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ナタマメについて育て方や情報

ナタマメについて育て方や情報

熱帯アジアや熱帯アフリカを原産とするナタマメは、刀や鉈のような形をしていることから呼ばれるようになりました。食用や薬用として栽培されています。日本では鹿児島県シラス台地という桜島の噴火で積もった火山灰が整形してできた地層で栽培されています。成長が非常に早く、蔓の高さは6メートル以上にもなります。豆のさやも50cmほどになりそのスクスクと伸びる様子は童話・ジャックと豆の木のモデルになったといわれています。成熟した豆を食用や薬用として活用される場合と若い未熟なさやを生鮮野菜として食用にする場合とがあります。漢方薬として知られていましたが、最近では健康茶・健康食品として普及しています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

野菜分類の特徴

マメ亜科ナタマメ属の一年草で、野菜分類としては2つの変種から構成されています。1つは赤い種子と花、もう1つは白い種子と花を持つものです。また毒性があるものとないものがあり、白い種子・花のものは毒性はありませんが、赤い種子・花のものにはごく僅かですが毒性があるものがあります。

原産国の特徴・同様の原産国の野菜紹介

ナタマメは日本国内でも栽培されて入るが、多くは原産国のラテンアメリカや中華人民共和国から輸入されている。ラテンアメリカはアメリカ大陸の北半球中緯度から南半球にかけての地域の総称で多くの独立国と非独立国が存在します。そこで、ラテンアメリカ地域が原産の日本でもおなじみの野菜をいくつか紹介します。根菜類ではサツマイモ、ジャガイモというなくてはならない存在の野菜ですが、実は原産はサツマイモは中央アメリカ・メキシコ、ジャガイモはペルー南部のチチカカ湖が原産とされています。その他にも、唐辛子、ピーマン、トウモロコシ、カボチャ、ピーナッツ、トマト、ズッキーニなどがラテンアメリカ原産です。

種まき時期に関しての注意特徴

春から初夏までが種まきの時期ですが、発芽温度は20~30度と高いため暖かい時期にまくのが適切です。うね幅60cm、株間30cmを目安に1~2点まきします。種皮が固いので一晩水につけてからまくと発芽しやすくなります。

収穫時期に関しての注意特徴

収穫時期は、若さやと成熟豆とで異なります。若さやは8月から10月まで。成熟マメはその後10月から12月頃まで可能です。成長しすぎるとアクが出やすくなりますので、さやの大きさが10cmから20cmまでのものが収穫に適しています。

病害虫の特徴

病害虫で主なものはカメムシで、カメムシの中でもクサギカメムシという種類のものが多く発生します。草木につくのでこの名前がついています。暗褐色のカメムシでとにかくその臭いは異臭を放つ不快害虫の典型です。夏の時期に1週間から10日に一度くらい忌避剤を散布して駆除します。

栄養分に関しての特徴

栄養分としては、ウレアーゼという腎臓の働きを良くする成分が大きな特徴です。もともと体の中にある酵素の1つで尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する働きを持っています。地球上でナタマメにしかないコンカナバリンAという成分が注目を集めています。免疫力を高め、口の中や歯を清潔に保つ働きがあります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

仕立ての例としては窓の日よけにすると良いです。この際の必要アイテムは支柱です。つるが堅牢なものに巻きついてきますので、つるもの用のネットなどよりもしっかりした支柱を何本か立てた方がカーテン状になります。

野菜の歴史

日本には江戸時代に清から伝わったとされています。ジャックと豆の木のモデルになったことは有名ですが、昔から縁起物として重宝されており、かの赤穂浪士も縁起を担いでナタマメの漬物を食べてから討ち入りに向かったという伝説もあります。

おすすめの食べ方料理方法

若いさやを野菜として食べる場合は、基本はさやインゲンと同様です。ゆで過ぎるとコリコリとした食感が台なしになってしまいますので注意してください。料理の仕方としては漬物にするのに向いています。実は福神漬けには必ず入っているのです。その他の食べ方としては、炒め物の具に入れたり天ぷらにしても美味しくいただけます。また、茹でるだけでサラダや胡麻和えなどにも使えます。そして、家庭で作るのは難しいですがその健康に良い作用を活用して作られるナタマメ茶が重宝されています。体にたまった嫌なものを排出する効果と口の中や歯の健康に利用されています。

野菜育て方の注意点まとめ

日当たりと風通しの良い場所が適しています。注意点としては、連作障害を起こしやすいので前の年に植えた土は絶対に使ってはいけません。土の表面が乾燥したらたっぷりと水やりをします。しかし、発芽前にやり過ぎると種が腐ってしまうので要注意です。とにかく旺盛に伸びるのでこまめにつるの整理をすることが大切です。放置すると脇のつるが絡まりあって茂り、強風が吹くと重みで倒れてしまうことがあります。そして、目標の高さを設定してその高さを越えたらばっさりと切ってしまいましょう。さやを収穫するときは、瞬く間に巨大化してしまうので10cmを越えたらすぐにとるくらいのほうがいいです。

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