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ナシ(日本梨)の種類【にっこり】について育て方や情報

ナシ(日本梨)の種類【にっこり】について育て方や情報

ナシ(日本梨)の品種である「にっこり」は、「新高(にいたか)」と「豊水(ほうすい)」を交配し生まれました。栃木県農業試験場で、選抜育成された赤ナシです。1994年に出願し、1996年に品種登録されました。名前の由来は、栃木県の「日光」と中国語でナシは「リー」ということもあり、合わせて作られたと言われています。現在では、栃木県のブランドとして愛されています。果実の大きさは850gもあり、大玉のナシです。甘味が強く、酸味は弱いです。香りはあまりしませんが、果汁が多いのが特徴です。また日持ちのする品種でもあります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

ナシ(日本梨)の果物分類はバラ科ナシ属です。赤ナシと青ナシに分けられ、にっこりは赤ナシに分類されます。赤ナシは果皮が茶色いのが特徴で、豊水や幸水などの品種も赤ナシになります。青ナシは二十世紀などの緑色の果皮の物のことを言います。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

ナシ(日本梨)の原産国は中国と日本が挙げられます。日本で栽培されるナシを日本ナシと呼び、各地域で品種改良され栽培されています。にっこりは栃木県が原産で、品種改良の末1996年に登録されました。栃木県と言えば、イチゴやキウイ、栗やブルーベリーなども栽培されています。その中でも、イチゴの収穫率は約2万4200トンにもなります。国内で生産されているイチゴの、15.9%の割合です。最近では新品種の「スカイベリー」なども栽培され始めました。栃木県は自然が多い地域なので、フルーツだけではなく野菜も多く栽培され出荷されています。

種まき時期に関しての注意特徴

ナシ(日本梨)の種まきに適した時期はありません。特に果実から種を取り出した場合は、水洗いをしてすぐ植えるようにしましょう。種の保存ができませんので、すぐにまくようにしてください。春になると発芽してくれるでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

ナシ(日本梨)の収穫時期は、6月下旬頃~10月下旬頃までです。品種により収穫の時期に差がありますので注意しましょう。にっこりは、ちょっと遅めの10月中旬~11月中旬になります。保存がきくので、お正月辺りまで店頭に並ぶことも多いでしょう。

病害虫の特徴

ナシ(日本梨)の病害虫の中で気を付けたいのが、えそ斑点病です。5月上旬あたりから葉に不鮮明な斑点が出現します。放っておくと、果樹自体を弱らせてしまうので注意が必要です。接ぎ木によりウイルス感染をする為と言われていますが、病原は確認されていません。

栄養分に関しての特徴

ナシ(日本梨)の栄養分は、カリウム、ソルビートル、食物繊維、アスパラギン酸が含まれています。カリウムには、高血圧や動脈硬化を予防してくれる効果が期待できます。またソルビートルは、便を柔らかくしてくれる成分が含まれている為、便秘解消にも役立ちます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

ナシ(日本梨)を育てるのに必要なアイテムとして、他の品種が必要になります。ナシは単体では実をつけることが出来ない為、混植する必要があるのです。相性の良い物を混植してあげると、ちゃんと受粉してくれますので、果実が実るでしょう。

果物の歴史

ナシ(日本梨)の歴史は、弥生時代の遺跡でナシの種が発見されてことからもわかるように、その時代にはすでに存在していたと考えられます。また、日本書紀にも栽培方法が記載されていることからも、日本では古くから栽培されていた果実の1つです。

おすすめの食べ方料理方法

ナシ(日本梨)のおすすめの食べ方は、そのまま生で食べることです。ナシ本来の甘さや酸味を味わうには生食が一番です。特ににっこりのように大玉のものは、食べごたえがあります。糖度も高いので、冷やして食べてもおいしいでしょう。また、糖度が高い為、少な目のグラニュー糖で作るジャムもおすすめです。あっさりとした甘さのジャムは、ヨーグルトに添えてもおいしく頂くことができます。また、生ハムメロンの変わりにナシを使うと、メロンとは違った味わいで楽しむことができますよ。果汁を使用したタレやドレッシングなどもおすすめです。

果物育て方の注意点まとめ

ナシ(日本梨)を育てていく上で、大切なのが混植と病害虫対策です。病害の発生を抑えることはもちろんのこと、果樹に住み着きやすい害虫の対策も必要になってきます。害虫の中でもアブラムシやカメムシだとは、樹液を吸いにやってきます。害虫から守るために、防虫ネットを使用して寄り付かないように工夫してください。また、発生してしまった場合は、すぐさま駆除剤を使用して退治するようにしましょう。手間はあまりかからない果樹ですので、大切に育てていけばちゃんと実がなります。自宅で甘くておいしい採れたてのナシを食べてみませんか。

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