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チョロギについて育て方や情報

チョロギについて育て方や情報

チョロギは正月料理であるおせちに入っている食材として知られていますが、一般的な野菜としてはあまり認識されていません。漢字で書くと、長老木、長老喜、長老貴など、長寿の縁起をかついだ文字を充てられることが多いです。おせちに添えられるものは、梅酢で漬けた紅色のものが多いですが、元々は白く、ジャガイモなどと同じ塊茎(地下茎の一部が養分を蓄えて肥大化したもの)です。特徴的なネジのような形状からネジ芋、法螺貝に似ていることから法螺芋と呼ばれることもあります。日本では、主に東北地方が栽培の中心地ですが、京都などでも栽培されています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

野菜分類としては、塊茎部分を食べるため、根菜類になります。植物分類としては、シソ目シソ科カッコウソウ属に属します。食用になる地下茎部分からは想像しにくいですが、花や葉を見ると、シソ科の特徴がよく表れています。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

チョロギの原産国は中国です。中国語では朝露葱と書きますが、これが日本に伝わって日本語読みにされて名づけられたともされています。チョロギは追肥の必要もなく、やせた土地でもよく育つため、黄河流域の肥沃な土地ではなく、農作物の栽培に適さない土地の生まれとも想定されます。中国原産の野菜には他にもチンゲンサイやターサイ、クウシンサイ、紅心大根、紅丸大根、くわい、ナガイモなどがあります。中国から日本に伝わった野菜は多く、古くから伝わっているものもたくさんありますが、チョロギは江戸時代に伝来したと言われています。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき・植え付け時期は3月下旬から4月下旬にかけてです。地植えが適していますが、地下茎がかなり伸び、脇からどんどん芽がでてくるため、広がりすぎる懸念がある場合には、仕切りを深めに土に挿しこんでおくのがいいでしょう。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は11月から12月で、地上部が枯れてきたところで株を引き抜いて収穫します。食用部分が螺旋状になっているため、収穫後はよく水洗いをして泥を落とすようにしてください。また、塊茎の大きさはそれほどないため採り残しに注意してください。

病害虫の特徴

丈夫な植物のため、特に注意するべき病害虫はありません。まれにモザイク病にかかることがあります。この病気はウイルス性で、アブラムシを介して伝染するほか、塊茎を通じても感染します。他の株に伝染しないよう処分します。

栄養分に関しての特徴

チョロギの栄養分には炭水化物がありますが、一般的な炭水化物とは違い、デンプンが含まれていません。その代わりに、オリゴ糖が含まれています。オリゴ糖には整腸作用があり、腸内の乳酸菌を増やす働きがあります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

チョロギを育てるのに特に必要なアイテムはありません。草丈が60センチメートルほどになるため、成長すると倒れやすくなります。支柱を立てて周りを囲み、ひもなどを張って支えてやることで強風による被害を防ぐことができます。

野菜の歴史

チョロギは中国から江戸時代ごろに日本に伝わりましたが、ヨーロッパにもその後19世紀ごろに伝わったとされています。特にフランスでは、スープや炒め物、クリーム煮、サラダなど様々な調理方法で食されています。

おすすめの食べ方料理方法

おすすめの食べ方は漬物です。チョロギ自体はほとんど味がありません。おせち料理でお馴染みの梅酢漬けの他にも、味噌漬けや醤油漬け、粕漬けなどバリエーションがあります。また、加熱することでユリ根のようなほくほくとした食感になるため、下茹でをしたものを茶わん蒸しに入れたり、サラダに散らしたりしてもよいでしょう。フランス料理では、ニンニクとオリーブオイルで和えて、マリネにすることもあります。また、ジャガイモのように軽く茹でたチョロギにバターとパセリを絡めて、肉料理の付け合わせとしてトッピングすることもあります。

野菜育て方の注意点まとめ

チョロギの育て方に、特段注意する点はありません。かなり強く、丈夫な植物のため、それほど手をかけなくても育ちます。肥料は最初に土を作る際に固形肥料を混ぜ込んでおけば、追肥は不要です。水やりは、土が乾燥したら与えます。地下茎が広がり、脇から芽が出てくるため、地植えにした場合かなり増えます。収穫の際取りこぼしたタネから再び芽が出るため、自然発生的に増えていくことが予想されます。プランターや鉢でも育てることができますが、その場合、大きめのものを使用するとその分収穫が見込めます。野菜としてはあまり出回っていませんが、可憐な花も咲くので庭の片隅に植えてみるのもいいでしょう。

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