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ナスについて育て方や情報

ナスについて育て方や情報

 学名はSolanum melongena。世界の各地で独自の品種が育てられていて、色や形、大きさなどは千差万別です。焼いてよし、蒸してよし、煮てよしの万能選手であり、世界各国に様々な料理が存在しています。 日本でも和食はもちろんのこと、洋食や中華などでも活躍する美味なる食材。本来は夏から秋にかけて収穫されますが、スーパーや八百屋などで見かけない季節はないぐらいポピュラー。ただし、販売されている品種はかなり少ないのが実情。採りたてほど美味な野菜のひとつでもあり、ぜひご自分で栽培されて味わってみてはいかがでしょうか。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

 野菜分類上ではナス科ナス属。同科の野菜はかなり多く、トマトやピーマン、パプリカ、そしてジャガイモで、同科の野菜だけでいくつもの料理が完成するほどたくさんの野菜が属しています。特徴のうち、最大の特徴は美味であること! 続いての特徴としては、栽培が比較的容易なことがあげられます。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

 原産国はインドの東部という説が有力です。その後、ビルマを経由して中国へ渡り、日本には1000年以上も前に伝来。なんと奈良時代のから栽培されています。 インドといえば、カレーの国であり、暑くて乾季と雨季があること、人口が多いことが有名ですね。ナス以外にもキュウリ(インド北部、ヒマラヤ山麓からネパール付近)やニンジン(アフガニスタンのヒンズークシ山麓、ヒマラヤ)、サトイモ(インドおよびインドに隣接する中国)、トウガン(インド)、スイートオレンジ(インド)レモン(インド北部、ヒマラヤ地方)がインド原産の野菜としてあげられます。

種まき時期に関しての注意特徴

 苗から始める場合はポピュラーな品種がほとんどなので、珍しい品種を育てるためにはやはり種から育てることが必須。寒冷地であれば5月中旬から5月下旬、暖地・または中間地であれば5月上旬が定植の適期。そのため、定植から育苗日数を逆算し、定植日の約80~90日前が種まきの適期となります。

収穫時期に関しての注意特徴

 収穫時期はおおむね6月中旬~10月上旬まで。しかしながら、農家のハウス栽培のような大がかりで特殊な栽培方法でなくとも、暖地で日当たりがよく、夜間から早朝にかけての温度管理がうまくできれば、12月まで収穫を続けることも不可能ではありません。

病害虫の特徴

 栽培上でもっとも注意しなげればいけないのは病害虫の予防と駆除です。もっとも注意すべきは葉ダニ。へたや果実が茶色く変色するだけでなく、ひどい場合は本体が枯れてしまうことも。しかしながら、葉水や農薬を適宜に使用することで防ぐことができます。

栄養分に関しての特徴

 ナスは水分が多く、あまり栄養分がないのでは、と思われがちですが、実は有用な栄養素を多数含んでいます。食材100g当たりで、カルシウムが23mg、鉄が0.2mg、カリウムが230mg、ビタミンB1が0.02mg、ビタミンCが11mg、食物繊維が2.2mgが含まれています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

 栽培する上で必ず必要なアイテムは支柱。最盛期には結実した果実が次々に肥大し、大きく育った実はけっこうな重量があるので、しっかりした支柱は必須。おすすめのアイテムとしてあげられるのは荷づくり紐です。伸びた枝を支柱に固定することで、全体をしっかり支え、風による被害も防ぐことができます。

野菜の歴史

 奈良時代から栽培が始まったナス。その味から「中酸実」(なかすみ)が語源とされ、また、夏に実がなるので「夏実(なつみ)」と呼ばれ、それがなまって「なすび」になったという説もあります。江戸時代から広く栽培されるようになり、ポピュラーな野菜となって現代に至ります。

おすすめの食べ方料理方法

 ナスの食べ方は実に様々。和食ならば焼きナスや漬けものに加えて、味噌汁の具などがポピュラーですが、米ナスを使った田楽や、豚バラおよび挽肉などと合わせた味噌炒めがお薦め。油や味噌との相性は抜群です。最近ネットで話題になっているのが、ナスと豚バラをポン酢と辛子で食すレシピで、たいへん美味です。洋食でおすすめなのがラタトゥイユ。ナス、ピーマン、トマト、ズッキーニとオリーブオイルで炒め煮したカラフルで栄養満点の一品は、熱くても冷たくても美味で、パスタソースやオムレツソース、ピザの具、サンドイッチのトッピングなど、万能選手。ぜひお試しください。

野菜育て方の注意点まとめ

 定植日から逆算しての種まきで必要なのが温度管理。家庭菜園の場合ならば、針金ハンガーを支柱にして厚手のビニール袋をかぶせたり、根元にアルミホイルをしいて葉裏からも日光が当たるように工夫したりするとよいでしょう。定植してからは脇芽を摘みながら希望する本数の枝を伸ばしていきます。3本の支柱を使った3本仕立てがおすすめです。風が強い高層階などのプランターで育てられる場合は、うち2本の支柱をベランダのフェンスに固定しておくと安心です。また、ナスは水が大好き。特に結実してからは、水を欠かさないようにご注意ください。あとは病害虫に注意して、美味なるナスを採りたてでご賞味ください!

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