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インゲンについて育て方や情報

インゲンについて育て方や情報

インゲン(隠元)は、またの名をサイトウ(菜豆)、サンドマメ(三度豆)とも言い、安価で低脂肪、高蛋白の非常に優れた食品のため、世界中で主食または主要な蛋白源として利用されています。日本においては、若いさやを食べるサヤインゲンと、成熟した種子を食べる種実用種があり、前者は、天ぷらにしたり、塩茹でにし和え物・おひたしにしたり、様々炒め物などに使われています。また、後者は乾燥させて貯蔵し、煮豆や甘納豆、菓子用の餡などに用いられています。必須アミノ酸のリシンを豊富に含む特徴があり、これが不足している米との食べ合わせが良いとされています。

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植物図鑑内容

野菜分類の特徴

インゲンは、マメ亜科の一年草であり、利用方法によりそれぞれ豆類、及び、野菜に分類されます。完熟した種子を乾燥させて食べる場合には豆類に分類されており、若い種子を鞘ごと食べる場合には野菜に分類されています。野菜分類では、緑黄色野菜として扱われます。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

古代からインゲンマメは南北アメリカ大陸での主要作物となっていました。現在のメキシコ中央部に位置したアステカ帝国では、乾燥させたインゲンを税の物納品目として徴収していました。原産国は中央アメリカあたりであると考えられています。南北アメリカ大陸原産の野菜や穀物は、コロンブスらによってヨーロッパに持ち帰られ、その後、世界中に広まっていきました。南北アメリカ原産の野菜や穀物等の食用植物は大変多く、ジャガイモ・トウモロコシ・トウガラシ・ピーマン・カボチャ・トマト・カカオ・アボガドなど、例を挙げれば枚挙にいとまがありません。

種まき時期に関しての注意特徴

インゲンは、雨・高温・乾燥に弱い為、4月中旬~6月中旬頃までに種まきをする必要があります。短時間で何度も収穫する為、少しずつ時期をずらして種をまけば、無駄がありません。また、間引きの際に一緒に抜けてしまわないよう、重ならないように蒔きます。

収穫時期に関しての注意特徴

インゲンは成長が早く、収穫時期は6月上旬~8月下旬頃になります。インゲンマメは開花後10日~15日くらいが収穫の適期であり、10~15㎝くらいの長さの若いサヤが一番おいしいとされています。収穫が遅れるとあっという間にサヤが固くなってしまうので、実が膨らむ前に収穫する必要があります。

病害虫の特徴

発生しやすい病害虫は、アブラムシ類、ハダニ類、ハモグリバエ類が挙げられ、これらはそれぞれ薬剤で防除できます。また、梅雨時期に病気が集中して発生しやすく、「炭疽病」や「菌核病」などに掛かりやすい為、採光を良くし通気性を高めて予防をします。

栄養分に関しての特徴

インゲンの栄養分は、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類、β(ベータ)カロテン、ビタミンB1、B2、Cなどの他、食物繊維が含まれています。リシンを含む9種の必須アミノ酸もすべて含まれ、非常に栄養価の高い食物と言えます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

インゲンマメを育てるためのプランターのサイズは、標準タイプ(60㎝程度)以上が推奨され、また、長期間にわたり収穫する為、根群を深く張らせるための深型のプランターが適しています。また、弦ありのインゲンの場合、支柱と支柱の間に張るネットも必要なアイテムです。

野菜の歴史

ヨーロッパにはコロンブスの2回目の航海の時に持ち込まれました。6世紀には育てやすく食べやすい作物として栽培されるようになり、ギリシャなど地中海沿岸地域では、ソラマメ中毒にならない健康に良い豆として受け入れられました。またフランスもこの豆の利用に熱心で様々な料理を作りだしました。

おすすめの食べ方料理方法

食べ方はいろいろあり、若いさやを食べる場合には、天ぷら、和え物、おひたし、炒め物として食べられています。豚バラにくるんで焼いたり、ジャガイモと一緒にスープにしたり、ゴア和えにするなどの食べ方もあります。炊き込みピラフやチャーハンの具材としても使えます。また、サラダにも人気の一品です。成熟した種子は乾燥させて、煮豆や甘納豆、菓子用の餡などに用いられています。このように様々な食べ方があり、それにより料理方法も異なりますが、インゲンはたいていの料理に会いますので、利用価値がたいへん高く人気の食物です。

野菜育て方の注意点まとめ

雨、乾燥、高温に弱い植物です。まず、比較的多湿を好む野菜ですが、花に直接雨があたると受粉がうまく行われなくなる為、天気予報を確認し、雨が続くようでしたらカバーなどをかけ花が濡れないようにします。また、水が足りなくても花が落ちますので、花にはかからないように注意しながら、根元にはたっぷりと水をやる必要があります。豆類の中では低温には比較的強い植物ではありますが、夏の30℃を超える高温にも弱く、真夏には実の付きが悪くなります。風通りの良いところで育て、真夏には直射日光が長時間当たらないように気をつける必要があります。

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