• バナナの種類【島バナナ】について育て方や情報
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バナナの種類【島バナナ】について育て方や情報

バナナの種類【島バナナ】について育て方や情報

島バナナは皮が薄く、深い甘さが特徴の果実です。樹木のような容姿をしているので木に間違われることがありますが、幹になっている部分は実際には茎であり、樹木のようには硬くならない多年生草本です。日本の沖縄で採れる島バナナは、サイズはジェイアンド・キャベンディッシュ種および台湾バナナである仙人蕉種と比べて小さいのが特色ですが、モンキーバナナと称されるセニョリータ種と比べると大きいです。形はズングリとしていて、香りが濃く、酸味も感じられます。繊維質を多く含んでいるので、お通じを良くする効果があります。本土において販売されるのは稀です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

島バナナは、果物分類ではバショウ科バショウ属に分類されています。小笠原亜種と言われることもありますし、リュウキュウバショウという名称で呼ばれる場合もあります。果実は長さが10cmから13cm前後で小ぶりです。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

原産国が日本の沖縄である島バナナは、小笠原亜種という名の種類で、もともとはマレー半島原産の果実であり、小笠原種に由来しています。沖縄で栽培されるこの果実は、温室栽培を行う必要はなく、普通の庭に植え付けをしても実を結ぶので、収穫も難しくありません。沖縄産の島バナナは、どの庭でも育つので、大規模生産が行われておらず、沖縄県内でもそれほど流通していません。同じくマレー半島が原産の果物としては、マンゴスチンと呼ばれる果物が存在します。熟せば赤紫色になるマンゴスチンは、別名「果物の女王」と呼ばれることがあります。

種まき時期に関しての注意特徴

一般的に、食用のバナナに関しては種がないため、育てようとして庭にバナナ本体を埋めたとしても育ちません。育てたい場合は種まきではなく、苗を購入して植え付けを行うようにしましょう。植え付けの時期は、4月から7月が適しています。

収穫時期に関しての注意特徴

この果実は、収穫時期には緑色のままで収穫され、その後に追熟するという特徴があります。配送は常温にて行われるので、長期間保存することができません。収穫後に追熟するには、紐で果実を吊るして追熟させる方法が一般的です。

病害虫の特徴

この果物は、台風の他にゾウムシと呼ばれる病害虫がります。また、イチョウ病によって立ち枯れすることがありますので、注意しなければなりません。いずれの場合も、一部がやられてしまうと全体に広がってしまう前に対策を講じる必要があります。

栄養分に関しての特徴

島バナナには、特にビタミンAが豊富に含まれており、その他にもカリウムやマグネシウムなどの栄養分を沢山含んでいます。また、食物繊維も多く、フラクトオリゴ糖が含まれているのも特徴で、消化を促進して便秘解消にも効果を発揮します。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

沖縄で育つこの果物は、台風の影響で生産するのが難しいと言われていますので、育てる場合は予め留意しておく必要があります。また、定植してから収穫するまでにおよそ4年の年月が必要です。育てたい場合は、沖縄以外では鉢がマストアイテムで、鉢植え栽培するようにしましょう。

果物の歴史

1830年頃、食用としてマレー半島から小笠原諸島へ持ち込まれたのが始まりとされています。栽培用には、1888年に沖縄と奄美地方へ導入されました。現在は、栽培用としてではなく、自生しているケースも多いです。

おすすめの食べ方料理方法

そのまま食べることができますが、マフィンやケーキに入れたり、アイスクリームなどのお菓子の材料にしても美味しくいただけます。薄くスライスした後、油で揚げると、手軽にチップスまたはフリッターにして味わうことができます。室内で紐に吊り下げ、黒っぽいシュガースポットと呼ばれる斑点が出るまで待ってから食べた方が味わい深くなりますのでおすすめです。キビ砂糖と合わせてジュースにしたり、パパイヤを加えても、美味しく栄養価の高いジュースができます。牛乳と合わせる食べ方はバナナと相性が良いので、いつもより濃厚なバナナジュースを作ることができます。

果物育て方の注意点まとめ

この果実を栽培するには、最低5度以上の気温がないと育てることができません。耐寒性はある品種なので、冬の間は葉を切って、わらを巻いて防寒対策をすると越冬すること自体は可能です。鉢植え栽培をする際は、10月の下旬以降は、日中の時間帯はべランダに置いて日光を浴びさせ、夕方以降は室内で管理をした方が無難です。また、10月下旬から4月にかけての期間は室内管理した方が賢明です。季節を問わず、水やりは土が乾いてきたら十分に与えましょう。それほど水を必要とする植物ではありませんので、土が乾燥してから与えた方がベストです。

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