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サラダバーネットについて育て方や情報

サラダバーネットについて育て方や情報

サラダバーネットの和名はオランダワレモコウです。その特徴は香りにあります。キュウリのような香りがするため、「ベジタリアンのハーブ」とも呼ばれています。耐寒性があるため、冬でも収穫することができ、ヨーロッパでは葉物野菜が少ない時期の生野菜、サラダ用の材料に使用されています。和名の由来でもあるワレモコウに似た花は、ドライフラワーとして利用されることがありますが、花が咲くと葉が固くなって食用には向かなくなるため、食用として利用する場合には花は咲かせず、花茎が伸びてきたら摘み取りながら育てる必要があります。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

野菜分類としては、葉菜類になります。花が咲く前の若く軟らかい葉と茎を食用にします。名前の通りサラダに用いることが多く、生でそのまま食べるのに向いています。植物分類としては、バラ目バラ科ワレモコウ属に属します。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

原産国は地中海沿岸とされています。この地域の土壌は石灰質であまり肥沃ではない場所が少なくはなく、空気も乾燥気味です。サラダバーネットもそれに適した環境を好むため、栽培時には同様の環境を作ってやるのがよいでしょう。同様の原産国を持つ野菜は多く、日本でもなじみのあるものがたくさんあります。キャベツやレタス、ブロッコリー、カリフラワー、ダイコン、カブ、タマネギ、ゴボウなどもこの地域を原産地としている野菜です。地中海沿岸地域は範囲が広く、交易も盛んな地域だったため、ここで採れた農産物が世界中に広がって行ったのでしょう。

種まき時期に関しての注意特徴

種まき時期は4月かもしくは9月になります。乾燥に強く日向を好む植物ですが、芽が出るまでは土を乾かさないようにして、日陰で管理するようにしてください。発芽したら日光に当てましょう。秋まきの場合、霜に当たらないように注意します。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は葉の茂っている間になります。春まきの場合、夏から初冬にかけてとなるでしょう。花が咲いてしまうと食用に適さなくなるため、葉の柔らかさを維持するために花茎はこまめに摘み取っていくようにしてください。

病害虫の特徴

かかりやすい病害虫にはアブラムシやハダニがあります。見つけたらすぐに駆除するようにしてください。また、葉を生食にすることを考えると農薬は使用せずに手で取り除くことをおすすめします。病気には強い植物です。

栄養分に関しての特徴

サラダバーネットに含まれる栄養分にはビタミンCがあります。加熱処理で壊れやすい成分ですので、そのままサラダなどで食べるのがおすすめです。また、タンニンを含んでおり、昔から止血や傷口を治りやすくする薬として使用されてきました。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

サラダバーネットを育てるのに必要なアイテムは特にありませんが、露地植えで育てる場合、真冬の凍結防止のために敷きわらをしたり、風よけを作ったりするとよりよいでしょう。また夏場に西日が当たりすぎるようであれば、日よけをするのもよいです。

野菜の歴史

サラダバーネットはヨーロッパでは古くから使われてきた植物で、その後アメリカでも栽培されるようになります。持ち込んだのは、ニューイングランド地方に移住した清教徒たちでした。イギリスでは哲学者のフランシス・ベーコンや植物学者のジョン・ジェラードがサラダバーネットについて言及しています。

おすすめの食べ方料理方法

サラダバーネットには独特の芳香があるため、ワインやレモンウォーターなど冷たい飲み物に入れて清涼感を楽しむことができます。若い葉をそのままサラダにしたり、スープに散らしたりする食べ方も一般的です。おすすめの食べ方は、茎から葉だけをこそぎ落として溶いた卵に加え、オムレツにする方法です。彩りも美しく、食卓が華やぎます。他にもお酢に漬けてハーブビネガーに、オリーブオイルに漬けて調味料に、刻んだ葉をバターに混ぜてパンに塗ったり、クリームチーズに混ぜ込んでディップにしたりと活用方法が様々にあります。加熱は最小限にするのがよいでしょう。

野菜育て方の注意点まとめ

サラダバーネットは初心者にも育てやすく、丈夫なハーブです。高温多湿に弱いため、梅雨前や夏前には一度、株全体を収穫を兼ねて刈り込んでやると蒸れを防止できます。乾燥を好むため、露地植えの場合には夏場でも水やりが不要なほどです。何日も雨が降らないような場合には、根に水が回るよう、たっぷりと水を与えてください。長期間同じ場所に植えていると衰えてくるため、二年に一度ほどは植え替えを行うとよいでしょう。株全体が大きくなりすぎた場合、植え替えのタイミングで株分けしてください。長期間収穫を楽しむためには花は咲かせないようにしましょう。

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