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トレビスについて育て方や情報

トレビスについて育て方や情報

赤いレタスのような見た目が特徴のトレビスはキクニガナの一種で、洋食によく使われるチコリという野菜と同じ仲間です。「トレビス」というのはフランス語名で、産地であるイタリアの「トレビーゾ」が由来となってつけられた名前です。見た目が非常に紫キャベツと似ていますが、まったくの別物です。キャベツに比べて葉が薄くシャキっと感が薄いです。少し苦みがありますが、それが味のアクセントともなり、コース料理の前菜やサラダによく使用されます。またその鮮やかな紫と食感の強すぎない葉が洋食界では重宝されており、飾りとして添えるという使い方もよく見かけます。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

野菜分類としてはキク科キクニガナ属に分類されます。最近日本でよく流通している野菜「チコリ」と同じ仲間で、サクサクした食感が特徴です。形状としてはチコリのように細長いものもありますが、日本ではあまり一般的ではなく、よく見かけるのはレタスのように球状になったものです。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

トレビスの原産国はイタリアです。主に地中海沿岸あたりで栽培されており、イタリアやフランスなどのヨーロッパでは古くから愛されてきた野菜です。この地ではオリーブの栽培が有名です。イタリア料理に欠かせないオリーブオイルはこの果肉の油を採取したものです。特有の香りとうまみがあり、古くから高級油として利用されてきました。熱に強く、酸化しにくいオレイン酸を多く含むのが特徴です。もちろんオイルだけではなく実もイタリア料理にはよく使用されています。独特の酸味と甘みを持つため、ピクルスなどにしてお酒とともに食したり、ピザやパスタなどにもよく使われています。

種まき時期に関しての注意特徴

トレビスは苗があまり市販されていないため、家庭で育てたい場合は種から育てる必要があります。種まきはなるべく涼しい時期に行います。春であれば3月、秋であれば9月頃がよいでしょう。また弱酸性~中性土壌に種をまくようにしましょう。

収穫時期に関しての注意特徴

結球部分を押してみて、かたくしまっているようなら収穫して大丈夫です。収穫時期の目安としては2ヶ月~2ヶ月半くらいです。収穫時は外側の葉を折り、根元を切って収穫します。収穫してからは水分がどんどん抜けて葉が萎れてしまうため、袋に入れるなどして冷蔵庫で保存するようにしましょう。

病害虫の特徴

病害虫はハモグリバエやオオタバコガなどがあげられます。ハモグリバエは主に葉物の野菜に発生するのに対し、オオタバコガは葉物だけではなく、トマトやイチゴの実がなるものや、キクやカーネーションなどの花にも発生します。病害虫そのものが比較的少ないため、無農薬での栽培も可能です。

栄養分に関しての特徴

トレビスの栄養分としては目立って多く含まれているものはありません。ビタミン類やミネラル類も含んでいますがそれほど量も多くなく、全体的に少しずつバランスよく含んでいる形です。紅色の葉にはアントシアニンが含まれており、強い抗酸化力があるため生活習慣病の予防などが期待されています。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

無農薬栽培も可能ですが、害虫がつくおそれがあります。なるべく農薬を使いたくない場合は害虫防止のネットが必須アイテムとなります。特にオオタバコガは葉に何百もの卵をうえつけてくるため、なるべく侵入そのものから避けなければ被害が大きくなります。

野菜の歴史

トレビスはヨーロッパでは古くから愛されてきた野菜ですが、1980年代以降に日本に入ってくるようになったため、まだ一般的には知られていない野菜です。レストランなどではよく使用されており、洋食にはよく利用されています。日本では輸入したものが多いですが、少しずつ国産のものも増えてきています。

おすすめの食べ方料理方法

トレビスは洋食であれば幅広く利用が可能です。一番メジャーな食べ方はサラダです。サクサクした食感とほろ苦い味がアクセントとなり、緑の葉物に混ぜると色鮮やかになります。またいちじくやオレンジなどフルーツを利用したサラダに加えると、甘みを引き締めてくれるため大変おいしく召し上がることができます。生食だけではなく、チコリ同様ソテーして食べたり、肉料理や魚料理の付け合せとしても多く利用されます。もちろん火が入ると色成分でもあるアントシアニンが他の食材にうつるため、パスタやリゾットなどと一緒に加熱してしまうとほんのり紫色の料理になってしまいます。

野菜育て方の注意点まとめ

暑さに弱い性質を持ちます。25℃以上で発芽不良となり、28℃以上で生育不良となります。そのため夏場などの暑い時期を避けて栽培するようにしましょう。また弱酸性~中性の土壌を好みます。ブロック塀などのコンクリートはアルカリ性を持ち、雨などでそのアルカリ性が土壌に溶け込むことがあるため、コンクリートの近くの土壌はアルカリ性になっている場合があります。そういった場所は避けるようにしてください。育てる時期にもよりますが、春の場合は雑草がよく生えてきます。そのためしっかり草刈りを行わないと栄養を吸われてしまうだけでなく、背丈が高い雑草であれば光合成の妨げにもなります。

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