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ネクタリンの種類【ファンタジア】について育て方や情報

ネクタリンの種類【ファンタジア】について育て方や情報

桃の仲間のネクタリン。産毛がなく、桃よりも酸味が強い赤い果物です。皮ごと食べられて種離れも良いため、手軽に食べられる桃です。その代表的な品種の一つファンタジアは、300g位にもなる大玉で、糖度は14度。甘みと酸味のバランスが秀逸です。7月下旬から9月上旬という暑い時期に出まわります。濃厚な味わいにもかかわらず、実はしっかりとしていて日持ちがします。熟すといかにも濃厚そうな深紅に染まり、中の果肉は鮮やかな黄色です。果汁は多く、特有の豊かな香りが特徴的です。4月上旬に、桜に似た薄紫色の美しい花を咲かせます。

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植物図鑑内容

果物分類の特徴

ネクタリンの果物分類は、落葉性果樹の核果類に属します。核果類とは、子房壁が大きくなって果実となる植物です。植物分類ではバラ科モモ属に入ります。ファンタジアは、ゴールドキングとレッドキングを親としています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

桃の変種であるネクタリンは、中央アジアにあるトルキスタン地方が原産地になります。トルキスタンは「テュルク人の国」を意味する言葉で、カスピ海、アラル海、新疆ウイグル自治区、アフガニスタン北部を含む広い地域をさします。ネクタリンの原産国というものは決まっていませんが、ファンタジアはアメリカで誕生しました。トルキスタン地方では様々な果物が良く育ちますが、特にスイカやメロンなどのウリ科の果物や、色々な種類のブドウがよく採れます。アプリコットやイチジクも名産で、ドライフルーツとして世界的に人気があります。中央アジアの果物は、生産の仕方が近代化していないため味が濃く、果物本来の味がします。

種まき時期に関しての注意特徴

苗を植え付けるのに良い時期は12月から3月までの寒い時期です。日当たりの良い場所に植え付けます。種まきから苗を作ることも可能ですが、普通は苗の植え付けを行います。土は水持ち、水はけともに良いものにして、有機肥料か化成肥料を与えます。水やりは土が乾いたらたっぷりと与えましょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は7月から8月の暑い季節です。収穫前に青い実がたくさんついていたら、間引きをして残した実を大きくします。15cm程の中位の枝に一つ実がなるように。虫よけに袋をかけている場合は、一週間前に外して十分に日光に当てて色づかせます。香りがしてきて十分に赤くなったら収穫時です。

病害虫の特徴

ネクタリンは乾燥した地方の果物なので、日本の高温多湿の夏には少し弱いです。病害虫についていえば、葉に黒や褐色の斑点ができる、黒星病や灰星病、枝や実に穴が開く穿孔最近病、枝から汁を吸うアブラムシ、カイガラムシ、幹を食べるコスカシバ、実を食べるモモチョッキリ等のシンクイムシがあります。

栄養分に関しての特徴

ネクタリンには食物繊維が豊富に含まれています。栄養分としてはカリウムも多いので、塩分を摂りすぎたときにはデザートにするといいでしょう。また、果肉が黄色いファンタジアにはビタミンAも含まれています。また果汁が多くて美味しいファンタジアを冷やして食べると、夏ばて気味でも食欲がわいてきます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

地植えの場合は水はけ水持ちの良い土と有機肥料か化成肥料が、鉢植えの場合は7号から8号の鉢と、鉢底石、赤玉土8に腐葉土2の割合の土、化成肥料が必要です。袋掛けはしないほうが糖度は上がりますが、実を雨や害虫から守るために袋掛けする場合は、水をはじくアイテムがおすすめです。

果物の歴史

6~7世紀にトルキスタン地方で育っていたネクタリンは、ヨーロッパに伝わり、西洋の人々に愛されました。ネクタリンという名前は、ギリシャ神話に登場する神々の酒、ネクターに由来します。アメリカでも盛んに栽培され、日本に来たのは1960年代です。長野で生まれた秀峰以外はアメリカ生まれの品種です。

おすすめの食べ方料理方法

暑い夏に、冷蔵庫で冷やしてそのまま食べるのが最高ですが、ジャムやコンポートにしておくといくぶん長く楽しめます。水分が多いので、弱火で煮込めば水は必要なく、ネクタリンそのままの味が濃縮されます。酸味が強いのでグラニュー糖を入れましょう。ヨーグルトによくあいます。また生のままカットしてフルーツサラダに入れると味のアクセントがつきますし、果実酒にするのもいいでしょう。カプレーゼのトマトの代わりにネクタリンを使うと、爽やかな風味が生まれます。モッツアレラチーズとバジルと一緒に盛り付けましょう。また生ハムとも相性がいいです。さらに、肉と一緒に煮込み料理に使う食べ方も一味違って美味しいです。

果物育て方の注意点まとめ

ネクタリンはもともと乾いた土地の果物。植物自体は、熱さや寒さにも強く、大変丈夫で育てやすいのですが、高温多湿の環境で育てるのには注意が必要です。日光が十分にあたる、風通しの良い場所で育てましょう。また水をやりすぎないように気をつけます。湿度が高い季節には病気の予防に努め、害虫は見つけ次第処理しましょう。肥料は真冬の2月と、収穫が終わった10月頃に、また鉢植えの場合には5月にも与えます。剪定は冬の間に行いますが、真夏に枝が茂ってしまう時にも適宜剪定しましょう。花がつきすぎたらつぼみの間引きも行います。

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