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イチゴの種類【紅ほっぺ】について育て方や情報

イチゴの種類【紅ほっぺ】について育て方や情報

「紅ほっぺ」はイチゴの種類の一つで、この名前の由来は、その果皮や果肉が美しい紅色をしていることと、食べるとほっぺたが落ちるほどのコクがありとても美味しいということから、このイチゴに親しみを持ってもらいたいという願いも込め、「紅ほっぺ」という名前になりました。果肉を半分に切ってみると、果実の中まで赤くなっており、果実の中心も赤いことが分かります。程よい硬さもあることから食感もしっかりと感じられるイチゴです。名前の通り、とても美味しく食べ応えのあることから、イチゴの中でも非常に人気の高い品種で、最近では全国各地で栽培されるようになり生産農家も増加しています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類はバラ目・バラ科・オランダイチゴ属の多年草で、食用とされる部分は花托(かたく)と呼ばれる部分です。花托は、被子植物の茎が厚くなった部分で、そこから花が育っていきやがて果実となります。果実は甘みが強いため果物として親しまれていますが、草本性の植物のため野菜として分類されることもあります。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

イチゴの原産国の特徴は、本格的な栽培が始まる以前は、石器時代頃から野生の品種が食べられていました。栽培が始まったのは18世紀のオランダで、南アメリカ原産のチリ種と北アメリカ原産のバージニア種の交配種であるオランダイチゴです。紅ほっぺはの原産は静岡県で、「章姫」と「さちのか」という静岡原産の品種を交配させて生まれ、2002年に品種登録がされました。このいちごは、他の品種と比べてサイズが大きく甘みの強い種類ですが、いちご本来の程よい酸味も兼ね備えたバランスの良い食味となっており、食べ応えが十分ある品種と言えます。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期に関しては、12月~2月ごろに撒くと、6月~7月ごろには収穫することができます。しかし、いちごのたねは非常に小さいためカビに弱く、発芽条件をしっかり満たした環境でないと発芽しないので注意が必要です。発芽条件は、20℃~25℃の日当たりの良い場所で、適度な湿気を持った酸性土壌です。

収穫時期に関しての注意特徴

紅ほっぺの収穫時期に関しては、ハウス栽培では1月下旬~5月上旬と、イチゴの品種の中では比較的遅い時期になります。また、露地栽培では3月下旬~4月ごろが一般的な時期ですが、栽培地域によって多少の違いがあります。

病害虫の特徴

いちごの病害虫に関しては、病気では水はけが悪いことで起こりやすい「根腐れ病」や、熟しすぎた果実に起こりやすい「灰色かび病」、ハウスやトンネル栽培で多い「うどんこ病」などがあります。害虫では、ハダニやアブラムシ、ハスモンヨトウなどがあります。

栄養分に関しての特徴

いちごの栄養分の特徴としては、ビタミンCとアントシアニンを多く含んでおり、ビタミンCは風邪の予防や疲労回復に効果があるほか、肌荒れ予防にもなるため美肌効果も期待できます。アントシアニンはいちごの赤い色を作っている成分で、ポリフェノールの一種です。主に眼精疲労の改善や視力回復効果があります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

いちごを育てる際に必要なアイテムとしては、ややアルカリ性の土を好むため、地植えでは堆肥や石灰を、鉢植えでは赤玉土5・鹿沼土3・腐葉土3の割合で用意します。また、冬を越す際に防寒としてわらを用意し、いちごの株元を覆います。

果物の歴史

いちごの歴史は石器時代にまで遡ります。その頃は野生のいちごの果実を取って食べられていたほか、葉や茎、根っこなども薬として利用されていました。本格的に栽培が始まったのは、今から約200年も前の18世紀のヨーロッパと言われています。

おすすめの食べ方料理方法

紅ほっぺの美味しい食べ方としては、果皮が鮮やかな紅色をしていて、色があまり濃すぎないものや薄すぎないものを選んで、練乳などをかけて食べるのがおすすめです。また、この品種は果実の中まで赤色をしているので、いちごジャムを作るときれいな色のジャムが作れます。程よい酸味があるのでパンに塗って食べるほか、いちごタルトなどのスイーツにも利用できます。また、ショートケーキなどの上に半分にカットして乗せることで、この品種のきれいな紅色を楽しむこともできるのでおすすめです。他にも牛乳とはちみつ、少量の氷を入れてミキサーにかけてスムージーにして飲むのもおすすめです。

果物育て方の注意点まとめ

紅ほっぺの育て方では、苗作りがとても肝心です。そのため親となる苗を植え付けてランナーを出すことから始めなければなりません。植え付ける際には、日当たりと風通しが良く、さらに雨が降っても水はけの良い場所を選びます。また、土づくりでは弱アルカリ性の土壌となるよう石灰を撒き、結実を良くするために化成肥料を適宜施すことが大切です。越冬の際には防寒対策として株元にわらなどを敷いておきます。冬期は葉や茎は枯れてしまいますが、土の中の根は休眠状態となっているのでしっかりと保温してあげることが、春先に新しい芽を出すために重要なのです。

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