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ラッカセイについて育て方や情報

ラッカセイについて育て方や情報

ラッカセイは一年草のマメ科植物の一種で、南京豆という別名があるほか、地域によっては地豆や唐人豆といった呼び名もあります。花が咲いた後、子房柄が地中に潜って先端のさやが成長することが名前の由来となっており、皮を剥いた状態の物はピーナッツとして親しまれています。南アメリカを原産とし、現在は中国やインドを中心に年間4000万トン以上生産されています。日本でも生産が行われていますが、年間2万トンに届かず、流通している物のほとんどが輸入品です。国内で最も生産量が多い千葉県では名産品としても人気があり、全生産量の8割程度を占めています。

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植物図鑑内容

野菜分類の特徴

野菜分類としては、マメ目マメ科マメ亜科ラッカセイ属に入ります。バージニアやスパニッシュ、バレンシアの3種が存在し、更に粒の大きさによって大粒種と小粒種に分類されます。日本国内で生産されているのは、大粒種がほとんどです。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

南アメリカのアンデス山脈東部が原産とされ、ペルーの紀元前に存在したとされる遺跡からラッカセイの殻が大量に見つかったことから、ペルー周辺地域が原産国として知られています。現地では殻のまま売られたり、皮を剥いてブラウンシュガーで味付けするなど、今も食材として愛されています。南米では、アマゾンに生息する植物で同じナッツ類のサチャインチナッツも有名で、栄養素を豊富に含んでいることから、健康食品としても注目されています。北アメリカでは、古くは家畜の餌や奴隷の食べ物という扱いでしたが、18世紀以降は誰もが食するピーナッツとして定着しました。

種まき時期に関しての注意特徴

霜に弱いため、種まきは遅霜の心配が無い5月中旬から6月頃に行います。種をまいた後は、地温を保つため寒冷紗や簡易なビニールシートなどで覆うと、防鳥効果もあり便利です。葉が出た時点で、成長を促すため寒冷紗を外します。

収穫時期に関しての注意特徴

10月中旬以降が収穫時期となりますが、葉や茎が変色し黄味がかってきた時が目安となります。収穫したラッカセイは逆さに立てた状態で、日当たりが良く風通りの少ない場所で一週間程度乾燥させます。量が減ってしまうため、収穫が遅れないよう注意します。

病害虫の特徴

病害虫は、病害ではそうか病や褐斑病の被害に注意する必要があります。褐斑病は、葉の表面に黄色い丸型の斑点ができるため、点検時に発見したらすぐに排除します。害虫では、カメムシやハスモンヨトウの被害に気をつけます。

栄養分に関しての特徴

落花生には、ビタミンEやビタミンB1・B2などのビタミン類のほか、オレイン酸やリノール酸など多くの栄養分が含まれています。オレイン酸やリノール酸は、動脈硬化などの予防に良いとされ、豆類の中でも含有量が特に多いという特徴があります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

酸性土を嫌うため、種をまく前に苦土石灰の散布がおすすめです。地温を保つためのアイテムとして、寒冷紗やマルチも必須となります。花が咲くまでの間は追肥が必要となりますが、他の豆類と同様、窒素肥料のやり過ぎには注意します。

野菜の歴史

南アメリカのアンデス山脈周辺を原産とし、16世紀にはコロンブスにより世界各地へと伝わりました。日本へは18世紀に中国から伝わったとされ、明治期に栽培が始まり大正の頃に生産のピークを迎えましたが、現在は減少傾向となっています。

おすすめの食べ方料理方法

サヤごと塩茹でにし、サヤから取り出し皮を剥き食べるという古典的な食べ方も人気です。皮を剥いて炒め、バターと絡めて食べるバターピーナッツも美味しく頂けます。沖縄の郷土料理では、皮を剥いたラッカセイに水を足してすり潰し、絞ってクズを除去したものに芋クズを足し、火を通した後に型に入れて冷やす「ジーマーミ豆腐」が人気の一品です。皮を剥いたラッカセイを油で炒め、表面の色が変わったら味噌や砂糖、みりんなどで作った調味料を加え、そのまま余熱で温めれば「ピーナッツ味噌」の出来上がりです。このほか、野菜の和え物にも良く合います。

野菜育て方の注意点まとめ

酸性土は適さないため、土作りの際には2週間ほど前に苦土石灰を混ぜるようにします。寒さに弱いため、霜の影響を受けない5月中旬以降に種まきを行うと同時に、地温保持のため寒冷紗やマルチなどを利用するのが良いでしょう。芽が出るまでは、乾燥しないよう水やりが欠かせませんが、腐らないよう注意する必要があります。成長を促すため雑草を取り除き、追肥も必要としますが、窒素肥料の与え過ぎには気をつけます。花が咲いた後は、子房柄が落ちて実が成長しやすいよう株の周辺の土を柔らかくします。収穫は10月以降に行い、1週間程度乾燥させます。

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