• ナシ(日本梨)の種類【あきづき】について育て方や情報
  • View数View数1,250
  • SCORESCORE437.5
ナシ(日本梨)の種類【あきづき】について育て方や情報

ナシ(日本梨)の種類【あきづき】について育て方や情報

ナシ(日本梨)は、瑞々しくシャリシャリした食感の中にはほのかな甘みが閉じ込められています。形状は青りんごと似ていますが、食感も味も全くの別物です。果皮が黄緑色のものを「青ナシ」、褐色のものを「赤ナシ」と呼び、様々な品種が出回っています。その中でも茨城県生まれの「あきづき」は1玉500gほどの大きめの果実で、糖度が高く、果肉は緻密で柔らかいのが特徴です。秋に収穫される品種で、形が月のように丸いことから「あきづき」という名前がつきました。比較的新しい品種ですが、全国での生産が急速に広まっている人気品種です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

学名:Pyrusserotina果物分類としてはバラ科ナシ属に分類されます。ナシには主に日本ナシ・西洋ナシ・中国ナシの3種類が出回っていますが、国内生産量は日本ナシが圧倒的に多いです。地方によっては「いぬころし」や「たもとやぶり」などとも呼ばれています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

日本には多くのフルーツが出回っていますが、ほとんどのものが外国が原産国です。日本が原産のフルーツなナシ(日本梨)の他にはカキや温州みかんなど、意外と少ないのです。みかんそのものはインドや中国が原産国ですが、温州ミカンは鹿児島県で偶然生まれた日本の柑橘です。手で皮をむくだけで食べることができるので、その手ごろさと甘酸っぱさが人気のフルーツです。特に乾燥して風邪が流行る冬の時期には、コタツでみかんというのは昔ながらの組み合わせです。多くのビタミンCを含んでおり、手頃で食べやすいため風邪予防の1つとして最適です。産地や時期によって様々な品種、ブランドが存在します。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき・植えつけは地域によって時期が異なります。暖かい地域では12月頃、その他の地域では3月頃が一般的です。ナシ(日本梨)は他品種の花粉がないと結実しません。そのため育てたい品種と、その品種と相性の良い品種を育てる必要があります。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は主に8~10月頃ですが、品種によって若干時期は変わります。果実にかけた袋をはずし、青ナシは黄色、赤ナシは褐色に色づいていたら熟しています。果実を持ち上げるだけで簡単に枝からはずれますが、熟していないとはずれないので、そこも見極める方法の1つです。

病害虫の特徴

病気としては黒斑病や黒星病などがあり、害虫はダニ類やアブラムシ類などがあげられます。ナシには多くの病害虫が存在するのですが薬剤で駆除できるものとできないものがあります。そのため無農薬での栽培を進めると、ほぼ収穫できない事態になるおそれがあります。

栄養分に関しての特徴

水菓子と呼ばれるほどたっぷりの果汁を持つため、利尿作用や便秘改善が期待できます。また果糖やリンゴ酸、クエン酸なども含まれているため、疲労回復効果や生活習慣病予防などにも効果が期待できます。風邪のときなどにも食べやすく熱を下げてくれる効果があります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

ナシには非常に多くの病害虫が存在します。そのためそれぞれに合わせた農薬は必須アイテムとなるのですが、それだけでは防ぎきれないのが現状です。摘果の作業が終わったら、必ず袋掛け作業を行うようにしましょう。

果物の歴史

ナシ(日本梨)は弥生時代にはすでに存在していたとされています。非常に歴史が古く、江戸時代には100を超える地方品種が誕生し、明治時代には今日でも有名な「二十世紀」や「長十郎」などが盛んに栽培されるようになりました。

おすすめの食べ方料理方法

ナシ(日本梨)にはのどの痛みを和らげたり、咳止めにも効果が期待できる栄養分が含まれています。そのため風邪気味なときにはレンコンと共にすりおろした蓮梨汁がおすすめです。またあきづきのように糖度の高いナシはコンポートにするとおいしいデザートとなります。ナシはさっぱりした甘みとシャキシャキした食感が特徴であるため、製菓だけではなく調理にも非常に多用されています。洋食では葉物の野菜と一緒に細切りにしたナシを加えたサラダにしたり、和食ではタコの酢の物などにすりおろしたナシをかけたり、鶏肉のおろし煮にしたりなど、様々なジャンルに活用できるため、いろんな食べ方が楽しめるフルーツです。

果物育て方の注意点まとめ

基本的に水やりは土の表面が乾いたら与えるくらいで十分育ちます。気温が高くなる梅雨頃には、ナシの株が盛んに成長する時期に入ります。その時にはしっかり水やりをするよう切り替えましょう。ナシは確実に結実させるために人工授粉をおすすめします。そうして実った果実は、大きくキレイな果実が育つように摘果を行います。最初は1ヶ所から複数個の実がなっているので、大きくてキレイなもの1つだけを残して、あとはすべて取り除くいてしまいましょう。そうして残った1つには必ず袋かけを行います。収穫時期を迎える数日前には水やりを控えます。そうすることで甘い実に育てることができます。

この投稿者の他の植物図鑑一覧