と同時に栽培する場合は、品種や地域によっても生育状況がかわってきますので、よく計画をたてる必要があります。何種もの果樹が一緒に咲き揃う様子はとても華やかで心躍るものです、栽培目的ではなく観賞用なら、春のものをいくつか混ぜて植えておくのもよいでしょう。3月までにはウメやビワが目を楽しませてくれ、4月に入ってサクラ、ナシ、モモ、そしてリンゴと次々にラッシュのように咲き誇ります。少ない本数でも丁寧に受粉や間引きをすれば、夏から秋にかけて大変よい実を結びます。

リンゴの花言葉を使う時のサンプル

リンゴというと楽園のアダムとイブの手にする、世のかぐわしいものの象徴です。「最も美しい人へ」「選ばれた恋」という甘美な花言葉の筆頭とされています。イブは蛇という悪者に誘われてその実を手にしてしまったという経緯から、「誘惑」「選択」という真剣味を帯びた言葉で表されることもあります。

リンゴの花・植物の原産国や簡単な育て方についてのコメント

野生のものから食用に特化した商業用のものまで、現在、リンゴは生活に最も根差した植物と言えるかもしれません。万能薬として重宝され、英語圏には「一日一個のリンゴは医者いらず」ということわざもあるほどです。日本でも病気見舞いや病人食に役立てられています。果実は保水力に優れ、飢えも乾きも同時に満たせる滋養ある食べ物として欠かせませんし、栽培がさほど困難ではないため価格も安定していて手に入りやすく、気軽に庭先に植えられるため、一般家庭でも見慣れた木として親近感があります。産地を旅していると、秋はたわわに実るリンゴ林の風格に、春は可憐な花の風情に、心和むことも多いですね。

リンゴの簡単な育て方・栽培方法

リンゴは家庭では鉢植えから開始することが可能です。土は水はけと水もちのバランスのとれた状態で、日光はたっぷりと当てましょう。冬場に肥料や剪定を施します。開花前につぼみの間引き・幼果の時にさらに実の間引きをして、栄養が適切に行き渡るようにします。受粉も手作業で必要となります。さらに9月に追肥することで実の生育がよくなります。品種に合った詳しい育て方を学び見つけていくことが大切です。

リンゴのこの植物に関してのまとめ

歴史を通じて私たちのごく身近なところで常に魅力を放ってきたリンゴ。食べればおいしくまた栄養価も高く、嗅げばハーブと同じくリラックス効果があるとされ、美肌や美容にも珍重されてきました。現代は飽食の時代とされていますが、世界各地からの情報も流通も急速に狭まる中、これほどまでに多岐にわたる食材の中で、今なお食卓の首位の座を誇るリンゴです。繊維質とビタミンの宝庫であり食べ方も豊富で工夫され、愛されてきた果実です。まとめとしては「これからの時代もきっと共にあり、暮らしを支えていく」ということに尽きるでしょう。

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