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カンキツ類の種類【ミネオラ】について育て方や情報

カンキツ類の種類【ミネオラ】について育て方や情報

【ミネオラ】とは、グレープフルーツを交雑したカンキツ類で、タンゼロ(タンジェロ)類の一種です。このカンキツ類は、同じ交雑カンキツ類でもあるセミノールと兄弟にあたりますが、外見には違いがあります。ミネオラはデコポンのように頭の部分がネックのように飛び出しているのが大きな特徴で、デコポンよりも小さいです。果皮は濃い赤橙色をしておりツヤがあります。外側の果皮は少々硬めですが手でも剥くことができ、果実はオレンジのように果汁が多く甘みも強いです。酸味とのバランスが良く、オレンジのような香りが楽しめる風味豊かな品種です。この品種の名前はフロリダ州の地名に由来しています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

ミネオラの果物分類は、ムクロジ目・ミカン科・ミカン属・タンジェロ種の落葉高木です。交雑によって誕生したカンキツ類で、親は「ダンカングレープフルーツ」と「ダンシータンジェリン」という品種です。サイズは150g前後で、デコポンよりも少し小ぶりです。果皮は赤みがかった濃いオレンジ色をしています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

このカンキツ類の原産国は、アメリカ・フロリダ州のミネオラという地域で、この州にあるアメリカ農務省で育成され誕生しました。日本で流通しているものとしては、そのほとんどがカリフォルニア産ですが、国内では和歌山県でごくわずかですが栽培されています。しかし、その生産量は非常に少ないため市場に出回ることはほとんどありません。日本では、兄弟にあたるセミノールの方が多く栽培されており、主な生産地としては大分県が40%、和歌山県が34%、三重県が20%となっています。日本全体の年間収穫量は平成22年度では約3万トンとなっています。

種まき時期に関しての注意特徴

このカンキツ類の種まき時期に関しては、乾燥してしまうと発芽しなくなってしまうため、採取したらよく洗い乾燥しないうちにポットなどに蒔くようにします。種まき時期は決まっていませんが、発芽条件としては暖かい方がより高い確率で発芽するでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期に関しては、アメリカ産は11月中旬~2月の初めごろに収穫を迎え、日本では3月頃から徐々に出回るようになり、5月頃まで楽しめます。一番の食べごろは3月~4月頃です。ごくわずかにオーストラリアでも生産されており、オーストラリア産は7月~9月に少量出回ることがあります。

病害虫の特徴

このカンキツ類の病害虫としては、病気としては葉や果実、枝に褐色の病斑ができる「カンキツかいよう病」が主に発生します。発生しやすい条件は、冬期が温暖で風当りが強く、病斑内菌密度の低下が小さい場合などです。また害虫としては、ミカンハモグリガなどの被害があるため、見つけ次第葉を除去します。

栄養分に関しての特徴

このカンキツ類の栄養分としては、ビタミンCの他にカンキツ類にのみ含まれる成分であるシネフィリンも豊富なことから、風邪予防の大きな効果を発揮します。その他にも美肌効果が期待できます。また、クエン酸は疲労回復と血液清浄効果、ペクチンは整腸作用、βクリプトキサンチンはがん予防に期待できます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てるのに必要なアイテム、おすすめのアイテムとしては、鉢植えの場合には赤玉土の小粒と腐葉土を7:3または8:2の割合で配合土を作ると良いです。2年~3年に1回のペースで植え替えを行うようになるため、必要に応じて鉢を準備します。3月~4月中旬ごろには剪定するので、剪定バサミも必要です。

果物の歴史

ミネオラの歴史は、1931年のアメリカ・オーランドにあるアメリカ合衆国農務省の施設で、交配によって誕生しました。栽培も主にアメリカで行われており、主にカリフォルニア州で生産されています。収穫量は隔年で多くなり、自家受粉は難しいため、花粉源となる品種を混植することで生産量を増やしています。

おすすめの食べ方料理方法

ミネオラのおすすめの食べ方としては、甘味も強いのでデザートとしてそのまま食べるのも良いです。その他には果汁が多いのでミキサーにかけてフレッシュジュースにしたり、シーフードや温野菜などを混ぜたサラダに果肉を加えると、爽やかなサラダが出来上がります。またドレッシングにも果汁を加えると、さっぱりとしたドレッシングに仕上がります。スイーツでは、コンフィを作ることでクリームチーズをのせてワインのお供にしたり、パウンドケーキなどの飾りなど用途が広がります。たくさん作ったら、ギフトとして友人にプレゼントするのも良いでしょう。

果物育て方の注意点まとめ

育て方の注意点としては、日光を好むので庭植えの際は日当たり良好な場所を選びます。肥料は、庭植えでは3月頃に即効性の化成肥料化有機肥料を元肥として施し、6月と11月頃に速効性化成肥料を追肥します。鉢植えの場合には、3月・6月・9月に同様に与えます。主な作業としては剪定と摘蕾・摘果の作業があります。剪定は3月~4月にかけて行いますが、日当たりを考慮しながら枝を切り詰めることが大切です。蕾が多すぎる際には3~4葉に1つの割合で蕾を間引きします。更に7月~8月にはより良い果実を実らせるため摘果を行いましょう。1果につき30~40葉は必要となります。

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