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トウガンについて育て方や情報

トウガンについて育て方や情報

トウガンはウリの一種で、メロンやヘチマのような見た目の野菜です。冬瓜と書いて「トウガン」と読みますが、冬に収穫されるというわけではなく、旬は夏です。しかし、冬までの何か月もの間、冷暗所で長期保存できるということから、夏野菜でありながら「冬瓜」と名づけられました。果実は、細長い楕円形をしているのが特徴です。また、色は濃い緑で、とてもよく熟すと白くなります。大きさですが、リンゴくらいの小さなものから、スイカ状の大きなものまであります。中味は真っ白で、メロンやキュウリのように中央部分にワタがあり、種がいくつもあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

トウガンの野菜分類ですが、ウリ科トウガン属に属します。ツル性の一年草で、オスメス同株であることから、1株植えておくと果実を収穫することができます。丸みがあるものは「マルトウガン、俵のように長細いものは「ナガトウガン」と呼ばれます。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

トウガンは、熱帯アジア地方のジャワ島が原産国だと考えられています。ジャワ島は、コリアンダーなどの香味野菜のほか、タピオカ、唐辛子、トマトなどがよく育つ土地としても有名です。年間を通して高温多湿の気候であることから、日本で夏野菜と呼ばれている野菜全般がよく育つ土地でもあります。さらに、ジャワ島は、香り高いルアックコーヒーや、ジャワティと呼ばれるお茶の栽培が盛んなところとしても有名です。また、ジャワ島から、インドなどの東南アジア全般に広がり、古くから育てられ、親しまれている野菜のひとつでもあります。

種まき時期に関しての注意特徴

トウガンは、春先4月に種まきをします。また、種が固い殻でおおわれているので、植えるまえに、丸1日水に浸しておくほうがよいでしょう。発芽するまではしっかり保温をし、数枚の本葉が出るまで18度以下にならないように注意してください。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は8月ごろです。花が咲いてからしばらくすると果肉が膨らみます。最初は白い産毛のようなものに包まれており、次第に緑になっていきます。果肉がつまってきたら、収穫することができます。完熟になると、濃い緑が消えて、白っぽい色に変化していきます。

病害虫の特徴

病害虫についてですが、地面に這うように育てるのではなく、支柱を立ててやることで虫がつくのを防ぐことができます。夏の暑い時期になると、アブラムシやうどんこ病、ダニなどが発生することがあるので注意が必要です。

栄養分に関しての特徴

全体の95%が水分でできているトウガンは、低カロリーな野菜として知られています。カリウムを多く含み、ナトリウムを体外に放出するように作用することから、高血圧に効果があると考えられています。ビタミンCなどの栄養分も豊富で、風邪の予防にもよいとされています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

トウガンは乾燥には強いですが、寒さに弱い野菜です。保温効果のために、しき藁などのアイテムをしいてやるのがよいでしょう。さらに、種を直まきではなく、発芽してから植え付けするのがおすすめです。また、害虫除けのために、支柱を立て、上に向かってツルが伸びるようにしてあげましょう。

野菜の歴史

トウガンは、日本でも古くから利用されている野菜のひとつです。古くは、平安時代に食されていたという文献が残されています。固いからに覆われている野菜であるために保存がきき、冷蔵庫や冷凍庫のない時代にも重宝されていたということでしょう。

おすすめの食べ方料理方法

たんぱくな味わいなので、どんなお料理にも合います。食べ方ですが、皮はとても固いので、調理する前に取り除きます。ワタと種の部分も綺麗にとります。実は、煮ると大根のように柔らかくなります。肉や野菜などと相性がよいので、とろみのあるスープや煮物にするのにも最適です。それ以外でも、生のままで漬物にしたり、酢の物、和えものにすることもできます。さらに、砂糖やシロップを加えることで果物のようになり、菓子として食することもできます。非常に低カロリーでダイエット食としても最適です。カットしてから保存する際には、種とワタを取り除くことで長持ちさせることができます。

野菜育て方の注意点まとめ

温かい気温を保つことができれば、トウガンはとてもよく育ちます。しかし、育ちすぎて葉が込み合った状態になってしまうと、実がつきにくくなることがあるので注意してください。大過ぎる枝は切り落とし、別の方向へとツルを向けるなどしましょう。なお、親ツルに関しては5節程度のところで摘芯してしまい、子ツルを伸ばすようにするのがうまく育てるコツです。開花後は、肥料をやるようにすることで、果実の育ちがよくなるでしょう。支柱を立てるのが理想ですが、這うように育てる場合には、敷き藁などで害虫がつかないように注意することです。

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