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リンゴ(林檎)の種類【アルプス乙女】について育て方や情報

リンゴ(林檎)の種類【アルプス乙女】について育て方や情報

アルプス乙女は長野県松本市の農園で、ふじと紅玉を混ぜて植えていたところ、偶然に発生してできた品種とされています。その特徴は、30g前後の小さなリンゴ(林檎)で、皮は深く濃い紅色で艶があります。果肉はシャリシャリとしたやや硬め食感で、甘みと同時にしっかりとした酸味を感じることができます。主な生産地は長野県では、9月中旬から出荷が始まり旬は9月下旬から11月の上旬となります。食べても美味しいですが、春に咲くピンクがかった白い花も愛らしく、収穫期のたわわに実った赤い実は観賞用としても美しく人気があります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

リンゴ(林檎)の果物分類は落葉性果樹やその果実で、花柄の先端にある花床が発達して果実になる仁果類になります。バラ科リンゴ属に属する落葉高木で、植物学上はセイヨウリンゴと呼びます。樹勢も強く、鉢植えで育てることができます。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

リンゴ(林檎)の原産国は、中央アジアの山岳地帯とされており、ここからヨーロッパやアジアを経て日本に伝わりました。明治以降日本で栽培が始まり、改良が加えられました。中央アジア原産の果物にはブドウがあります。アルプス乙女は、長野県の農園で偶発的に発生したものを育成しできましたが、同じ長野県産には濃厚で果汁が多い黄色のシナゴールドやジューシーで香りがよく甘さ抜群のシナスイート、美しい濃い紅色の外観としっかりした果肉で食感も良い秋映などがあります。また、長野県はプルーンやネクタリン、ブルーベリーの収穫高が全国1位です。

種まき時期に関しての注意特徴

アルプス乙女は種まきからではなく、苗を購入して植付ける方法が一般的です。秋から3月にかけて日当たりの良い場所に大き目の穴を掘り、堆肥をよく混ぜて植付け、丈夫な支柱をたてます。水はけと通気の良い土を好みます。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期に関して、リンゴ(林檎)は追熟しないので、日にあたり十分に色づいた果実から収穫します。アルプス乙女は、1本でも実がなる自家結実性がありますが、他の品種を近くに植えるとより多くの果実が収穫できます。

病害虫の特徴

リンゴ(林檎)にかかる病害虫は多種類あります。うどんこ病や葉に斑点ができて枯れ落としてしまう落葉病、幹や枝を枯らす腐乱病などの病気は薬剤の散布が必要です。アブラムシ、キンモンホソガ、カミキリムシなどの害虫は見つけたらすぐに駆除します。

栄養分に関しての特徴

リンゴは栄養分が豊富で昔から医者いらずと言われてきました。果糖やビタミンCなどのビタミン各種の他に体内の塩分を排出するカリウムや水溶性の食物繊維を含みます。また、100種類以上のポリフェノールや抗酸化作用のあるエピカテキンも含んでいます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

育てるのにおすすめなアイテムは木鉢です。アルプス乙女は鉢植が可能なので、広いスペースがない場合でも見た目の良い鉢に植えて育てることができます。果実を食べるだけでなく、白い花や赤く実った実は観賞用としても楽しめます。

果物の歴史

リンゴ(林檎)の歴史は古く、紀元前にはトルコやエジプトで登場します。16世紀から17世紀にヨーロッパで栽培が盛んになり、アメリカへと渡っていきます。アルプス乙女は、長野県のふじと紅玉の混植農園で誕生しました。命名は昭和43年です。

おすすめの食べ方料理方法

小さいながら甘酸っぱい味が濃く、皮も薄いのでそのまま食べてもおいしいです。十分赤く色づいて皮に張りがあり、軸が青々とハリがあるものを選びます。他の食べ方としては加熱することにより、より甘みや旨みを引き出すこともできます。芯を繰り抜き、レーズンを詰めた後焼きリンゴにするとおいしいです。小さく可愛い姿を利用してコンポートにしたり、丸ごと砂糖とレモンで煮た後パイ生地で包んで焼くアップルパイもできます。また、酸味を活かして果実サワーで楽しんだり、赤く可愛い外観と酸味から水あめをかけてリンゴ飴として売られる姿も見られます。

果物育て方の注意点まとめ

実は小さいながら樹勢が強く、大きく成長するので適度な生枝と剪定でコントロールすることが必要です。混んだ場所の枝を付け根から切る間引き剪定を主体に、果実は前年の枝のわき目から伸びた花芽につくので、長い枝を切り詰めます。また、枝を水平に誘引すると花芽が増えます。病害虫の発生が多く被害も大きいため、薬剤の散布や害虫の駆除が欠かせません。通風にも気を付け良い環境をつくります。その他は強く育てやすい果樹ですが、日光を好むため日当たりの良い場所で育てます。鉢植で育てる場合は、水が切れないように水遣りに注意が必要です。

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