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スモモ(プラム)の種類【大石早生】について育て方や情報

スモモ(プラム)の種類【大石早生】について育て方や情報

スモモ(プラム)は桃のようにとろける甘みを持つ果肉と、酸味のある果皮が絶妙なバランスでおいしいフルーツです。栄養バランスのよい優良フルーツであることから注目を集め、今日では日本でも様々な県で栽培されています。特に国内でもっとも生産量が多い大石早生は、濃い黄色の果肉に鮮やかなピンク色の果皮を持つ人気の品種です。熟すと果皮はもっと赤くなります。この大石早生は福島県の大石俊雄氏が生み出したことからこの名前がつきました。育てている段階では、白い花を咲かせ、その後鮮やかな赤い実をつけるため観賞用としてもおすすめのフルーツです。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

学名:Prunusspp.果物分類としてはバラ科サクラ属に分類されます。スモモ(プラム)には多くの種類がありますが、日本スモモ(プラム)と西洋スモモ(プルーン)に大別されます。日本スモモは主に生食用、西洋スモモは主に加工用で栽培されています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

スモモ(プラム)の原産国は、日本スモモは中国、西洋スモモはコーカサス地方です。中国は国土が広いため、地域によって気候は様々です。そのためいろんなフルーツや野菜の栽培が行われています。特に日本に馴染み深いものとしては、カキ・ウメ・アンズ・モモ・キウイフルーツなどがあげられます。またライチに似ているリュウガンというフルーツも中国が原産です。半透明な果肉に大粒の種が1つ入っているのが特徴ですが、日本ではあまり流通していません。コーカサス地方ではリンゴ・ブドウなどがあげられます。ブドウが原産ということからワインにおいてもコーカサス地方は有名な産地です。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき・植えつけは11~3月に行います。太陽や大石早生などの品種は比較的育てやすいのですが、他品種がないと受粉できないため、育てたい品種と、それに合わせた他品種を用意する必要があります。庭への植えつけの場合は、風通しがよく水はけのよい日なたを選ぶようにしましょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は大体7~9月頃ですが、早いものでは5月下旬からでも収穫できます。袋掛けしている場合は、収穫1週間前には袋をはずし、果皮がしっかりと色づいて完熟したら収穫しましょう。甘い実を育てたければ、成熟期に水やりを控えるようにしましょう。

病害虫の特徴

主に5~7頃に病害虫がよく発生する傾向にあります。病気としては、葉や実に黒い斑点ができて腐敗させてしまう黒斑病や、葉や実の一部が膨らんで白い粉を吹いたような状態になるふくろみ病などがあります。害虫はシンクイムシ類やアブラムシ類が発生します。

栄養分に関しての特徴

ミネラル・ビタミンがバランスよく含まれており、特に乾燥させたものにはビタミンB群が豊富です。また食物繊維も豊富なので便秘改善に効果があります。バランスよく栄養分が含まれているので意識して食べたいフルーツです。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

スモモ(プラム)は品種によっては比較的育てやすいですが、無農薬で育てたいのであれば果実にかける袋が必須アイテムです。スモモには大体5~7月頃に病害虫が発生しやすいので、その前には袋掛けをするだけでもある程度防ぐことができます。

果物の歴史

日本には奈良時代に中国から伝わったと記録されています。古くから馴染みのあるフルーツのようですが、酸っぱい桃=スモモという認識で広まり、あまりいい印象ではありませんでした。しかし明治時代には栽培が始まり、徐々にその認識は払しょくされていき今日に至ります。

おすすめの食べ方料理方法

スモモ(プラム)は生のままであったり、ドライフルーツに加工したり様々な形で市販されています。大石早生のように甘みと酸味のバランスがよいものは生食がおすすめです。酸味が強いものなどはバナナなどと一緒にジューサーにかけてフレッシュジュースにしたり、スモモジャムにするのがおすすめの食べ方です。またドライフルーツに加工されたものはギュっと栄養分を凝縮しているものなので、そのまま食べたり、細切りにしてサラダに混ぜたりするのおいしく召し上がれます。また水分が抜けたフルーツはバターケーキなどの焼き菓子に重宝されます。クッキーやバターケーキ、タルトなど様々なスイーツに加えると絶品です。

果物育て方の注意点まとめ

根がはるようになったら、水やりは控えた方がよく育ちます。スモモの花芽形成の時期に窒素分が土壌に多く残った状態だと、栄養成分が促進されて枝ばかりが伸びてしまいます。それでは花芽がつかないおそれもあるため、施肥は控えるように注意しましょう。また他のフルーツ同様剪定・受粉・摘果などの作業は必ず行うようにしましょう。受粉はできれば人工授粉をおすすめします。スモモは実が柔らかく、強い雨に打たれれば実がキズだらけになってしまう恐れがあります。そしてその鮮やかな果皮に誘われて暖かくなった頃に多く発生する害虫や鳥にも狙われやすいので、なるべく袋掛けの作業を行うように心がけましょう。

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