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ナバナについて育て方や情報

ナバナについて育て方や情報

ナバナは菜の花や花菜とも呼ばれます。菜の花は黄色い花の総称であり、1種類に限定する名称ではありません。ナバナはなたね油用、食用、観賞用に分けられますが、それぞれ品種も異なります。食用とされる、葉や、つぼみや花茎はとても柔らかく、ほろ苦さがあるのがナバナの特徴です。洋種菜種を食用に改良されたものが、ナバナです。冬から春にかけて食べられます。栄養分が豊富で、ビタミンやミネラルが多い野菜です。千葉県や徳島県、三重県など、国内でも広い地域で生産されています。栽培は比較的容易いので、一般家庭でも栽培可能な野菜です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

ナバナの野菜分類としては、アブラナ科アブラナ属の1~2年草となります。黄色い花を咲かせるのがアブラナ属の特徴です。ダイコンもアブラナ科なのですが、白やピンクの花が咲きます。これはアブラナ属ではなく、ダイコン属になるためです。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

原産国は、地中海沿岸や北ヨーロッパや中央アジアと言われています。原種は大麦畑に生えていた雑草でしたが、農耕文化と共に、移動していったと考えられています。原産地域が同様の野菜には、キャベツやブロッコリー、ダイコンやホウレンソウ、ハクサイなどが挙げられます。アブラナ科の野菜に共通しているのは辛味成分がある点です。イソチオシアネートという成分で、唯一アブラナ科の野菜に含まれています。花びらが十字架のように4枚に開くところも共通しています。十字花科と呼ばれることもありました。単葉から羽状複葉で、たく葉がないのも特徴です。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期は9月の中旬ごろです。行う前には、石灰をまいて土をよく耕しておく事が大切です。元肥には質のよい化成肥料や油粕を使用することも重要です。直まきの場合、発芽したら、成長に合わせ2~3回間引きをし、株間が30センチぐらいになるようにします。この時、害虫に侵されていない株を残しましょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期には害虫が発生しやすいので注意が必要です。 花茎が20センチから30センチになったところで収穫しますが、上部から10センチ位の長さのところを収穫しましょう。花が開いてしまっては風味が落ちてしまうので、収穫が遅れないように注意することが大切です。

病害虫の特徴

主な病害虫には、コナガ、アブラムシ、アオムシ等があります。コナガはアブラナ科の花や野菜を荒らす重要害虫とされています。幼虫は緑色で、大きさは約10ミリほどです。アブラムシやアオムシも付き易いので、定期的に薬剤の散布などをして防除していくことが必要です。

栄養分に関しての特徴

βカロテンが豊富に含まれていますが、βカロテンは、体内でビタミンAに変換されるため、皮膚や粘膜そして髪を健やかにしてくれる効果があります。肺や喉などの呼吸器の働きを助ける効果や、ガンの予防や抑制する効果があるとも言われています。カルシウムやカリウムなどのミネラルも豊富です。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

ナバナを育てる際には様々なアイテムが必要になりますが、そのひとつに石灰があります。それから化成肥料や油粕など、質のよいナバナを育てるためにも必要です。害虫防除のための、防虫ネットやベタ掛け資材も用意すると良いでしょう。

野菜の歴史

ナバナが日本に伝わって来たのは、平安時代ごろとされています。和種なばなと呼ばれていました。室町時代には食用油としての利用が主流となっていたようです。西洋種のナバナも明治維新後に入ってきて、「菜の花」として普及していきました。「野菜」として食卓にあがるようになったのは、昭和以降です。

おすすめの食べ方料理方法

ナバナは軽く茹でて、和え物やお浸しにして食べられますが、その他にも様々な調理法で美味しく頂くことが出来ます。天ぷらにするのも良いです。その場合は、下茹では不要です。炒め物にしても美味しく食べられます。にんにくを軽く熱して香りを出してから、豚肉やベーコンなどと一緒に炒めたりなどして頂くのも良いでしょう。お味噌汁の具材としても使えます。菜の花を浅漬けにしても、独特の風味がありますが美味しく食べられます。魚介類とナバナを組み合わせてパスタにしても良いでしょう。これらのように、ナバナは様々な調理法に向いており、様々な食べ方が出来ます。

野菜育て方の注意点まとめ

育てる時の注意点をまとめておきます。家庭菜園として、プランターでも育てる事が出来ますが、日当たりの良い場所で育てる事が大切です。それから、水分を多く含んだ土の方が成長が良いので、乾燥に注意して適度な水やりをすることも忘れないようにしましょう。追肥をきちんと行うことも重要です。防虫に努めることも大事です。防虫ネットや薬剤などを使用し、害虫の食害を最小限に抑えましょう。つぼみが出来たら開花が早いので、収穫時期を見逃さないようにする事も大切です。こまめに収穫して、わき芽の成長を促してあげることがポイントです。

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