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イチゴの種類【女峰】について育て方や情報

イチゴの種類【女峰】について育て方や情報

東日本の代表品種である女峰は、はるのかとダナーから育成した系統に麗紅を交配し、栃木県農業試験場で育成され1985年に品種登録されたイチゴで、日光の女峰山にちなんで命名されました。そんな女峰は、ルビーのような濃い赤色で、甘味と酸味をバランスよく含み、小振りながら、整った長円錐形のしっかりとした果肉が特徴です。かつては、関東を中心として広い各地で栽培され、全国的なシェアがありましたが、酸味が弱く甘味の強い品種が続々と登場してきたため、生産数が減少しましたが、酸味が強く日持ちが良いため、ケーキなどの業務用として人気があります。

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植物図鑑内容

果物分類の特徴

イチゴは、バラ科の多年草で、食用とされている部分は花托と呼ばれ、実は果実ではありません。そして、苺の果実は、種子に見える1粒1粒の痩果と呼ばれている部分で、甘みがあることから果物分類として位置づけられる場合が多いのですが、本来、草本性の植物でもあるので、野菜として扱われることがあります。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

18世紀にオランダの農園で作られたイチゴのルーツは、北米産のバージニア苺とチリ産のチリ苺の交雑によって作られたオランダいちごと呼ばれる酸味が強い苺です。日本では、苺は、江戸時代の頃、オランダから伝わりましたが、一般に食されるようになり、大衆化したのは戦後となってからで、米国産のダナーという品種が登場して、埼玉県で苺の栽培が盛んになってからといわれています。なお、苺の原産国であるオランダは、野菜や果物の栽培や摂取量が世界でも多い国として知られていますが、おもな果物では、イチゴと同じバラ科の仲間のりんごやなし、さくらんぼなどがあります。

種まき時期に関しての注意特徴

イチゴの種まきの時期は、春先の4月か、秋になる前の9月ごろがもっとも適していますが、いちごの種まきに関しての注意点では、特に、寒さが苦手な苺は、温かく明るく、湿度が高い場所が良く、中性から酸性の土が育成に好ましい環境といえます。

収穫時期に関しての注意特徴

イチゴの収穫時期は、ヘタの辺りまで、しっかりと赤く色づいてきた頃がもっとも収穫に適した時といえます。そして、このような時期は、いちごの一番の食べ頃でもあるので、注意しながら、ハサミを使って、苺のヘタのすぐ上で、茎を切って収穫しますが、この苺の収穫する時間帯は、朝が最も適しています。

病害虫の特徴

イチゴを育てる時にやっかいなのが、病害虫ですが、特に、いちごがかかりやすい病害虫として、灰色かび病ウドンコ病、アブラムシがありますが、これらにかかるといちごが弱って生育しないため、病気の元となる害虫の対策が必要になります。

栄養分に関しての特徴

イチゴは、ビタミンCが豊富で、7粒食べれば、一日の必要量が賄えるとも言われているほどですが、また、苺の赤い色素成分であるアントシアニンは、ポリフェノールの一種であるため、眼精疲労や視力回復効果のほか、活性酸素を減らして、がん予防に効果があるともいわれている栄養分です。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

イチゴを育てるのに必要なアイテムとして、土がもっとも重要なアイテムとなりますが、その際には、そのいちごの種類に適した専用の土を用意することがもっとも好ましいといえます。また、いちご専用の肥料は、使いやすく、いちごがより、甘く育つので、おススメです。

果物の歴史

現在、栽培されているイチゴは、18世紀にオランダで交配されたものが元祖となっていますが、栃木県で開発された女峰は、関東を中心として多く栽培されましたが、甘味の強い苺の登場で、今では、栃木県や静岡県、香川県などで僅かに作られているだけとなりました。

おすすめの食べ方料理方法

イチゴは、ヘタより尖っている方に向け徐々に甘味が強くなり、ヘタに近い部分ほど酸味が強くなるので、苺をそのまま食べる時には、ナイフの刃先などで果肉の軸の部分をえぐるようにすると、硬くて味が薄い部分がなく美味しく食べられるようになります。また、水洗いする時は、食べる直前にヘタを取らずに洗い、最後にヘタを取るようにしましょう女峰は、酸味が強いので、生食すると濃厚な甘酸っぱさを楽しめますが、酸味が強く感じる場合は、練乳をつけたり、いちごミルクなどの食べ方をすると良いでしょう。なお、酸味をいかして、ジャムやケーキ、タルト、苺ソースなどに使うのもおすすめです。

果物育て方の注意点まとめ

イチゴの育て方の注意点のまとめでは、いちごは、たくさんの花が集まって咲く花房から成り立っていますが、全ての花に実が付いてしまうと、たくさん付き過ぎて一つ一つの実が小さくなり、糖度も下がってしまうことになります。そのため、大きくて甘いいちごを育て、しっかりと収穫まで辿りつくには、何と言っても、早めの摘花が、もっとも大切なことといえます。また、苺を育てるためには、たっぷりの水と肥料も必須で、冬場の水やりは控えめにしても、果実が実る時期では、毎日たっぷりと与えるようにします。さらに、肥料は、花が咲く前と果実の収穫が出来た後、必ず与えるようにします。

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