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サクランボ(桜桃)の種類【北光(水門)】について育て方や情報

サクランボ(桜桃)の種類【北光(水門)】について育て方や情報

サクランボ(桜桃)は「桜の子」やその形状のかわいらしさから「桜ん坊」と呼ばれ、それが転じたものです。北光(水門)は、おおよそ1000はあるという品種の一つです。北海道小樽市で、明治時代に発見されました。「水門」の名で流通していることが多くみられますが、正式名称は「北光」です。ほかのサクランボ(桜桃)と比べたときに、果頂が若干とがって見えます。果肉は柔らかく、酸味と甘みのバランスが絶妙。コク深い味が特徴的です。市場に流通するのは6月下旬頃が目安です。春が終わり夏が来ることを教えてくれる、季節の果物です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

バラ科サクラ属の植物で、果物分類は桜桃です。よく出回るのは6月ごろから7月ですので、夏の果物風です。国内にある約4,840ヘクタールほどの栽培面積と約1万6,100トンに上る国内の年間出荷量の8割近くが山形県であり、それに続く北海道は1割に足りません。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

もともとサクランボ(桜桃)は、ヨーロッパの地域で自生していたとのこと。紀元前300年前には、栽培がおこなわれていたとされています。原産国となれば、カスピ海沿岸付近の国々となります。日本では平安時代に書かれた「本草和名」に、桜桃の名が見られます。また江戸時代前期に書かれた「新刊多識編」にも、その名が見られます。これらは中国から流入したもので。シナミザクラのサクランボ(桜桃)と考えられます。日本で本格的な栽培が始まったのは、明治時代の初め。アメリカやフランスなどの品種を採用して行われました。この栽培が定着したのは、北海道や山形だったのです。

種まき時期に関しての注意特徴

日本において栽培されているのは、約30種類ほどの品種です。苗木から購入して植え替えて楽しむ人が多くみられますが、種からの栽培が特別難しいということではありません。種まき時期は春から初夏にかけて。乾燥させない状態で蒔きます。発芽に1年、場合によっては2年から3年ほどかかることもあります。

収穫時期に関しての注意特徴

北光(水門)の収穫時期は6月から7月ですが、自分で管理している場合、着果しても大きくならずに落ちてしまうことが多々あります。同じ時期に開花する二種を飢えていないからも考えられますし、冬には7.2度以下寒さに約1400時間あてることができないせいともいわれます。

病害虫の特徴

北光(水門)に限らずサクランボ(桜桃)全般に言えますが、病害虫にはせんこう病や炭疽病、ハマキムシによる被害がよく見られます。光合成が阻害されると成長や味に影響が出ますし、果実がターゲットとなってしまうことも多々あります。

栄養分に関しての特徴

栄養分はカリウムや葉酸が豊富で、アントシアニンやソルビトールも含まれます。そのため、高血圧や動脈硬化、貧血症の予防や改善に期待ができるとされています。アントシアニンに関しては、輸入物ほど量が多くはなく、眼精疲労に期待が持てるわけではありません。ソルビトールは便秘改善に働くといわれています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

突如元気だった枝が枯れ始めるという病気に、削り取りを行います。病気の拡大を阻止するために元気な緑の部分が病班部を囲むようにナイフなどで削り、その後削った部分を癒合剤で樹皮癒合の促進を図ります。トップジンMペーストのような癒合剤がおすすめのアイテムですが、木工用ボンドでも大丈夫です。

果物の歴史

サクランボ(桜桃)には、人工的に手を加えて開発した品種と自然に生まれ発見された品種があります。北光(水門)は後者です。サクランボは有史以前からヨーロッパの各地で食されていたようで、イギリスにおいては青銅器時代の遺跡から、サクランボ(桜桃)の種が発掘されました。

おすすめの食べ方料理方法

サクランボ(桜桃)は購入後すぐに食べるといった生食の食べ方がおすすめです。北光(水門)は特に果肉が柔らかく、鮮度も落ちやすいものですので、新鮮なものでも常温で3日ほどしかもちません。冷蔵庫に長く保管すると、せっかくの甘みが飛んでしまします。サクランボ(桜桃)自体は砂糖漬けのドレンチェリーやキルシュワッサーへの加工が広く知られています。北光(水門)であれば、柔らかい果肉を生かしてゼリー詰めにしたり、バウンドケーキに混ぜて焼くのもいいでしょう。ドレッシングやソースに加工すると、さわやかな甘みと酸味が楽しめるものになります。豚肉などとの相性は良好です。

果物育て方の注意点まとめ

きっちり寒さに充てることと、春先のまだ芽が出ていない休眠期の管理が特に重要です。ハマキムシの被害防止にマシン油乳剤を散布します。加えて満開後15日頃及び収穫直後、8月中旬あたりで有機リン剤を散布すると、他の害虫も予防できます。せん孔病や炭疽病の予防には、休眠期に石灰硫黄合剤を与え、満開3日後と15日後、5月下旬にオーソサイドを与えます。同じ要領で、収穫期ドキリンまたはボルドー(4-4式)などを与えるのも有効です。デリケートな果物ですので、育てるときにも十分に気を使い、ある程度慎重に管理すると、おいしい果物が楽しめます。

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