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パイナップルの種類【ゴールドバレル】について育て方や情報

パイナップルの種類【ゴールドバレル】について育て方や情報

ゴールドバレルはお祝いなどのプレミアムギフトとしても喜ばれる希少価値の高い沖縄産完熟パイナップルです。甘みが強く酸味がほとんどないため食べやすく、パイナップル特有の刺激もありません。また、平均1.5キロ前後と従来の生食用パイナップルの約2倍の大きさがあり、ずっしり重みのある樽のような形が特徴的です。中には柔らかくジューシーな果肉がぎっしりと詰まっています。生産量が少なく市場にあまり出回らないことから価格はやや高めですが、味とボリュームに定評があり、グルメ家の間で絶品と称される至高パイナップルです。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

パイナップルは元々南アメリカを原産とするフルーツで、国産パイナップルのほとんどが沖縄産です。果物分類は生食用の他に缶詰・冷凍といった加工用のものがありますが、果汁が多く果肉が柔らかいゴールドバレルは生食用に果物分類されています。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

フルーツ選びで気になるのが原産国です。最近は外国産のものが多く出回るようになり年中様々なフルーツが食べられるようになりましたが、原産国が外国のものは品質や農薬が気になります。その点、ゴールドバレルは子供からお年寄りまで安心して食べられる沖縄生まれの国産品です。沖縄県ではパイナップルの他にもマンゴーやパパイヤ、スターフルーツなど様々な南国フルーツが栽培されていますが、ゴールドバレルは開発に20年以上も費やして生み出された至高品です。栽培が難しく高度技術を要するため原産地である沖縄県内でも生産者の数は少なく、沖縄本島北部で一つ一つ丁寧に育てられています。

種まき時期に関しての注意特徴

苗となるえい芽の数が極端に少なく従来品種のように収獲を何度か繰り返すのではなく収獲毎に株を更新しなければなりません。しかも、苗から育てて収獲までに2〜3年、種からだと4〜5年を要することから種まきよりも苗から育てて、種苗増殖法を取り入れながら効率良く栽培するのがコツです。

収穫時期に関しての注意特徴

パイナップルは一株から一玉収獲でき、通常は1年半〜2年に一度収獲します。一方、ゴールドバレルの収穫時期は3年に一度と少ないですが、収穫時期は6月下旬~7月中旬と従来の生食用パイナップルよりも早く、収獲後は3〜5日が食べ頃なため、産地直送のお中元ギフトに最適です。

病害虫の特徴

従来品種と比べて葉にトゲがなく、病害虫に強いことから栽培管理は比較的容易です。ただ、まれに株にハダニが付くことがあり、薬剤駆除または葉水による対策が必要です。また、湿気や気温の変化によって葉の下の方が枯れてくることがあるため、枯れた葉をこまめに取り除く必要があります。

栄養分に関しての特徴

甘くて美味しいだけでなく栄養分にも優れており、疲労回復や骨の形成を助けるビタミンB1やマンガン、高血圧や動脈硬化予防に効果的なカリウムが多く含まれています。また、果実・果汁に含まれるタンパク質分解酵素は炎症を抑えたり消化酵素としての働きがあります。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

酸性土壌の多い沖縄県での栽培が盛んなように、水はけの良い、やや酸性の土壌が栽培に適しています。あまり適していない土壌の場合は、土を酸性にするための腐葉土、水はけをよくする川砂といったアイテムを利用します。耐乾性が強い一方で寒さに弱いため、ビニールハウスのような防寒アイテムもあると便利です。

果物の歴史

沖縄県が独自に開発したゴールドバレルは、果実が大きく果肉が柔らかさなクリームパインと酸味が少なく甘いブラジル品種を交配させた新品種です。冷凍品や缶詰品、輸入品との差別化を狙った沖縄県北部の東村の農家が試行錯誤を重ね、20年以上という長い年月をかけて2006年に商品化されました。

おすすめの食べ方料理方法

食べごろは収獲から3〜5日、通常は熟した状態で発送されるため届いたらすぐに食べることができます。パイナップル特有の酸味や刺激はほとんどなく芯まで美味しく食べられるのが特徴的です。皮ギリギリまでギッシリ詰まった果肉は絞ってジュースに、またスプーンで取り出してスイーツの材料や料理の隠し味に使うのが無駄のない食べ方です。果肉・果汁に含まれるタンパク質分解酵素は肉を柔らかくする効果もあります。この栄養分は熱に弱いため、調理の下ごしらえの他に加熱する必要のないドレッシングやフルーツジュースなどに使うのがお勧めです。

果物育て方の注意点まとめ

耐乾性があり痩せた土壌でも栽培できる一方で寒さには弱いため気温が低くならないよう注意が必要です。栽培に適した気温は20〜30度程度、寒さに弱く気温が10度以下になる季節はハウス栽培など工夫が必要です。気温が高い場合は土の表面が乾かないようにたっぷりと水分を与えますが、気温が低い場合は水やりを控え、乾かしすぎる程度に水を与えるのがポイントです。病気や害虫には比較的強く、また葉にトゲがないため栽培しやすい特徴がある一方で、収獲頻度が少なく、苗となるえい芽の数が少ないことから苗の確保が収穫量を大きく左右します。種苗増殖法を取り入れて効率良く育てていくことが大切です。

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