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西洋ナシ(西洋梨)の種類【グランドチャンピオン】について育て方や情報

西洋ナシ(西洋梨)の種類【グランドチャンピオン】について育て方や情報

西洋ナシ(西洋梨)の品種の一つである「グランドチャンピオン」は、アメリカ合衆国オレゴン州で開発され、1953年に日本に導入されました。果皮は全体的に薄茶色であり、熟すと黄色っぽくなります。甘みはやや少なく、酸味が強いため、輪郭のはっきりとした、アクセントのある味わいです。水分を多く含み、十分に熟成させたものはねっとりとした食感を楽しめます。大きさは200g程度で洋ナシ(西洋梨)の中では小ぶりな部類に入ります。「グランドチャンピオン」は国内では主に北海道で栽培されており、国内でも広く流通しています。

※植物図鑑の画像は無断でご利用いただけません

植物図鑑内容

果物分類の特徴

果物分類上、西洋ナシ(西洋梨)はバラ科・ナシ属に属する植物です。ナシ属には和ナシを含む約30種類が属します。和ナシが球形でみずみずしくシャリシャリとした触感であるのに対して、洋ナシは上が細く下が太い形をしており、ねっとりとした触感で香りが深く、強いです。

原産国の特徴・同様の原産国の果物紹介

西洋ナシ(西洋梨)の祖先の起源は中国ですが、中国から西のヨーロッパに移動して分化したものが西洋ナシ(西洋梨)であり、はっきりとした原産国は明らかになっていません。歴史上、古代ギリシャ時代にはすでに栽培されていた記録があり、古代ローマ時代にも盛んに栽培されていました。ギリシャ、ローマ一帯の地中海沿岸を原産とする果物ではオレンジが有名です。西洋ナシ(西洋梨)やオレンジをはじめとする地中海沿岸を原産とする果物は、古くから交易により世界中に導入されているため、世界各地で食用として栽培されているのが特徴です。

種まき時期に関しての注意特徴

西洋ナシ(西洋梨)を種から育てる場合、秋に種まきを行います。直接土にまいて発芽しない場合には、水を含んだガーゼを用いると比較的高確率で発芽してくれます。ある程度苗木が育った後は、3月頃に植えつけを行います。

収穫時期に関しての注意特徴

地域にもよりますが、一般に10月中旬以降が収穫時期になります。収穫後にさらに熟成させることによって肉質や香りを高めますので、まだやや未熟な状態が収穫に適した時期となります。完全に熟す前に収穫するように注意する必要があります。

病害虫の特徴

黒星病、赤星病、アブラムシなどが主な西洋ナシ(西洋梨)の病害虫です。黒星病、赤星病はどちらも病原菌が原因となるもので、葉が変色し、最後には落葉させて木の成長を妨げてしまいます。それぞれの症状に適した薬剤を用いるのが効果的です。

栄養分に関しての特徴

栄養分について和ナシと比較すると、西洋ナシ(西洋梨)には2倍の食物繊維が含まれています。ビタミン類は多く含まれているわけではありませんが、消化・吸収に優れた糖類を多く含むため、体力を回復させる効果が高いと言えます。

育てるのに必要なアイテムおすすめアイテム

西洋ナシ(西洋梨)の果実を確実に収穫したいのであれば、受粉させるために人工授粉のアイテムを買うのがおすすめですまた、実った果実が虫にやられないようにするためには果実袋をかけておくのが効果的です。これらのアイテムは、インターネット通販で簡単に買うことができます。

果物の歴史

西洋ナシ(西洋梨)は地中海沿岸で紀元前から盛んに栽培されていた果物であり、その品種の一つであるグランドチャンピオンは1940年代にアメリカ合衆国オレゴン州で開発され、1950年代に日本に導入されました。現在でも北海道を中心に盛んに栽培されています。

おすすめの食べ方料理方法

グラウンドチャンピオンの味わいの特徴は強い酸味とほどよい甘味の、輪郭のはっきりとした味わいです。王道である生食がグラウンドチャンピオンの特徴を最もはっきりと味わうことができるので、おすすめです。甘味が比較的弱いので、冷蔵庫から取り出してやや常温に戻した状態で食べるのがよいでしょう。また、ピューレにしてムースに使用すると、酸味のあるさっぱりとした味わいが楽しめます。中でもおすすめの食べ方は赤ワインでのコンポートです。十分に熟したグラウンドチャンピオンは香りが強く、赤ワインで煮ても香りで負けることがありませんし、酸味が残るのでさっぱりとした口当たりとなります。

果物育て方の注意点まとめ

市販の苗木を買って3月頃に植え付けをするのが一般的ですが、種から育てる場合には、秋に種をまきましょう。苗木の状態ではアブラムシが付きやすく、成長を阻害されやすいので、発生が確認されたら早いうちに薬剤を使って駆除しましょう。また、黒星病、赤星病といった病原菌による被害が生じることもあるため、定期的によく観察し、症状が現れた場合にはそれぞれの症状に適した薬剤を使用しましょう。十分に成長し、果実をつける段階になったら、確実jに結実させるため、人口的に受粉させるのがおススメです。受粉が成功し、果実の成長が確認できたら、果実は虫の被害を受けやすいので、果実袋で保護してあげましょう。

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