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ナシ(日本梨)の種類【彩玉】について育て方や情報

ナシ(日本梨)の種類【彩玉】について育て方や情報

ナシ(日本梨)の種類の中に彩玉(さいぎょく)という品種があります。彩玉は、埼玉県の県農林総合研究センター園芸研究所で生まれました。「新高(にいたか)」と「豊水(ほうすい)」を掛け合わせて作られナシで、その中でも選抜されたものが彩玉です。平成17年2月に品種登録されました。埼玉県のみで栽培されている埼玉ブランドでもあります。大きさは550gと大玉で、糖度は13~14度あり、とても甘いナシです。酸味はほとんどありませんので、甘さだけが口いっぱいに広がります。収穫は、幸水(こうすい)の収穫が終わる8月下旬~9月上旬頃になります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

ナシ(日本梨)の果物分類は、バラ科ナシ属です。日本のナシは「赤ナシ」と「青ナシ」があります。赤ナシは果皮が茶色のもので、青ナシは果皮が緑色をしています。彩玉は赤ナシです。どちらの場合も、シャリシャリとした食感を味わうことができます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

ナシ(日本梨)の原産国は、中国と言われています。ナシは大きく分けて日本ナシ・西洋ナシ・中国ナシに分けられます。品種によって原産国が違う場合も多いのです。彩玉の場合は日本の埼玉県で品種登録されました。埼玉県のブランド品として栽培されており、他の地域では栽培していません。その為1玉700円~1000円程度のものもあります。大玉なのに、とても糖度が高く、酸味が抑えられた美味しいナシです。埼玉県の人たちだけではなく、日本全国で愛されています。また、埼玉県では、カボスやブラックベリー、栗なども生産されています。

種まき時期に関しての注意特徴

ナシ(日本梨)の種まきの時期は果実を食べてすぐにすると良いでしょう。採取した種を保存しておくことが難しいので、すぐにまくことが大切です。発芽に時間がかかることもありますが、春ごろに芽吹いてくるでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

ナシ(日本梨)の収穫時期は、品種によって異なりますが、6月下旬頃~10月下旬頃です。彩玉は、幸水ナシの収穫が終わった段階の8月下旬~9月上旬に収穫ができます。昔は秋のフルーツでしたが、今は夏にも多く売られています。

病害虫の特徴

ナシ(日本梨)の病害虫で注意したいのが、黒星病・輪紋病・シンクイムシです。中でもシンクイムシは、果実に卵を植え付けてしまう特徴があります。卵から孵った幼虫は実の真ん中で成長していきます。対策を練らないと、木全体に住み着いてしまうことがありますので注意が必要です。

栄養分に関しての特徴

ナシ(日本梨)の栄養分は、食物繊維・ソルビートル・カリウム・アスパラギン酸が主な成分です。アスパラギン酸は、利尿作用に効果があり、むくみの改善にも良いとされています。絞り汁は、咳止めとしても効果を発揮するようです。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

ナシ(日本梨)を栽培していく上で必要なアイテムが、病害虫であるシンクイムシ対策としてフェロモン剤があると良いでしょう。オスとメスの交信を攪乱し、産卵を阻止する効果が期待されています。それによって生息数を減らすことができるでしょう。

果物の歴史

ナシ(日本梨)は日本の中でも古くからその存在があり、弥生時代には食べられていたようです。日本書紀には栽培の仕方が記載されていたこともあり、栽培自体もこの時代には盛んに行われていたことがわかります。品種改良自体は、明治時代頃から行われていたとの記述もあります。

おすすめの食べ方料理方法

ナシ(日本梨)のオススメの食べ方は生食です。特に夏に多く出回ることもあり、冷やして食べるのがオススメです。その場合は、糖度が高いものを選びましょう。冷やしてしまうと、甘さを感じにくくなりますので糖度が低いものを選んでしまうと、味気なく感じてしまいます。また、糖度が低いものだった場合は、コンポートなどにして食べるのがおすすめです。ナシと砂糖、水で煮込み、レモン汁を加えて40分程度煮続けます。後は余熱がなくなったら冷蔵庫に入れて冷やします。簡単にできるのでお試しください。また、サラダなどに入れるとアクセントになって美味しいですよ。

果物育て方の注意点まとめ

ナシ(日本梨)を育てるときに注意したいのが、個体自身の花粉では果実が実らない性質があります。これを自家不和合成と言います。その為、他品種のナシを混植する必要があります。それぞれの品種と相性の良いものがありますので、栽培するときは調べてから試してみましょう。さらに、害虫や病害にも注意しましょう。対策が遅れてしまうと、果実に影響が出てしまったり、上手に実らなくなってしまいます。それぞれの症状にあった薬剤や駆除剤を利用して、対策をしましょう。種から植えた場合は数年、苗木から植えた場合は1年程度で収穫できる場合もあります。大切に育てて美味しい果実を味わいましょう。

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