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パイナップルの種類【スムースカイエン】について育て方や情報

パイナップルの種類【スムースカイエン】について育て方や情報

「スムースカイエン」とは、パイナップルの品種の一つで世界的にも多く生産されている品種でもあります。パイナップルは略して「パイン」とも呼ばれることもあるほか、昔は鳳梨(中国語でフォンリー)とも呼ばれていました。この果物は果実のみをパイナップルと呼び、植物全体ではアナナスと呼ばれることもあります。この果物の名前の由来は、葉と果実の形状から「松かさ」を表すPine(松)・Apple(リンゴ=果実)から付けられており、18世紀ごろにその見た目と、リンゴのような甘さを持つことから「パイナップル」と呼ばれるようになりました。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類としては、イネ目・パイナップル科・アナナス属の多年草で、その果実を指します。葉は地下茎から重なり合うようにして伸び、剣のようにとがっており硬いのが特徴です。株の中心が花穂が伸びて約150個の花が咲きます。典型的な単子葉植物の姿をしています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

原産国は熱帯アメリカ地方で、日本で販売されているものの多くがフィリピン産で、全体の8割以上になります。スムースカイエンもフィリピンで多く栽培されているほか、この種類に属している「N67-10」という品種はハワイ種とも呼ばれ、日本では沖縄本島や石垣島などの暖かい地域でも栽培されています。酸味と甘みのバランスが良い品種で、果汁も豊富です。また、完熟した果実はとろけるほどの柔らかさとなり、繊維質を感じることが少ないです。サイズは1kg~1.5kg程度で、生食はもちろんのこと、缶詰に加工したりフレッシュジュースにしてもおいしいです。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期に関しては、パイナップルの種は果実の中心部分ではなく、果皮に近い部分にある胡麻程度の黒い粒が種子です。10粒程度を果実から採って蒔けばよいですが、冬越しが難しいため種を乾燥させないようにして、春に蒔く方が良いでしょう。5月~6月頃に蒔くと発芽しやすいです。

収穫時期に関しての注意特徴

この果物の収穫時期に関しては、植え付け後から約15か月~18か月で収穫が始まります。成熟までに1年以上を要するため、近年では植物ホルモンを成長調整剤として利用して、花芽形成を促進する栽培法が採用されています。日本では7月~9月と11月~翌年の2月頃が、自然下での収穫時期になります。

病害虫の特徴

この果物の病害虫の特徴は、病気としては特に注意するものはありませんが、害虫には注意が必要となります。特にコナガイガラムシが発生することが多く、室内などで乾燥しやすい場所での栽培ではこまめに確認して、見つけた際には直ちに駆除しましょう。

栄養分に関しての特徴

この果物の栄養分としては、ビタミンCやビタミンB1が豊富なため、風邪予防や疲労回復、美肌効果があるほか、糖質をエネルギーへと変えるサポートもしてくれます。更に食物繊維も豊富でタンパク質分解酵素も含んでいるため、消化を促進させダイエット食としても効果があります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てるために必要となるアイテムやおすすめのアイテムとしては、やや酸性気味の土を好むため、赤玉土・腐葉土と共に、ピートモスも用意します。また、成長する春から秋にかけては肥料を施しますが、この時チッソ・リン酸・カリウムが3要素が同量含まれたものか、もしくはリン酸が多めの化成肥料を選びましょう。

果物の歴史

パイナップルの歴史は1000年以上も前に始まります。ブラジル南部やアルゼンチン北部、パラグアイといった熱帯アメリカ地域で栽培されたのが最初とされており、その後16世紀には世界各国へと渡来しました。日本には江戸時代にオランダ船で伝わったとされており、1930年頃から栽培が始まりました。

おすすめの食べ方料理方法

主要品種でもあるスムースカイエンのおすすめの食べ方としては、完熟したものは生食がおすすめです。全体的に丸みを帯びて下が膨らんでいるずっしりとしたものが良く、更に葉は濃い緑をして香りが良いものを選びましょう。食べる前に1時間程度冷やすと更に美味しくなります。料理との相性も良く、酢豚の具としても最適でお肉を柔らかくする働きをします。焼肉の際に骨付き肉の漬けダレにピューレを加えると、果物の酵素がお肉を柔らかくしてくれて更に美味しくなります。また、コンポートにしてパイやタルトなどのスイーツの材料にしても美味しく頂けます。甘味も強いので、フレッシュジュースにしてもさっぱりといただけます。

果物育て方の注意点まとめ

パイナップルの育て方としては、日光が良く当たる水はけの良い場所に植え付けます。また、子株が多く出てきたら株分けをしていき、鉢植えの場合は植え替えも行います。簡単な増やし方としては、果実の上部にあるクラウンと呼ばれる冠芽をさし木することで、容易に活着して苗を増やすことができます。冠芽は軍手をはめて回転させながら引っ張ることで、簡単に取ることができます。取った冠芽は、鹿沼土などでやや乾かし気味で育成させます。置く場所は半日陰が良いでしょう。育成中は葉水を与えて湿度をしっかりと保つことが重要となります。

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