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スモモ(プラム)の種類【サンタローザ】について育て方や情報

スモモ(プラム)の種類【サンタローザ】について育て方や情報

初夏の頃に甘い香りと鮮やかな色で楽しませてくれるスモモ(プラム)。日本には中国原産のスモモが奈良時代に伝わりました。酸味があり、酸っぱいことから酸桃(スモモ)と呼ばれました。その後、アメリカに渡り品種改良された西洋スモモが現在一般的に知られるようになったスモモ(プラム)で、日本国内でもたくさん栽培されるようになりました。サンタローザは日本でも人気の品種で、大石早生、ソルダム、太陽に次いで4番目に多く生産されています。やや大きめの果実は甘味と酸味のバランスがよく、フルーティな香りが特徴です。黄色い果肉を包んだ果皮は熟すと鮮やかな紅色になります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類でスモモ(プラム)はバラ科サクラ属に属します。同じサクラ属としてウメ、アンズ、サクランボなどがあります。スモモ(プラム)は自分の花粉では結実しにくい自家不和合性のものが一般的です。同じサクラ属のウメやアンズの花粉で人工授粉させることもできます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

サンタローザの原産国はアメリカです。アメリカの育種家ルーサー・バーバンクが20世紀の初めに、日本のスモモにアメリカ原産のアメリカスモモ、あるいは中国北部原産のシモンスモモを交雑したものと考えられています。日本に入ってきたのは1920年代です。サンタローザは現在世界で最も多く栽培されているポピュラーな品種です。同じアメリカ原産の果物として、イチゴがあります。現在食べられているオランダイチゴのルーツは、北アメリカ原産のバージニアイチゴと、南アメリカ原産のチリイチゴをオランダで交雑させて誕生したもののようです。

種まき時期に関しての注意特徴

スモモ(プラム)を食べると大きな種が残ります。種まきしたいと考える人もいますが、発芽させることは難しいので苗木を植えるのが一般的です。苗木の植え付けは12月から3月に行います。風通しがよく、水はけのよい日なたを選びましょう。枝は50センチほどで切り戻し、しっかりした支柱を立てます。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は7月上旬頃です。たくさん果実がつきすぎると大きな果実にならないので収穫前に摘果をします。花の満開から30日後くらい、果実が親指くらいになったころに1回目の摘果をします。発育不良や病害虫果から摘果します。満開から50日くらいに2回目の摘果を行います。

病害虫の特徴

病気では果実や枝葉に発生する黒斑病、果実や花に発生する灰星病、主に幼果に発生するふくろみ病などがあります。害虫はチョッキリ、アブラムシ、シンクイムシ類、カイガラムシ類、モンクロシャチホコの幼虫などに注意が必要です。

栄養分に関しての特徴

スモモ(プラム)の果肉に含まれる栄養分としてリンゴ酸やクエン酸があります。酸は疲労回復に効果があります。また、ペクチンなどの食物繊維もたくさん含まれていて、整腸作用があるので便秘の予防などに効果があります。そのほかにカリウムや葉酸も含まれています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

スモモ(プラム)は日本の気候に合っていて育てやすいので、特別なことは必要としません。ただ、うまく育てるためには剪定が必要なので剪定ばさみを必要なアイテムとして揃えておくことをおすすめします。冬に長く伸びすぎた枝を切り詰めると短い枝によく実がなるようになります。

果物の歴史

西洋スモモは紀元前からヨーロッパ各地で栽培されていました。日本には奈良時代に中国原産のスモモが伝わったそうですが、本格的に栽培をするようになったのは大正時代です。アメリカに渡り品種改良されて戻ってきた現在のスモモ(プラム)が一般的になり、たくさん生産されるようになりました。

おすすめの食べ方料理方法

スモモ(プラム)特にサンタローザは味も香りも良いので、フレッシュなものをそのまま食べるのが一番おすすめの食べ方です。皮ごと食べても酸味と甘みが感じられ、みずみずしい初夏の旬の味を堪能できます。沢山ある場合は傷んでしまうので、焼酎と氷砂糖と一緒に瓶の中に漬け込み果実酒にしたり、砂糖と1:1で煮詰めてジャムにしても楽しめます。果実酒もジャムも、皮ごと使うことで色鮮やかな仕上がりになります。ジャムはヨーグルトのトッピングなどに使うとおしゃれです。他にも氷砂糖と酢を一緒に漬け込むとお子様にも喜ばれるサワードリンクができます。

果物育て方の注意点まとめ

日本でも馴染みのあるスモモ(プラム)。日本の気候に合っているので育て方は難しくありません。ただ、自家不和合性のために1本では実がなりにくい特性を持っていますが、サンタローザは比較的結実しやすい品種と言えます。風通しがよく、水はけのよい場所で日当たりのよい場所が最適です。たくさん実をつけるためには摘果が大切です。花が満開になってから30日頃と50日頃を目安に摘果しましょう。ウメやアンズなどの樹木で受粉することもできます。スモモ(プラム)は放任すると大きくなるので冬に伸びすぎた枝を剪定し、コンパクトにまとめることもできます。

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