• メロンの種類【アムス】について育て方や情報
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メロンの種類【アムス】について育て方や情報

メロンの種類【アムス】について育て方や情報

【アムス】とはメロンの品種の一つで、果実の形はやや楕円形をしており、果皮は濃い緑色で網目は粗く、溝のような縦縞が入っているのが特徴です。果肉部分は淡い緑色で丁度良い甘さで、果汁も豊富です。アムスという名前は、交配品種の一つである「オーゲン分系F1品種」に由来しており、オーゲンはオランダ導入系品種なため、オランダの首都であるアムステルダムに因んでこの名前が付けられました。この品種は、他のメロンと比較して果皮が薄いため、果肉を果皮のギリギリまで食べることができるので、とても食べ応えのあり人気のある品種です。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

メロンの果物分類は、ウリ科・きゅうり属の一年生草本植物で、そこに実る果実を指します。メロンは果物として流通していますが、園芸の分野では野菜とされています。品種は、網目模様の有無でネット系・ノーネット系に分けられ、また果肉の色により赤肉系・青肉系・白肉系に分類されます。アムスはネット系の青肉品種です。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

この果物の原産国はインドとされていますが、以前は北アフリカや中近東地方とされていました。しかし最近の遺伝子研究のデータから、インドが原産地として有力との結果が出ました。この品種の原産は日本で、財団法人日本園芸生産研究所にて交配・育成されて誕生しました。とても人気の高い品種であるため、全国にある主要生産地では、それぞれに違った商品名を付けてブランド化されています。主な生産地では、千葉県銚子市・島根県益田市・鳥取県東伯郡などがあります。熟すと芳醇な甘い香りが楽しめるほか、果皮も薄いので果肉部分がしっかりと楽しめる品種です。

種まき時期に関しての注意特徴

メロンの種まき時期としては、発芽するのに最適な28℃~30℃を保てる時期が良いです。初夏がこの果物の旬となるので、春先に種を蒔いて暖かい場所で管理すると良いです。また、冬場では電熱線などを上手く利用して温床を作ると良いでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

メロンの収穫時期に関しては、ハウス栽培物は通年流通しています。露地物では、温暖な地域では早いもので4月ごろから収穫されます。この品種は4月中旬ごろ~8月中旬ごろが収穫時期となり、多く流通するのは6月ごろからとなります。

病害虫の特徴

被害に遭いやすい病害虫の特徴は、病害では主にうどんこ病・つる枯病・つる割病が多く、中でもつる割病と一番怖い病気なので注意しましょう。害虫では、ワタヘリクロノメイガ・ワタアブラムシ・ウリハムシ・チビクロハネキノコバエなどがあります。

栄養分に関しての特徴

メロンに含まれる栄養分としては、カリウムが豊富で果物の中でも特に多く含まれており、その含有量はバナナ以上です。カリウムには利尿作用の他、高血圧を抑制する効果もあります。赤肉系品種には、このほかにβカロテンも豊富に含まれており、視力維持や皮膚の健康維持に効果的です。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てる際に必要となるアイテムはビニールハウスで、加えて生育に最適な温度と湿度を保てる設備が整ったものがおすすめです。また、家庭菜園では簡単なアーチ状の簡易ビニールハウスを設置して、温度・湿度計を取り付けて管理すると良いでしょう。

果物の歴史

メロンの歴史は紀元前2000年ごろととても古く、その頃には既に栽培が始まっていたとされています。日本には中世の考古遺跡から炭化した種子が出土しています。温室メロンが栽培されたのは大正時代で、この品種は1974年(昭和49年)に誕生しました。

おすすめの食べ方料理方法

アムスのおすすめの食べ方としては、冷蔵庫でしっかりと冷やしてからそのまま頂くのが一番美味しいです。メロンは追熟する果物で、食べごろはとても短いです。そのためなるべく早く頂くか、スイーツなどに利用すると良いでしょう。冷蔵庫で保存するのも追熟を抑えられます。この品種は糖度が高いので、ピューレにしてゼリーやムースなどを作ると、芳醇な香りのスイーツができます。また、一口大にカットして冷凍庫で凍らせると果肉そのままのシャーベットができ、真夏のデザートに最適です。料理では8等分にカットして生ハムをのせ、少量のオリーブオイルを掛けるとイタリア料理に大変身します。

果物育て方の注意点まとめ

メロンを育てるうえで注意すべき点としては、整枝がとても重要となってきます。この果物は孫づるに雌花が咲くため、孫づるをたくさん出させることが大切です。また、病害虫も多いためわらなどを敷いて、土が下の葉に跳ね上がらないようにします。昆虫が少ない場合には、人工授粉を行うと結実しやすくなります。方法は、雌花の花びらをとって雄しべをめしべに直接塗り付けます。人工授粉を行った日を記録しておくと、収穫の目安になります。追肥も忘れずに行い、着実後一週間程経過したところで摘果を行います。理想は、1本の子づるに1個~2個が最適です。

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