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ズッキーニについて育て方や情報
ズッキーニは、見た目は緑色できゅうりにとても良く似ていて間違える人も多いですが、かぼちゃの一種なのです。歯ごたえや味はなすによく似ていて、ほのかな甘みと苦味が特徴です。 種類も実は多くあり、花がついているものや丸型のもの、実が黄色いものなどがあり、それぞれのおすすめの食べ方なども異なってきます。スーパーなどでは、太すぎず、またふくらみが均一にあり、表面に傷がなくて皮がやわらかく、艶があり、色が濃い実を選ぶようにするのが正解です。ヘタの切り口を見たときにみずみずしい色をしているものも新鮮度が高いと言えるでしょう。
※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません
植物図鑑内容
野菜分類の特徴
ズッキーニは野菜分類の中ではウリ科カボチャ属の位置づけであり、カボチャの仲間です。よく間違われるきゅうりはぶら下がるようにして実がつきますが、ズッキーニの場合は太い軸から突き出すようにして実が付く点で大きな違いがあります。
原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介
ズッキーニの原産国はアメリカからメキシコですが、栽培が盛んになりズッキーニを使用した様々なレシピが誕生したのはヨーロッパだと言われています。名前もイタリアでつけられました。同じメキシコが原産国の野菜にトマトもありますが、こちらも栽培が盛んになったのはヨーロッパだと言われています。唐辛子も、元々はメキシコからヨーロッパを通り、中国まで持ち込まれたチーレというものが、日本に伝えられたことによって唐の辛子と呼ばれるようになったのです。メキシコが原産国ですが、発展して認知が広まったのは別の国というケースが非常に多いのです。
種まき時期に関しての注意特徴
発芽するのに適切な気温は25度~30度とされており、気温が10度を下回ってしまうと発芽することが難しいです。そのため、3月中旬から5月が種まきの時期として適切です。植えるときは種を2~3粒ずつまとめて植え、適宜水やりをして土が乾かないようにすることが大切です。
収穫時期に関しての注意特徴
開花してから一週間ほど経って、実の長さが25cmくらいになったら収穫の時期として適切です。収穫時期を逃してしまうと株に負担がかかってしまい、さらに大きくなりすぎると実が固くなって食べにくい状態になるので、時期を逃さないように気をつけましょう。
病害虫の特徴
生育を妨げるワタアブラムシという害虫は大量に発生するので注意が必要です。多いのは、高温多湿の環境下でかかると言われている、うどん粉病と呼ばれるカビが原因の病気があります。白い粉がたくさんつくような見た目になります。病害虫の種類は多いので気をつけましょう。
栄養分に関しての特徴
栄養分としては抗酸化ビタミンや、ビタミンC、ビタミンE、そしてナトリウムを排出するはたらきがあるカリウムが含まれていて、夏バテ予防にもなります。体の新陳代謝を促進させ、アンチエイジング効果や美肌効果、ダイエットとしても最適な食材です。
育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム
ズッキーニはまずしっかりとした苗作りをすることが大切ですが、このときにはポリポッドを使用すると収穫後に美味しい実がなる苗が出来上がりやすくなります。育ってくると茎が伸びやすくなるので、アイテムとして支柱を使うことがおすすめです。
野菜の歴史
メキシコが原産で、本来はイタリアン・ベジタブル・マローと呼ばれていましたが、その後にイタリア人が名付けたズッキーニという名で世界中に広まりました。ヨーロッパで広まり、日本へは戦後、昭和に世界から導入されてきました。
おすすめの食べ方料理方法
ズッキーニは夏野菜として有名です。トマト味やコンソメ味で煮込んだり炒めたりしても美味しいですが、余ってしまったときには使い道に困ることもあるでしょう。そんなときは、一品でも十分に美味しく味わえる食べ方もあります。素材そのものの味をより楽しめて簡単なレシピは、夏野菜カレーです。黄色いズッキーニは生のまま食べても甘みがあってとても美味しいです。マリネにしたりステーキなどにして丸ごと食べてもとても美味しいです。調理法もとても簡単なので、甘くてほんのりとした苦味が生かされる新鮮な味わいのうちに調理するようにしましょう。
野菜育て方の注意点まとめ
苗作りの基礎からしっかり行うことがとても大切です。葉っぱや茎が伸びてきたときには適宜処理をし、害虫やカビなどに犯されないようにケアするようにしましょう。また、収穫や種まきの時期をしっかり見極めることも非常に重要なポイントです。少しでもタイミングがずれてしまうと収穫するのにとても苦労したり、素材そのものの味が美味しくなくなってしまったり、さらには実が固すぎて食べられないなんてこともあります。栽培方法をクリアして、調理もしっかりすることで美味しいズッキーニを味わうことができるので、自宅でまずはレシピから試してみましょう。
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