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アスパラガスについて育て方や情報

アスパラガスについて育て方や情報

春に植え付けをして、3年目の4月から5月に収穫できる多年草の野菜です。一度生育すれば、数年間、状態がよければ10年間程、収穫することができます。新芽が食用となり、フサフサしている部分は茎で、葉は退化し、うろこのようになっています。雌雄異体で、雄の株と雌の株がありますが、開花するまでは雌雄の区別できません。 グリーンアスパラガスの他に、ホワイトアスパラガス、ミニ、パープルなどの4品種が市場に出回っています。ホワイトは遮光栽培したものです。ミニは細く、短いもの、パープルはアントシアンを含んだ紫色のものです。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

野菜分類はクロンキスト ユリ目ユリ科クサスギカズラ(アスパラガス)属クサスギカズラ(アスパラガス)目、APS クサスギカズラ(アスパラガス)科クサスギカズラ(アスパラガス)属になります。オランダキジカクシ、オランダウド、マツバウドという別名もあります。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

原産国は南ヨーロッパ、地中海東部、ロシア南部周辺で、紀元前から自生していました。収穫しても次々と新芽を出すことから、ギリシャ語で「新芽」、「多く分かれる」等の意味からアスパラガス オフィスナリスと名付けられました。オフィスナリスという学名はラテン語の「薬用になる」に由来していて、紀元前、医薬品としても使われていたようです。16世紀になって、飢饉となったイタリアで土を掘り出して偶然見つけたのがホワイトアスパラガスでした。その後、ジャガイモ同様に飢饉を救った作物として、食用として栽培されるようになりました。

種まき時期に関しての注意特徴

種まきは4月頃と11月頃の2回です。生育温度は15度から25度。苗の購入もできますが、種から発芽させる場合は4、5日ほど水につけて、黒いビニールポットに1粒ずつ撒きます。乾燥させないように水やりを行い、芽が出たら地植えをします。植え付け1週間前までに苦土石灰で土を中和し、施肥しておきます。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は3年目の春からで、期間は目的や用途によって異なります。3週間収穫を行う、6月くらいまで収穫する、秋の9月に再び収穫にするなど、さまざまです。小さいうちに収穫をすると食べる部分が小さ目ですが、柔らかく、伸びすぎると硬くなってきます。地表15cm~20cm程度がおすすめです。

病害虫の特徴

病害虫ではハダニが発生しやすいです。ハダニは湿気を嫌うので、見つけたら霧吹きで防ぎましょう。カイガラムシは幼虫のうちに歯ブラシなどで落とします。また、ダンゴムシも駆除が必要です。そして、茎に褐色の病斑ができ、株全体に広がって枯死してしまう茎枯病にも気をつけましょう。

栄養分に関しての特徴

栄養分に関しての特徴として、約80~90%が水分で、他にビタミンK、B1、B2、C、E、カリウム、葉酸、アスパラギン酸等を含んでいます。最も注目したいのはアスパラガスから由来したアスパラギン酸です。新陳代謝を高め、体内でタンパク質の合成を高める働きをします。甘味成分のルチンも特徴的です。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

おすすめアイテムとして、欠かせないのが肥料です。植え付けのときはもちろん、その後、液肥や緩効性肥料などの追肥も必要です。また、台風や強風で茎が折れることもありますので、支柱、朝顔栽培などでも使用する円形支柱があると便利です。

野菜の歴史

アスパラガスはオランダから、鑑賞用として渡ってきました。食用となったのは明治時代です。大正時代になり、缶詰をヨーロッパへ輸出するためにホワイトアスパラガスの栽培が始まりました。その後、国内でも食べられるようになり、昭和40年代以降はグリーンアスパラガスが食用の主流となりました。

おすすめの食べ方料理方法

食べ方はボイル、ソテー、天ぷら、スープと多様です。中でもボイルして、マヨネーズをつけシンプルにいただくのが一番のおすすめです。根元から1、2センチ程度切り落とし、ハカマは削ぎ、硬い場合はピーラーで剥いてからゆでます。塩を少々入れた熱湯に、根本部分から入れます。ゆで時間は好みもありますが、少し硬めの歯ごたえが残るくらいがよいでしょう。お湯から出した後、冷水に浸すと鮮やかな緑色になります。また、バター、塩こしょうでさっと炒めると、本来の甘味や味が楽しめます。天ぷらやソテーの際には下ゆでをしない方が食感を楽しめます。

野菜育て方の注意点まとめ

育て方の注意点は、多年草なので、収穫後の作業も欠かせないことです。11~12月には休眠に入りますので、茎を5~7センチ刈り取り、病気予防のため処分します。堆肥、干し草、油かすなど施肥し、土を盛り上げ、根株を埋めるようにして、防寒します。翌年の3月頃、土を取り除き、施肥を行います。水やりに関しては、乾燥する夏は多めに、冬は少なめがよいでしょう。土が乾いてから、水をたっぷりと与えることが大切です。根元に水分を溜め込む場所があり、比較的乾燥には強いです。ただし、葉が黄色変色し、落ちてくる場合は乾燥し過ぎですので注意して下さい。

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