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ベリー類の種類【ハスカップ】について育て方や情報

ベリー類の種類【ハスカップ】について育て方や情報

果物名はハスカップ、和名は黒実鶯神楽(クロミノウグイスカグラ)と言います。ハスカップの名前の由来は、日本の北海道やとロシアなどに居住するアイヌ民族が使うアイヌ語のハシカプ(haskap)から生まれました。ハシカプは日本語で「枝の上にたくさんなるもの」つまり「実」と言う意味を持っています。寒さに強い落葉低木植物で成長すると1~2mになります。また、ハスカップの中にも種類があり、スイベルやピポットゼナなどにわかれます。実の特徴は2~3cmの楕円形で青紫色です。品種によっては赤色や黄色の実がなるものもあります。ベリー類なので味は甘酸っぱく、さらに独特の苦みがあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類は被子植物・真正双子葉類・キク類・キキョウ類・マツムシソウ目・スイカズラ科・スイカズラ属です。スイカズラ属は北半球に約180種が分布しています。同じ実のなるスイカズラ属にはキンギンボクなどがありますが、実に毒性のあるものも多くみられます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

原産国はロシア南東部シベリアのバイカル湖周辺だとされています。バイカル湖周辺は気温の日変化・年変化大きい大陸気候で、冬には最低-19度にまで下がり、夏には14度まで上昇します。年間降水量は400mmで夏から秋に降ることが多く、積雪は多くありません。近年では温暖化の影響を受けて、降水量は増加傾向にあります。1月~5月には湖面が凍結し、氷厚が70~115cmにもなります。そのため、寒い環境でも育つことの出来る果物が収穫されることが多いです。同じベリー類のカシスもバイカル湖周辺から中国の長白山脈が原産だとされています。日本の産地は北海道が有名です。

種まき時期に関しての注意特徴

種まきよりも苗木から育てていくため、苗木の植え付け時期に注意が必要です。苗木は12月、または3月に風通しのいい場所に植え付けます。酸性土壌が適しているので、必要に応じて土にピートモスなどを混ぜて植え付けると良いです。

収穫時期に関しての注意特徴

実は成熟すると濃い青紫色になり、柔らかくなります。このタイミングを逃さずに収穫を行ってください。成熟するタイミングにバラつきがあるため、早く成熟したものから順番に収穫します。収穫時期を逃してしまうと落果しやすくなるので注意が必要です。

病害虫の特徴

ブチヒゲカメムシ、イチモンジチョウ、マイマイガ、アブラムシなどの様々な種類の害虫が発生することがあります。発生を確認したら、早急に取り除いてください。また、水をあげ過ぎたり風通しが悪いと、枝枯れ病や灰色かび病が発生することがあります。病害虫の状況に応じて薬剤散布が必要な場合もあります。

栄養分に関しての特徴

栄養分はビタミンA・B・C・E、鉄分、カルシウム、カリウムなどが含まれています。ベリー類に含まれることの多いアントシアニンも豊富で、目の疲れや視力低下などの改善に役立ちます。また抗酸化作用が強いため、老化防止にも効果が期待されています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てるのにおすすめのアイテムは土壌を酸性にしてくれるピートモスです。日本では雨などの影響や元々の肥料が酸性のため、自然に土壌が酸性化すると言われています。しかし、それでも酸性に達しなかったり、安定しない場合もあります。そういった場合、ピートモスを使用して土壌を酸性に保つと良いです。

果物の歴史

ハスカップの原産地はシベリアのバイカル湖の周辺とされていて、現在ではシベリア、中国、朝鮮半島などに分布しています。寒い地域に自生しており、日本でも北海道などで収穫されることで有名です。「不老長寿の妙薬」として古くからアイヌ民族に親しまれていたベリー類です。

おすすめの食べ方料理方法

そのままだと酸味や独特の苦みで食べ辛く感じてしまいます。そのため、果実酒やお菓子に使用することが多いベリー類です。特におすすめなのははジャムに加工する食べ方です。まずはハスカップとお好みの量の砂糖を鍋に入れて、1時間程度馴染ませます。馴染ませた後は、トロトロになるまでアクを取りながら弱火で煮込みます。時々味見をして、足りないようであれば砂糖の量を調整してください。トロトロになったことを確認し、お好みでレモン汁を絞り入れます。あとは荒熱を取り、煮沸消毒した瓶などに詰めて完成です。そのままは勿論、ヨーグルトなどにかけても美味しく食べることが出来ます。

果物育て方の注意点まとめ

育て方をまとめると、まずは苗木の植え付け時期に注意してください。12月、または3月に風通しのいい場所に植え付けます。必要に応じて土にピートモスなどを混ぜ、土壌を酸性にしてから植え付けてください。害虫が発生してしまった場合、早急に取り除いて下さい。病気の原因になるので過度な水やりは厳禁です。また、状況に応じて薬剤散布が必要になることもあります。成熟するタイミングにバラつきがあるため、早く成熟したものから順番に収穫します。タイミングを逃してしまうと落果しやすくなるので、こまめに確認し、収穫すると良いです。

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