• サクランボ(桜桃)の種類【紅てまり】について育て方や情報
  • View数View数1,267
  • SCORESCORE443.45
サクランボ(桜桃)の種類【紅てまり】について育て方や情報

サクランボ(桜桃)の種類【紅てまり】について育て方や情報

「紅てまり」は山形の佐藤栄助氏によって育てられたサクランボ(桜桃)の一番人気の品種とも言える「佐藤錦」と「ビック」の掛け合わせで生まれました。2000年に登録された新しい品種で、栽培している農園が非常に少ない希少品種のサクランボ(桜桃)となっています。紅てまりはサクランボ(桜桃)の中でもシーズン最後の品種となっており、7月中旬頃が収穫時期の晩成種となっています。晩成種には紅てまりの他にヨーロッパ各国で栽培され佐藤錦の受粉木として一緒に栽培されているナポレオンや豊産性のある紅秀峰、大将錦などがあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類はバラ科サクラ属の植物で短いハート型が特徴となっており、粒が大きく大きな粒のものでは直径が28ミリほどのサイズになります。濃い甘さが特徴で酸味が少なく、果肉は硬めの食感です。日持ちが良いという面も持っています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

サクランボ(桜桃)の原産国は系統によって分けられており、日本で普及しているものの元の品種となった甘果桜桃は1872~1875年頃にアメリカやフランスから導入されたものが始めとされています。苗木が北海道や東北などに配られたあとは日本でも独自の品種改良が行われるようになりました。アメリカの果物で有名なものはクランベリー・ブルーベリー・コンコードグレープの三大果実があげられます。クランベリーは感謝祭やクリスマスの料理のソースとしてよく利用されます。フランスの果物にはラ・フランスという名前の洋ナシやミラベルと言う名前の西洋スモモがあります。

種まき時期に関しての注意特徴

サクランボ(桜桃)の種の発芽率は非常に低く、条件を整えた農家の種まきでも1000粒植えて1つ芽がでるかどうかという試験結果がでています。また種から育てる場合は別の種類の木と交配をしてしまっている可能性もあるため種から育てることはおすすめできません。

収穫時期に関しての注意特徴

紅てまりは十分に色づいたものから収穫すると甘みが強くより美味しいサクランボ(桜桃)を収穫することができます。収穫時期になる鳥が食べに来るので、被害が目立つときには防鳥ネットなどをかけて対策をとりましょう。

病害虫の特徴

サクランボ(桜桃)の病害虫には汁を吸うことで木を弱らせてしまうハダニ類や幹に入り込み木を食害するスカシバなどがあげられています。スカシバ等の幹に入るタイプの虫は農薬が効きにく対処が難しいですが開花する前に薬剤をかけておくと効果的と言われています。

栄養分に関しての特徴

サクランボ(桜桃)の栄養分は果実の中でも鉄分が多いため貧血予防をしたい方におすすめできます。カリウムも豊富に入っているため高血圧やむくみに効くだけではなく夏バテにも効果があるので夏の時期に食べるにはぴったりの果物です。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

土が乾かないようにするためのワラや黒マルチを用意しておくと水やりの手間を減らすことが可能となるので準備しておきましょう。リン酸肥料やカルシウム肥料を用意しておくと初期生育が良くなるのでおすすめのアイテムとなっています。

果物の歴史

1876年に当時の山形県令となった三島通庸が北海道から苗を取り寄せ、1878年に試験場をつくり育てたのが山形のサクランボ(桜桃)の始まりと言われています。気候風土が適していた山形では品種も増え大量生産され缶詰に加工されたものは横浜まで売りに出されました。

おすすめの食べ方料理方法

紅てまりは日持ちをする品種ですが、それでも日が経つにつれ味が落ちてしまうのは他の品種と変わらないので早めに食べることをおすすめします。ゼリー寄せやムースなどに入れたり、タルトなどにする場合には種をあらかじめ抜いておくとすんなり食べることができます。流通している時期が比較的短い果物なので保存ができる様に加工するのもおすすめの食べ方です。砂糖と一緒に煮てジャムやソースにしたり、コンポートなどにしても美味しくいただけます。お酒が平気な方ならチェリー酒にするのもおすすめです。チェリー酒の実はチェリーケーキなどにして楽しむこともできます。

果物育て方の注意点まとめ

特定の品種を育てたい場合には種ではなく苗木屋から苗を購入する必要があります。根に空気を必要とする植物なので水はけがよい土地で育てましょう。強い風が吹く場所では花が散りやすくなってしまうためお勧めできません。水やりを頻繁にできる環境の場合は必要ありませんが、苗を植えた直後は根の周りにワラを敷くなどして土の乾燥を防ぐようしましょう。苗木の周りに草が生えているようなら刈り取るようにし、雪と地面の間に隙間が空かないようにしておくと雪が多い地域での野ネズミの被害を減らすことができますが、苗を植える時期は雪解け直後に行うようにしましょう。

「サクランボ」に一致するマメ知識

この投稿者の他の植物図鑑一覧