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サクランボ(桜桃)の種類【高砂】について育て方や情報

サクランボ(桜桃)の種類【高砂】について育て方や情報

【高砂】とは、サクランボ(桜桃)の品種の一つで、元々は「ロックポートピカロー」という名称でした。日本では、別名「伊達錦」とも呼ばれています。サクランボ(桜桃)の名前の由来は、桜の実という意味の「桜の坊」が訛って「桜ん坊」となり「サクランボ」と呼ばれるようになったと考えられています。高砂の果皮はツヤのある黄色から朱色で、果肉は乳白色をしており果汁が多い品種です。果肉の硬さは佐藤錦と同じくらいで、甘さと酸味のバランスの良いあっさりとした食味です。自家不和合性の多い果物であるため、この品種は受粉木として広く栽培されてきました。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

サクランボ(桜桃)の果物分類の特徴は、バラ科・サクラ属の落葉樹に実る果実のことで、樹木を「桜桃」と呼び、果実を「サクランボ」と呼び分けることもあります。果実のほとんどは果肉の中に種が1つある「核果類」に分類されます。ほとんどの桜桃は自家不和合性であるため、他の桜桃との受粉が必要となります。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

サクランボ(桜桃)の原産国はイラン北部からヨーロッパ西部にかけて、桜桃の一種であるセイヨウミザクラが自生しており、有史以前から食されていたと考えられています。この果物にはいくつかの種類があり、別の品種であるスミミザクラはアジア西部のトルコ周辺、シナミザクラは中国原産とされています。日本の店頭に並ぶのはほとんどがセイヨウミザクラで、スミミザクラやシナミザクラはあまり栽培されていません。日本の主な生産地は山形県で、年間の収穫量は1万2000トンです。次いで北海道が生産地となっていますが、年間収穫量は1300トンあまりで山形県が全体の約7割を占めています。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期に関しては、種の周りのヌメリをきれいに洗い流して、プランターなどに植えればいつでも発芽は可能です。ただし、樹木が成長して果実が実るまでは10年近くかかる場合もあります。また、1種類のサクランボ(桜桃)だけを育てても結実しない可能性があります。

収穫時期に関しての注意特徴

サクランボ(桜桃)の収穫時期は、露地物の他にハウス物もあるため時期も様々です。ハウス物は春~初夏にかけてが多く、早いものでは4月ごろから始まります。代表的な品種である佐藤錦は、5月下旬~6月ごろが旬です。高砂も比較的収穫時期が早く、5月下旬~7月上旬ごろが旬の時期です。

病害虫の特徴

サクランボ(桜桃)が被害に遭いやすい病害虫では、病害では灰星病・褐斑病・胴枯れ病などがあり、害虫ではシンクイムシ・アブラムシ類・コスカシバ・カイガラムシ類などがあります。特に果実ではシンクイムシ、幹ではコスカシバ、枝ではアブラムシ類・カイガラムシ類に注意が必要です。

栄養分に関しての特徴

サクランボ(桜桃)に含まれる栄養分としては、糖質の他にビタミンA、ビタミンC、カルシウム、リン、カリウム、鉄分、βカロテンなどがバランス良く含まれています。そのため、多めに食べることで貧血や美肌効果、生活習慣病の予防などに繋がります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てるのに必要はアイテムとしては、果実が実ってくると鳥の食害を受けやすくなります。しかし、サクランボ一つ一つを袋で覆うのは大変なため、果樹全体を覆えるネットを用意してサクランボを鳥から守るようにすると良いでしょう。

果物の歴史

サクランボ(桜桃)の歴史はとても古く、歴史として残る以前より食されていたと考えられています。1世紀の古代ローマの博物学者が記した書物によると、既にトルコにはサクランボの木が自生しており、その際ローマに持ち帰ったとされています。高砂は元はアメリカ産で、1872年に日本に導入されました。

おすすめの食べ方料理方法

サクランボ(桜桃)のおすすめの食べ方としては生食が一番ですが、長時間冷蔵庫で冷やしてしまうと美味しさが損なわれてしまうため、食べる直線に冷やすのがおすすめです。可愛らしい形をしているため、スイーツのトッピングとしても多く利用されています。ゼリーやムースの上に飾ったり、また種をとってゼリーの中に入れても良いです。特にタルトはおすすめで、サクランボを生地と共にタルトに詰めて焼き上げたチェリータルトは、ヨーロッパなどでは定番のスイーツでもあります。見た目も艶やかで食べると程よい酸味がタルトの甘さを抑えてくれさっぱりと頂けます。通常はアメリカンチェリーを用いますが、高砂で作っても良いです。

果物育て方の注意点まとめ

サクランボ(桜桃)を育てるうえで注意すべき点としては、病気・害虫共に発生率が高いため、果樹全体を隈なくチェックして予防に努める必要があります。また、たくさんの実を付けさせるためには人工授粉が必須となります。ただし、実がたくさんなり過ぎると1つのサクランボ自体が大きく成熟できなくなってしまうため、摘蕾をして数を制限させる必要もあります。果実を間引いても良いですが、選定の際に単果枝上にある花芽を間引く方が効果的です。剪定は夏と冬の2回で、夏は7月下旬~8月ごろに新梢などを切り詰めてコンパクトに、冬は12月~2月ごろに長くなった発育枝を20cm~30cm程度に切り詰めます。

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