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コマツナについて育て方や情報

コマツナについて育て方や情報

コマツナの特徴は、アクやくせがなく食べやすい、そして栄養価が高い緑黄色野菜であることです。アクが少ないので下茹でも不要です。葉にはやや厚みがあり、濃厚な味がします。カロテン、ビタミン類、ミネラル分、カルシウム、鉄分、食物繊維などとても多くの栄養素が豊富に含まれています。特にカルシウムが豊富で、ほうれん草の3倍以上と言われています。そのため、骨粗しょう症予防にも効果的です。ハウス栽培も盛んなので一年中手軽に食べることができますが、冬を代表する野菜で旬は冬です。寒さにとても強く、霜にあたると甘みが増してよりおいしくなります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

野菜分類としては、コマツナはアブラナ科アブラナ属に属するツケナ類の一種です。ツケナ類とはアブラナ科アブラナ属に属する葉菜類で、キャベツのように結球するのではなく、葉が広がっている葉物野菜の事です。水菜やチンゲン菜などが同様のツケナ類の代表品種です。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

中国から伝わった「茎立菜」を元に品種改良されて日本で栽培され始めたので、原産国は中国です。中国はアジア大陸の東部、太平洋の西海岸に位置する、ロシア、カナダに次ぐ3番目に大きな国土を持った国です。その為、亜寒帯から亜熱帯までさまざまな気候の地域が存在し、長江と黄河という二大河川が横切っていて、平野の地域も険しい山岳地域のどちらも存在しています。その広大な土地や様々な気候を活かし、稲作や小麦の栽培、綿花など色々なものが栽培されています。コマツナ以外の中国原産の野菜としては白菜、空芯菜、シソなどがあります。

種まき時期に関しての注意特徴

種まきができる期間は3月から10月と比較的長く、いつもで育て始める事ができる野菜ですが、飛来する害虫による被害が大きな作物なので秋に種をまいて育て始め、比較的害虫の少ない冬に収穫を目指すのがおすすめです。

収穫時期に関しての注意特徴

コマツナの収穫時期は、大きさが20cm位になった頃です。20cmを越えた頃から急激に育ちます。大きくなりすぎると硬くなり味も落ちてしまうので、育ちすぎない内に収穫できるよう気を付けてください。そのまま成長するとトウがたってしまいます。

病害虫の特徴

コマツナの病害虫では主に次の物が考えられます。アブラナ科の野菜なのでアブラムシ、コナガ、アオムシや、ヨトウムシ等の害虫が発生しやすいです。発見が遅れると食害されて葉が穴だらけになってしまいます。また炭疽病や萎黄病、雨の多い時期にはべと病や白さび病が発生しやすくなります。

栄養分に関しての特徴

コマツナはカロテン、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄、リン、食物繊維等色々な栄養分を豊富に含んでいます。特にカルシウムや鉄分は豊富で、ほうれん草よりも多く含まれています。またデトックス効果のあるネオキサンチン、イソチオシアネートも含まれています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てる時におすすめのアイテムは黒マルチ、寒冷紗、防虫ネットです。黒マルチは地温を上げたり雑草防止や地面の水分保持に有効ですし、寒冷紗は霜や防虫効果が、防虫ネットは飛来してくる害虫の防止に役立ちます。小松菜は青虫系の害虫がやや付きやすいので、特に防虫対策には力を入れることをおすすめします。

野菜の歴史

諸説ありますが、中国から「茎立菜」が伝わり、それを元に交雑、品種改良がおこなわれて江戸時代に現代のコマツナに近い「葛西菜」が小松川で栽培され、それを将軍に献上した所「小松菜」と命名したことからこの名称になったと言われています。小松川とは今の東京都江戸川区周辺のことです。

おすすめの食べ方料理方法

コマツナはアクが少なく下茹でが不要なので、シャキッとした歯ざわりを活かす食べ方がおすすめです。また、カルシウムが豊富なのでカルシウムの吸収を助けるビタミンDを一緒にとるとより効果的なので、シイタケや肉、魚等良質なたんぱく質と合わせて調理するのも向いています。カロテンは油と合わせる事が吸収率があがるので、オリーブオイルやごま油を使うのも効果的です。例えば、ちりめんじゃこやかつおぶしと合わせておひたしにしたり、厚揚げや油揚げと合わせて出汁で煮びたしにするのがおすすめです。また、さっとゆでてごま油や塩でナムルにするのも手軽で食べやすいです。

野菜育て方の注意点まとめ

芽が出るまでは土が乾燥しないように気を付けます。水をあげる時は種が流れないように注意します。乾燥に比較的強い作物なので、芽が出た後は水をあげすぎないようにしましょう。根腐れやカビの発生の原因になります。また、種が細かく密集して発芽しやすいので、成長過程をみつつ適度に間引きながら育てていくことが大切です。もったいなく感じるかもしれませんが、栄養不足や日光不足におちいる原因になるので忘れずに行ってください。間引きをしながらよく観察して育て、生育や葉の色が悪いと感じたら追肥します。肥料が多すぎると味が悪くなるので控えめに行うように気を付けましょう。

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