• クリ(栗)の種類【丹沢】について育て方や情報
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クリ(栗)の種類【丹沢】について育て方や情報

クリ(栗)の種類【丹沢】について育て方や情報

丹沢栗は早生クリ(栗)の品種であり、シーズン中に最も早く収穫される品種でもあります。落葉性高木であり大きいものでは幹の大きさは80cm、高さは17m以上にまで成長します。樹皮は厚く灰色で縦に深い裂け目があり、葉は表面に艶があり裏面はやや色が薄く、長楕円形でやや薄くバリバリとしています。9月から10月頃に実が成熟し、イガのある殻斗が裂け中から堅い果実が1個から3個現れることになります。丹沢栗は艶はあまりありませんが、甘みがあり大きめな実であることが特徴であり、実の肉質は粉質であり粘りがありません。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

クリ(栗)は落葉性果樹の殻果類に果物分類されるものになります。殻果類とは果皮が乾燥して硬くなり種子と密着していない果実であり、中に1個から数個の種子を含んでいるものになります。同じ殻果類に分類される果物にはアーモンドやイチョウ、クルミなどがあります。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

クリ(栗)には日本・中国・西洋・アメリカと世界四大栗がありますが、日本で栽培されているのはほぼ日本栗であり日本が原産国となります。日本は北から南まで縦に長く、地域により気温差が激しい国になります。クリ(栗)は日本では北海道西南部から本州や四国、九州に分布しており、暖帯から温帯ではよく分布しています。しかし栽培されていることが多くあるため、自然分布との境目が判断しにくい場合があります。また同じ日本を原産国とする果物には、冬の定番の果物である温州ミカンや日本ナシなど多くはありませんが日本原産のものがあります。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期は秋になりますが、種を植えるときはイガから外れて落ちたものを使います。また自然にあるものでは虫が中に入っていることもあるので、水につけるなどして虫がいないことを確認してから植えるようにします。

収穫時期に関しての注意特徴

丹沢クリ(栗)は早生品種であるため収穫時期が早く、9月には収穫できるようになります。また収穫する際にはイガを素手で触ってしまうと手に刺さり怪我をすることがあるので、直接触れなくても手袋をしてトングなどを用意して収穫するようにしましょう。

病害虫の特徴

発生する病害虫にはクリミガやシギゾウムシにカイガラムシ、アブラムシやカミキリムシなどが付きます。クリミガやシギゾウムシは果実に入って食害をする病害虫になり、その他の虫も悪い影響を与えるため見つけたら駆除するようにします。

栄養分に関しての特徴

クリ(栗)の栄養分はカリウムが豊富に含まれているため、高血圧や動脈硬化などの予防に効果があります。また葉酸も含まれているため造血効果により、貧血予防や葉酸が多く必要になる妊婦にも最適な果物となります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

栗は日当たりが悪いと花芽をつけないため、すかすためにも剪定バサミなどのアイテムを用意することが大切になります。込み合った部分の枝を間引いて樹幹に光が当たるようにしますが、枝が太い場合などはノコギリなどのアイテムを利用して切るようにしましょう。

果物の歴史

クリ(栗)はとても古い時代から人との関わりがあるものであり、縄文時代の遺跡から多く発見されています。平安時代では京都の丹波地方で栽培が行なわれるようになりましたが、明治16年頃にクリタマバチの被害にあってから抵抗性のある品種が育成されるようになり今に至ります。

おすすめの食べ方料理方法

丹沢の食べ方でおすすめなものは、栗ご飯にして食べることになります。これは実が大きめであることと甘みがあることはもちろんですが、実の肉質が粉質で粘りが少ないためになります。またクリ(栗)の一般的な食べ方では渋皮煮もあり、渋皮を残したまま重曹で灰汁を取りながら甘く煮る料理になります。渋皮煮を作るときにポイントは、渋皮にキズをつけてしまうと煮ているうちに渋皮がはがれてしまうので、鬼皮を剥くときは渋皮を傷つけないように丁寧に行なうことが重要になります。渋皮煮は処理を丁寧に行なうことで、仕上がりも綺麗になるので焦らずに行ないましょう。

果物育て方の注意点まとめ

クリ(栗)には日光がとても重要なため、植える際には必ず日光が当たる場所に植えるようにしましょう。土は特に決まってはいませんが、水はけ水もちのよいものを選ぶことが大切になります。鉢植えの際には水やりは表土が乾いたら行うようにしますが、地植えであれば多少の乾燥であれば水やりは必要ありません。収穫を目的として育てる場合には収穫できるまで数年掛かることもありますが、花が咲いてから確実に受粉させるようにするには人工授粉を行ないます。人工授粉では多品種の雄花の花粉を取り雌花につけますが、枝先に捕縄に咲くものが雄花でその基部に咲くのが雌花であることに注意して行ないましょう。

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